冷たい雨、と聞くと、ユーミンの歌を思い出しますが、偶然にも今朝のテレビで彼女をお見かけしました。
なんでも、コロナ禍で精神的に相当なダメージを受けられた時期があったそうです。
彼女には、なんと100歳のお母様がおられるらしいですが、面会もままならず、辛い思いをされていたようです。
何十年もの間数々の名曲を生み出し、今もお元気そうに活躍されているユーミンさんでさえ、コロナによって、少なからずのダメージを受けておられたのですね。
コロナが陰謀だとか、ただの風邪で騒ぐなとか言っておられる人々は、一体なんなんだろうと、改めて感じるとともに、ユーミンさんは、きっとこの先、これまで以上に人の心に寄り添える、素晴らしい曲を作ってくださるのだろう、と思いました。
傷ついたり悲しんだりできない人に、人の心を動かすことはできないと思うし、それらを拒否するよりも、きちんと受け止め、乗り越えて行ける強さが、本当の優しさにつながるのではないでしょうか。
テレビの報道は、ほんの一部の切り取りだということを理解したうえで申しますが、コロナで旅行を諦める若者もいれば、誰かが動いて経済を回す必要がある、と言っている若者もいました。
私には、後者の考えを否定することはできませんが、行動を正当化しているだけのようにも思えてしまい、よほどの自信家だな、こんな人が世の中を動かすのかな、とも思いました。
もし、ご自身や大切な人が罹患したらどう感じるんだろうな、とも。
まあ、政府が打ち出した政策がそもそも、だとも思うのですが、コロナで死ぬか、苦に自殺するか、とか、そんな究極を言われたらなんにも言えなくなりますよね。
感染が収まらないアメリカの話ですが、選挙前後も含め、テレビでは密になった場所を敢えて報道し、極端な話、アメリカの人はみんなどうかしている、と思うような場面ばかりを見せられています。
実際には、そんなことはない。
今週の感謝祭にも、同居の家族以外との会食も禁止されている場所もあるようです。
我慢している人たちも大勢おられるのです。
その渦中のアメリカの友人は、コロナによって人々の意識がさらに顕著に向上している年だとおっしゃっています。
その言葉の中に希望を見つけましょう。
新型コロナは、こんなにも文明の進んだ人間でさえ、容易に押さえ付けることのできない生き物です。
この先の不安は拭えませんが、この禍で人間の傲慢さを思い知り、よりよい世界へ向けてのチャンスにつなげるべきですよね。
長い長いトンネルですが、みんなで力を合わせて、一日も早く出口の明かりをみたいものです。
相応しい写真がみつからなかった~^^
今日もつつがなく過ぎますように
感謝をこめて
つる姫
私の好きなものは笑顔。笑顔は世界を救うと信じるつる姫のブログです。
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