☆つる姫の星の燈火☆

#226 今こそ感謝の気持ちを

楽しいクリスマスも過ぎ(苦笑)
そろそろお仕事納めの方も多いかと存じます。
ブログ納めしたのですが、どうしても書いておきたいこともございますので、更新しております。

今年の年末年始は、私にとっても多くの方々にとっても、これまでとは意識の違うものになるでしょう。
緊急事態宣言こそ出していただけませんが、多数の方はステイホームを基本に過ごされることと思います。
各世代やご家庭によって、年末年始の過ごし方には違いがあると思いますが、私のことを書きます。

私は昭和30年代、高度成長期という時代に生まれ育ちました。
育ちは、山の田舎。お正月前後は雪が降ることも多い地域でした。
実家は父が始めた小さな写真館。
自営業でしたので、両親は年中ほぼ毎日家にいて、今の時期は、クリスマスから年末の大掃除やお餅つきなど、すべて家族全員が協力して行っていました。
写真館自体は、基本年中無休で、お正月も晴れ着のお姉さんたちが、スタジオ写真を撮ってもらいに来店されていました。
幼い私は、せっかくのお正月に、両親がスタジオに入って仕事をすることに、少なからずの不満があったように記憶しています^^;

ご近所には、遠方まで初詣に行くご家庭もありましたが、私の家には初詣、という風習はなかったです。
徒歩一分のところに、八幡神社がありましたが、そこに初詣に行く人はまずおられなくて、雪が降れば急な階段は人が歩ける状態ではありませんでした。
ちなみに、初めてそこに神頼みに行ったのは、受験の時でした。
滑りそうな階段、滑らずに上ってお願いしたら、滑りませんでした。

ということで、私にとってお正月は家族がみんなで集まって、家にいるのが当たり前でした。
その頃この時期は、雪に閉ざされた地方だったということもあるでしょうが、そもそもその頃は年末年始はお店屋さんもお休みで、休みに入る前にお正月の買い物を全部済ませて、ステイホームというのが、普通のことだったと思います。

大みそかにだけは許される夜更かし。
紅白歌合戦が終わった瞬間、画面が雪に埋もれたお寺の鐘に切り替わり、除夜の鐘がゴーン、となるのを聞いてから眠ったものです。
お正月には、掘りごたつを囲んで、家族でお正月らしい遊びをしました。
こたつとストーブのある居間に集まり、家族はそれぞれの時間を一緒に過ごしていました。
父は趣味のプラモデルやラジコンの部品を広げ、母は編み物の毛糸玉をころがし、私は冬休みの宿題。
幼い弟は、じゃまばかり(笑)

時は流れ、私は東京に出稼ぎに来て、お盆の帰省はしても、寒くて雪が降れば交通機関もストップするような実家のお正月に、帰省することはほぼなくなりました。
上京できなくなったら大変ですからね。

それから、社会の様子も大きく変わりました。
かつて当たり前だった家族の在り方も変わりました。
そして、このコロナ禍の年末年始。
昔は当たり前だったお正月の過ごし方を思い出す年代の方も少なからずおられ、郷愁を覚えていらっしゃるようです。
私もそのうちの一人ですが、大きく違うのはパンデミックで迎える年末年始だということ。
私たちが昔を懐かしみながら、おうち時間を過ごす間にも、医療機関の方は必至で命と向き合い、戦っておられる。
病気に年末年始はありませんが、これまでの救急医療とは大きく違うはずです。

医療関係に限らず、休むことのできないお仕事の方たちのことまで思いを馳せると、おとなしくステイホームができること自体が、いかにありがたいか気づくでしょう。
それを我慢だとか勝負だとか、ストレスに感じるのは、違うんじゃないかなと思います。
もちろん、ストレスを感じるな、というのは無理なことですが。

そもそもステイホームができるのは、生活に必要なものを作ったり運んだり販売してくださる方たちのおかげです。

嘘か誠か、コロナ禍において、人として信じられないような言動をする方たちも一定数おられます。
ほんと、人間って怖い、とつくづく思う。
日本政府の政策も決して褒められたものではないですし、一人一人の性善説に訴えるのも限界があると思いますが、この最悪ともいえる状況の中で、「感謝する」ということをもう一度しっかりと考えてほしい。

ステイホームができるしあわせに気付いてほしい。
それができるために、必死で働いてくださっている方たちに、感謝してほしい。

そこに気づいた人だけに生き残ってほしいとまで思ってしまいます。

何度も書きますが、私の来年の漢字は「芽」
コロナは新世界を創造するチャンスなのかもしれません。
いや、チャンスにしなければいけないと思います。

私はおろかなことを書いているかもしれませんが、大まじめです。
コロナを恐れず過ごしている方の気が知れません。
自分がよければ、ほかの人はいいのか。
結局は自分の首を絞めることになるんじゃないのって、思う。

一年間ありがとうございました。
来年もよろしくといえない感じですが、これ以上状況が悪くならないことを祈って、今度こそブログ納めします。

今年もあと4日とちょい。
穏やかな年末年始になりますように。
祈りと感謝を込めて
つる姫

支離滅裂になってしまいました。
コメントは入らないようにしていきますので、ご了承ください。


私の好きなものは笑顔。笑顔は世界を救うと信じるつる姫のブログです。

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