警察から逃げた容疑者が、ヒッチハイクで移動していたらしいですな
人の善意を利用して、洋服を貰ったりしながら逃走を続けて
最後は出頭して「オナカスイタ サムイ」と言ったそうで、実に腹立たしい事件でした。
さてさて、そんな嫌なお話はさらっと流して
今北杜夫さんの、どくとるマンボウ航海記を読んでいます。
ちなみにブックオフで購入しましたです
どうしても、紙の本にこだわりがあり、電子書籍の器械はあるのですが使っておりません。
北さんのユーモアのセンスが好きで、本を読みながら大爆笑していますが
彼の事を調べてみたら躁鬱病だったそうですね。
診断を受けた訳ではありませんが私もそううつ病じゃないかと思う事がよくありました。
ありました、というのはつまり、今は違うってことで
年を重ねて気が短くなったり、怒っぽくなる場合もありますので、幸いです
まあどんな人も感情の起伏があるのは当たり前で
それを自力でコントロールできれば、うまく社会で生きていけると思います。
それが出来ないと、そういう病名がついてしまうのかも知れませんが
北さんはその症状さえユーモラスに表現して、躁鬱病に対するマイナスイメージを少なくするのに
一役買われたそうです。
話しがあちこちしますが、感情の起伏が激しくなくなったってことは
逆に淋しい事のような気もします。
心のときめき、つまり恋をすることもできなくなってしまった
韓流スターや氷川のきよしくんに、キャーキャー言っておられるご年配の女性たちがうらやましいです。ほんとです。
恋をして、胸がキュ~ンとなる感覚さえ忘れてしまいました。
てか、人妻が何を言っているのかって話ですな~アハハ
どこかで感情を抑える術を身に付けたようです。
それは逃げでしょうか。。
いいえ誰でも
それが大人というものです。はい。
北杜夫さんと言えば「さびしい姫君」という作品があります。
さびしい王様 さびしい乞食 の後で書かれた本ですが、若い頃このタイトルに釣られて本を買って読みました。
その頃はきっと「さびしかった」のでしょうね。
結局その姫君は王様に強く愛されていたのですから、な~んだ・・・・と思っちゃいましたけど。。
寂しいと淋しいの違いってなんだと思いますか?
つる姫の辞書によると、寂しいは周りの状態、静かな場所とか。
淋しいは、心の状態。まあ、字的には林に水ですけどね。
さんずいは水や液体に関するものに付けるものですから
つる姫の辞書的には、さんずいに心と書いてさびしいと読めばよさそうです。
ちなみに
沁(シン し-みる) という字は、しみる。水がしみる。心にしみる。という意味だそうですよ。
今はさびしいとか言ってられないんです。
それもまたさびしい事ではありますな
でもね、人の本質はそう簡単には変わらないものですよ。
ね?
そんなこんなで今週も週末になりました。
珍しくお出かけ夜更かしの二連ちゃんでしたが、よい二日間でした
今日から軌道修正です。
年末の大掃除を始めますよ
それでは皆様風邪をひかないように気を付けてお過ごしください。
ご訪問ありがとうございます。
感謝をこめて つる姫