笑われるでしょうけど、とある場所のひとり呑み同好会、みたいなグループをフォローしています。
今の私にはアルコールは関係ないけど、結構一人で飲んでいる方がおられて、面白がって拝見しています。
どのようなお立場か、状況かわからない方もおられますが、深夜の長距離トラックの運転手さんが、仕事を終えた朝にビールをひっかけてこれから寝ます、みたいな方にはお疲れ様~とか思いますし、誕生日を一人で乾杯されている方や、一人旅の先で、お酒を飲んでいる方には、親近感を覚えつつ。
おひとりさま、とはいえ、今の時代は、こうして傍らにスマホを置きながら、誰かとつながっているような気持になってお酒を飲んでいる、なんだか、複雑な気もします。
ただ、ご主人を朝仕事に送り出してから、飲み始めた~~などという方は、だいじょうぶかなあって、他人事ですがちょっと気になります。
私も、近年は一人で飲むことが多かったですが、アルコールも一歩間違えば依存症。
有名人の方にも、それで棒に振った方も少なくありません。
ひとにはそれぞれ抱えている闇もあり、何かに逃げたいこともあるでしょう。
私は、昔はどうだったか忘れましたが、一人でいることに苦痛を感じない人間ですので、逃げてお酒を飲むということはないはずですが。
色んな説があり、細かくは書きませんが、いまはお酒も百害しかないといわれることも多いです。
人によっては体が受け付けないこともあるでしょう。
この私も、もう半年以上一滴のお酒も飲んでいませんが、お酒を楽しめるのは、元気だからなんだなあと感じる部分もあります。
近年は、お酒に限らず、おひとりさまが珍しくなくなって、一人旅でも女性のおひとり様を見かけることも多くなり、私も肩身が広くなりました。
ひとり呑みだけじゃなくて、空や風景写真、昭和の話、猛禽、野鳥など、私の嗜好に遭うグループを楽しんでいます。
しかしながら、このひとり呑みだけは、ちょっと注意が必要かなあとか思ったりする自分もいます。
わが国固有の日本酒は、8世紀頃(奈良時代)に製造方法が確立されていました。
しかし、当時は庶民が自由に飲めるものではなく、祭礼・正月・慶事などの際に飲むものでした。
現在でも、神前へのお供えや、結婚式の三三九度などに、その風習が残っています。
といわれるように、お酒はもともと神聖なもの。
海外では最初のアルコールは、医療用のためにお医者さんが発明したようなことも書かれていました。
また、古代では今日と異なり、水をそのまま飲むのは不衛生な時代、ワインやビールは安心して摂取できる水分で、カロリ
ーも高く、質素な食事を補う、まさに「命の水」だったということです。
ヨーロッパ旅行した時、ワインは無料で水は有料だったの、思い出しました。
また、話は違うけど、コカインなどというものも、もともとは空腹を紛らわせるためにかじっていた、などという話を聞いたこともあります。
いつの頃からか、いまみたいになっちゃったんですねえ。
ワイン一本何十万とか。一グラムいくら、とかしらんけど。
さすがの私も、朝からひとりでのむようなことはなかったですが、今後お酒が飲めるようになっても、一人のみでも、美味しいものと一緒に美しくたしなみたいと、このグループの皆さんから学ばせていただきました。
同じ嗜好を持つ見知らぬ皆様ですが、お酒で身を亡ぼすような方がおられないことをちょっとだけ祈らせていただきます。
ちょっとだけというのは、それは、私の課題ではないから。
美しくかっこいい高齢者を目指していますので、お酒は飲めません~~よりも、少しくらい飲めた方がいいような気もしますって、勝手な価値観。
今日の言葉
『私の血はインクであり、またワインでもある』
アメリカの小説家・詩人であるエドガー・アラン・ポー
『ワインは詩の液体である』
「ジキル博士とハイド氏」で有名なスコットランドの作家ロバート・ルイス・スティーヴンソン
WHOなどの検証とは別物として、お酒が心に有用なものであることも、確かなように思えます。
今の私はアルコールを欲しているのではなく、お酒が楽しく飲めるという体の健康を求めているのだな、と思う。
お医者さんは11月に入ったらお酒飲んでもいいよ~と、聞きもしないのに言ってくれましたが、月末の孫たちのお誕生会での、一杯のシャンパンを楽しみに、それまでは、解禁しません。
一年ほど前の孫息子。
孫息子は、歯が6本生え、もうそろそろ歩き始めそうですが、子どもの成長に驚き、わが身の加齢の促進にビビる今日この頃。
華麗なる一族。りんごとはちみつとろりとけてるカレー。
ご訪問いただきありがとうございます。
感謝をこめて
つる姫