湘南から戻ってきたのが2020年の9月。
その8月の終戦記念日に向けて、平和を祈る思いを込めた絵を描きました。
平和を願う絵ですから、最近描いている空とは違い、明るい空の色にしてますね。
それ以来1年4カ月、全く描けない日が続きました。
描けなくなったきっかけは、とある精神的打撃と、家族の生活のリズムもあり、思うように絵を描く時間の割り振りが出来なかったからです。
絵を描いている途中で、ご飯の支度、とか無理。
不器用でマイペースな人間なんで、そういう意味でも人間的解釈の一匹狼なんだなあと思う次第です。
相棒はオオカミが先祖のこたろうですけど。
去年8月頃からネットフリックスに入って、これまで実に200本近い映画を観ていたのですが、ちょっと食傷気味。
今は内にためてきたものを出していく時期に突入。
娘も出て行ったので、自分の生活スペースを作り直し、思う時間に思うように絵を描いています。
リビングの大きなテーブルを撤去して、一人用の椅子で使うこたつを買いました。
暖かくなれば、普通のテーブルとして使えます。
こたつの好きなこたろうくんにとっても、ヒーターが高いところに離れるので安心です。
ホットドッグ、になるんじゃないかってくらい、こたつにいる時間が長いんです。
こたろうは犬種の割には寒がりなのかな、まるでにゃんこです。
ソファに座りながらこたつに足を入れて、周りにお絵かきの道具を置くスペースも作りました。
昔なら、蛍光灯の紐を長くするかも(昭和の人ならわかるよね)
今描いているのは、珍しく人物の入った絵です。
母の若い頃の写真が出てきたので、描いてみようと思いました。
セピア色の写真、洋服の色も周りの状況もわかりませんし、日差しのコントラストが強くて、目は真っ黒な穴になっているので、どこを見ているのかもわかりませんが、歯を見せて笑っています。
どう描くか、私なりの解釈と想像で進めています。
来月1日は母の誕生日なので、その絵を贈ろうかなとも思っていますが、こだわりの強い人ですから気に入ってもらえるかどうか。
父にも以前肖像画を贈ったのですが、褒めてはもらえなかった気がします。
考えてみれば私も自分を描いてもらったことがありますが、え?私ってこんな?と思って好きになれなかった記憶があります。
写真のように簡単に贈れるものではないのかも。
描く人の思いも込められるし、肖像画は重いものなのかも知れませんね。
若き日の母のやわらかそうな頬とすらりと伸びた腕。
この頃の母は、誰かに恋をしていたのかしら、どんな夢をみていたのだろうと思いを馳せつつ、筆を進める事にします。
母は88才の米寿を迎えます。
今日は曇り空、買い物をして常備菜を作ってから、制作活動に入ることにします。
常備菜、家族がいる時はほとんど作りませんでした。
なんか、残りものを出してくる、みたいな感覚があったんですよね。品数が増えて便利なのに。
一人暮らしには重宝します。
こたろうくんのお散歩は今日はお休み。その代わり、大好きな音の出るボールで沢山遊んであげるよ。
楽しいお絵かきとこたろう、こういうのがしあわせっていうんだ。
にんげんといぬだもの。
みつこ
爆
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感謝をこめて
つる姫