以前も書きましたが、4年前のふうせんかずらの種(シュではなくタネ)は、10粒うえて5粒発芽し、すでに何十個もの種を収穫しています。
何年も前から、タネの生命力というか秘めたパワーには魅力を感じていました。
地球上で生命が生まれて進化したのは、植物のおかげと聞いたこともある。
種(シュ)を継続するための知恵とパワー。
収穫した種を取り落としたとき、どこまでもころころ転がっていくのを見て、タネの形にも理由があるのだろうなと思いました。
落ちる地面にもよると思いますが、びっくりするほど弾んで転がっていきます。
丸いのは、転がるため。
丸くないのは、そのまま地面に刺さって発芽するのでしょうか。
実を鳥に食べさせ、体内に入ってもタネは消化されず、フンとして排泄されて発芽する。
あんな小さな種から芽が出て、タネとは似ても似つかない色や形の葉や花が咲くなんて、私にとってはロマンでしかありません。
虫もそうですよね。種類にもよりますが、タマゴから幼虫、蛹になるものもあり、そして成虫へ。
砂漠の雨季に水たまりに生まれた卵が、乾季に乾燥してしまうのですが、何年も生き延びて、雨が降ったときに孵化する話を観たこともあります。
植物や虫に感情はないと思いがちですが、私はあると思います。本能みたいなものだけではないと思う。
同じように見えるけど、どれもオンリーワン。
模様や形も微妙に違うのです。
だからなによ、という話になってしまいましたが、昨日ベランダに来たカメムシちゃんを見てそんなことを思いました。
虫の画像が出ます。
閲覧注意(笑)
いつも見るカメムシより色が黒かったので観察しましたが、よく見るときれいですね。
種類が違うのかな?
今朝も少し移動して止まっています。
虫の苦手な娘さえ、近くで見ていました。
スペシャルカメムシですね。
足がなくて移動できない小さな植物や菌類だって、それぞれの知恵を働かせて種をつないでいるのです。
美しい地球を台無しにしていまさらビビっている人間様。
すべてが人間のせいとは思いませんが、すぐそばにいる小さな命たちをみると、人間に生まれてきてよかったとは思えない自分がいます。
ですが、いただいた命ですから、大切に生きないとね。
神がすべての生物を作り、その姿は不変である。
かつてキリスト教ではそう信じられていたそうで、ダーウィンの種(シュ)の起源説、宗教界からの反発がすごかったそうですが、宗教と言えば、最近見た映画に衝撃を受けた私です。
その話はまたの機会に。
さて、今朝もふうせんかずらの種の機嫌を見てきます。
ハート模様のかわいい種ちゃんたち。
最後までお読みいただきありがとうございます。
今日も笑顔で過ごせますように。
感謝をこめて
つる姫