一富士二鷹三茄子四扇五煙草六座頭
初夢に見る物の中でめでたい順番と言わせた昔からの言い習わし。
今年はどんな初夢?
ネットで調べても、いろんな説があるようです。
1、駿河国(今の静岡県中央部)の名物順
2、徳川家康が住んだ駿河国の高いもの順
鷹は鳥ではなく富士山の近くに愛鷹山(あしたがやま)のこと
茄子は初物(その年の最初の収穫物)の値段の高さ:夏が旬のナスを冬につくる
のは、相当な手間と労力がかかった。庶民にとっては初物の茄子を食べるのは
夢また夢だった。
3、富士山は高くて大きく、鷹はつかみとる。茄子は「成す」に通じて縁起がよい。
4、縁起のよいものの語呂合わせ
富士はその形から、末広がりで子孫や商いの繁栄
鷹は高く舞い上がるから機運上昇
ナスは毛がないので、怪我が無い。家内安全を表す。
5、徳川家康が好んだ物順
富士山、鷹狩り、初物茄子
どれも本当のような感じを受けますが、どうなんでしょう?
今風には、語呂合わせの「めでたい順番」が一番しっくり受け入れ易いのですが・・・
追伸
1富士2鷹3茄子の後の続く言葉があるそうです。
4扇5煙草6座頭と・・・
扇は末広がり。
煙草は煙が立ち昇る。
座頭(琵琶法師や按摩などをして生計をたてた剃髪の盲人)
富士山は新幹線から撮影しました。
天気が良いと最高に輝いて見えます。
新宿地域ブログでは拡大写真で紹介しています。
こちらもご覧下さい。
http://shinjuku.areablog.jp/masakuni