今日の映画は
高田郁さんの時代小説が原作。角川春樹さんが監督です。
何度かドラマ化され、テレ朝系では、澪を北川景子さんが演じられたこともありますが、澪はあんな綺麗な子じゃないし、どちらかというとNHKの黒木華さんのイメージかなと。
因みにふたつのドラマでは、野江を貫地谷しほりさん、成海璃子さんが演じられていますが、今回の澪の松本穂香さん、野江の奈緒さん、なかなかよかったのではないでしょうか。ビジュアル的な事ですけど。
澪は、お稲荷さんの目が、野江のまなざしに似ていると言っていたので、成海璃子さんは違うかなあと。
この映画だけ観たらどう思ったかわかりませんが、何年も前、全10巻もある原作を夢中で読んだ私。
原作がとても素晴らしかったので、どうしても物足りさが残りました。
私は、観てから読む派、なのですが、それが正解かなと思います。
日本の映画には、有名な俳優さんがちょこっと登場することが結構ありますが、
この作品にも、反町隆史さんとか松山ケンイチさんなどが、一瞬登場されて、別にそんなとこにお金かけなくても、と思っちゃいますが、何か、協定でもあるんでしょうか(笑)
戯作者役の藤井隆さんは、役者さんとしてのイメージはそんなにないけど、はまり役だった。
種市の石坂浩二さんは、なんか違うかなって思った。
あの浅野温子さんが、中村玉緒さん的になっていた。爆
当たり前ですが、役者さんによって、作品の印象はずいぶん違うんだろうなと思います。
取り巻く俳優陣の、イメージ癖が強すぎて目だちすぎても駄目でしょうし、キャスト選びは大変でしょう。
幼い頃、占い師から、野江は旭日昇天、澪は雲外蒼天という言葉をもらって、人生を送ります。
読んだり観たりされてない方のために、ネタバレはしませんが、運命というものがあるとして、人生に欠かせないのは、やっぱり人との縁だな、と改めて感じさせてくれる映画です。
あなたのまわりには、尊敬できる素敵な人たちがいますか?
そうだとしたら、それはあなたが頑張って生きてきた証です。
ご訪問いただきありがとうございます。
感謝をこめて
つる姫