来月末で5才になるこたろうくんですが、去年4才になった頃から、「自我」のようなものが出てきたなあと感じていました。
呼んでも来ないというような事もたまにあり、何を考えているのかと思いを寄せる事も。
可愛らしい自我、と思っていましたが、去年末に娘が家を出てから、ちょっとまた様子が変わりました。
わんこは群れの中で、立場が下から2番目にいるのが一番安心する、と聞いたことがあります。
多分ですが、こたろうにとっては、娘が格下だったのではないかと。
まあもしかしたら私が格下だったかもしれませんが(爆)
それが、一人と一匹だけになって、精神的に不安定になったのかなとも感じました。
その頃からおなかが緩くなることもしばしば。元気も食欲もあるのですが。
一番驚いたのが、お散歩中の他のわんこに接する態度が変わったんです。
先月、ゴールデンの子犬にほえちゃったんです。子犬と言っても自分の何倍も大きな子でした。
吠えるって言っても、がるって一度。歯を出したり威嚇するような表情にはなっていませんでした。
これにはおどろいたのですが、それからは他のわんこに会っても、穏やかに挨拶をしていました。
ところが、昨日のお散歩中、なんちゃらレトリーバーという大型犬と挨拶している時に、またも最後にウワン!
これも攻撃的な態度ではなかったのですが、またもびっくり。
もしかしたらですが、自分よりかなり大きなワンちゃんに対して、虚勢を張っているのか?
ワンコの気持ちはわかりませんが、自我の目覚めと立場的な不安、みたいなものがあるのでしょうか。
現実には二人で暮らすしかないので、何とかうまくやっていかなければと思っています。
甘やかしすぎてもいけませんしね。ホント、難しいですが、大切なパートナーです。
彼の時間は人間の何倍もの速さで過ぎていき、犬の五歳は人間の36才。アラフォーになるこたろうくんも永遠にこども。
自立することはないのですから。
いつものアオサギさん、いたよ。
二月も終わり、今年も6分の一が過ぎていきます。
コロナに戦争、父の件、他にもちょいちょい。
このところこころが折れている私ですが、こたろうと自然や生き物に癒してもらって過ごします。
好きな事をしてわんこと暮らす、これがいかに幸せな事かと思いますが、幸せを口にすることさえ憚られます。
そんな昨夜、孫がトイレでおしっこできたという動画がきました。
こどものトイレを見守る息子夫婦、世界中の子どもたちが、保護者の愛を受け、当たり前の日常を過ごしてほしいと感じました。
何が起こっているか理解できない乳飲み子を抱える親の姿には、涙しかありません。
悲惨な事は、家庭の中でも起こりますけれど。
最後までお読みいただきありがとうございます。
感謝をこめて
つる姫