TRACER900GTのブレーキレバーとクラッチレバーを交換します。
購入したのは、EFFEXのスムースフィットレバーです。
まずはクラッチレバーから交換します。
TRACER900GTにはハンドルガードが付いています。
下側のナット(10M)を緩めれば外せそうです。
ナットの左の青、赤、黒の配線は、クルーズコントロールのキャンセラーユニットです。
右側がウインカー、ヘッドライト、クルーズコントロール、走行モードなどのユニットです。
下側のナットを外してもハンドルガードのプレートが邪魔して、ボルトを抜くことができません。
ハンドルガードを外すためにミラーを外そうとしたら、レーダー探知機が邪魔をして外せないので、まずはレーダー探知機を外します。
ハンドルガードはミラー部分とグリップエンドで固定されていました。
ハンドル周りが丸裸になりました。
ようやくボルトを抜くことができました。
商品説明にもあるように、滑らかな曲線です。
純正グリップには調整機能はありません。
純正グリップのスペーサーは、新しいレバーに流用します。
金属が摩擦する部分にグリスアップしておきます。
続いて、ブレーキレバーです。
ブレーキレバーもグリップガードが邪魔をして、ネジを回すことができません。
ミラーとグリップガードを外します。
ブレーキレバーはネジ止めされていますが、緩み防止に下側にもナットで締め付けられていました。
ブレーキレバーは、ほんの少しだけ調整できるダイアルが付いていますが、ほとんど同じです。
最終チェックとして、トルクレンチで規定の7Nmで締め付けていることを確認します。
ライダー目線からはゴールドレバーが見えますね。
前からは上から見ないと見えませんが、フロントサスペンションのゴールドとマッチしているように見えませんか!
一番広い「6」では、レバーに第1関節が掛かります。
一番狭い「1」では、第2関節が掛かります。
XLサイズの私の手でも、ブレーキレバーとクラッチレバーが遠いと思っているのに、ミニモニサイズの娘ちゃん達は、どうやって握っているんでしょうね?
普通のオートバイならレバー交換は10分で簡単にできまが、TRACER900GTのようにグリップガードが付いていたりすると、30分もかかりました。
自宅にあるKTCやSnap-onの工具でやっているので30分でできましたが、車載工具だと交換は難しいです。
グリップガードが付いているので、レバーが折れることは考えにくいですが、折れるような転倒なら走行も困難な状況だと思うので、バイク保険のロードサービスを呼びます。
ロードサービスはレッカー移動が180kmまで無料のバイク保険に入っていますから安心です。
ちなみにJAFの場合は15kmまで無料、三井ダイレクトは近くの修理工場か50kmまで無料、チュウーリッヒは100kmまで無料ですが、修理代は修理工場により高額請求になることもあります。
SOXでバイク保険(東京日動火災)に加入すれば、ちょっと割高だけど180kmまでのレッカー移動が無料だし、180kmを超えても最寄りのSOX店までは無制限で運んでくれる。
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これも、SOXで購入を決めた要因でもあります。
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