パームスプリングスでゴルフ、ラスベガスでカジノ他、ロスの観光などを盛り込んだツアー。
私は添乗員の役を買って出た・・・というより
成り行き上そうなってしまいました。
まず、成田空港で、集まって来るお客様をお迎えし、搭乗手続き。
慣れない仕事に四苦八苦でした。
自分はどんな仕事でも完ぺきにやりますと、面接で猛アピールした手前
出来ないとは言えなかったのですが、私には本当に大変な作業でした。
お客様は私をプロだと思っているので、あいまいな態度はできません。
バブルの当時の事、詳しくは書けませんが
大儲けしていた、とある業界のお客様たちです。
派手でわがままなお方が多かったです。
私が連れてきたあのご夫婦は、その中で浮いてしまっていました。
なんだか申し訳ない気持ちでした。
やっと全員が集合して、この先のスケジュールなどを説明します。
私より若い専務や部長は、すべて私にまかせっきりです。
朝から立ちっぱなしで、慣れない仕事をしていた私は
その頃にはもう、喉はカサカサ、足も棒。
すでに声も出ないくらい疲れていました。
ワイワイガヤガヤ騒がしい中で、私の声は皆さんに届きません。
すると
「声が小さくて何も聞こえねえぞ!」と大声で怒られました。
マジで泣きそうになりましたが、声を振り絞って対応して
どうにか皆さんを飛行機に乗せる事が出来ました。
飛行機の中で、しばしの休息。
こんな苦痛なフライトは人生一度きりです。
飛行機がロスに着くと、またまたお客様のご案内で東奔西走。
しかし、現地のスタッフが数人合流しましたので
成田の時よりはましでした。
ホテルについても、何かと用事を言いつけて来るお客様がいて
ゆっくり休んでもいられません。
一度はあこがれた添乗員の仕事、やらなくてよかったなあ~と思ったものです。
私のお客様のご夫婦は、そんな私を気遣ってくださり
ゴルフ場のコンドミニアムに泊まった時は、
手作りの朝ご飯に招待してくださいました。
まさに、砂漠のオアシスのような方たちでした。
ゴルフ三昧の後はカジノ、旅は続き最後はロスの観光です。
現地の駐在員が確保してくれたビバリーヒルズホテル。
車が混んで、到着は2時間ほど遅れて、午後9時を回っていました。
お客様たちをお部屋にご案内した後、日本から来たスタッフもそれぞれの部屋を割り当ててもらいました。
現地のスタッフが私に小声で言いました。
「つるさんだけに、特別な部屋を用意したから、ほかの人には内緒ですよ」
言われた部屋のあるフロアでエレベーターを降り
自分の部屋に入りました。
中には大きなソファと大きなテレビ。
あれ??あるべきものがありません?!
つづいちゃう。
ごめんね~。また続いちゃった
ご訪問に感謝します。 つる姫
今年も出しました。手書きのトトロハロウィン。
そうめんの箱のふたです(笑)
先ほど生まれ始めて朝の虹をみました!!
写真は明日アップ予定です。
雨上がりなのに屋根に上ってしまいました。あぶない!!
いいことありそう