☆つる姫の星の燈火☆

#219 地震の夢と植物

東日本大震災と、熊本地震の時には、まさにその日の朝に、大地震の夢を見て、家族に話していたのですが、ぴったり当たってナマズおばさんと呼ばれていたこともあります。

しかし、その後の大地震、新しいものでは、石川や先日の宮崎などの地震の時など、最近はナマズ的な予知夢を見なくなっていました。

そんな昨夜、久しぶりに、巨大地震の夢を見ました。

今回の場合は、最近特に地震の事を気にしているからだろうなあと思います。

先日の地震で備えを再点検したばかりなので、まあ後は運を天に任せるのみ。

ちょうど夏休みやお盆休みで、帰省や行楽の予定がある方も多いでしょうが、出先で何か起こった場合の対応の事も、頭に入れておかれることをお勧めします。

まあ大丈夫だろうとか、全くそんなことは意識しないでいることの方が多いワタシたち。

そうじゃなければ、恐ろしくて何処にも行けないし、何もできませんし、これまた運というもので、明暗が分かれることも多いのでしょう。

 

さて、暇な私の話はここから長くなるので、忙しい方はスルーしてください。

今朝は、NHKとBBCが協力制作した、グリーンプラネットという番組を観ていました。

これまた、途中からだったのですが、とても興味深いものでした。

さすがNHK、お金があるといい物が作れるんだな、と感じるし、そうじゃないといけないし。

絶滅しそうな植物の種を保存しているという話があって、世界中から集めた種を、マイナス20度の倉庫で保存しているそうです。

これは、ノアの箱舟種版みたいだなと思いました。

こっそり瓶に入って冷凍保存されておこうかなどと、ばかな事は考えないでね。

植物が地球の生き物を育む元となっているのは確かでしょうが、人間のせいじゃなくても絶滅したり進化したりするんじゃないかな。

種を保存して、将来何の役に立つんかなあ、とも思いましたが、外来種の繁殖力が半端なく強いように、将来この種たちが地球を救うのかなとも思いました。

その時冷凍保存されていたあなたが復活して、また諸悪の根源になられぬようお願いします。

そもそも、地球が出来て、植物ができたことにより、光合成よって酸素が保たれ、それを食べる虫が現れ、大きな動物の食を支えることにつながって、すべての生き物が、進化や絶滅を繰り返して今に至る。

そこに人間が絡んでくると。。

未来に地球が元のような環境に戻った時に、あの種が役に立つんだ!

 

そもそも、人間だって、大昔は自然にあるものを、うまく利用して暮らしていたんですよね。

それが、人間というものはやたら頭が大きくなって、良くも悪くも賢くなって、欲が深くなりすべて自分たちの都合のいいようにして、そして、いまさらになって、慌ててなくしたものを取り戻そうとしている。

 

地球で利用できる土地の内多くは農地で、その多くは家畜の飼料を作るための畑なのだそう。

その飼料を食べる牛などを飼う牧場の面積の占める割合も大きいとか。森を伐って牧場に。

温室効果ガスの中には、牛の排出するもの、げっぷとか排せつ物から出るものの比率が多い、などというような話を聞いたこともありますが、調べてみると、畜産関係の側の内容では、牛が草を食べることのメリットを力説されておられました。

うまく共存するための研究、牛のげっぷを少なくする飼料とか。

都合や立場により、見解が違うなあと思いました。

南米のどこかで、とある牧場主が、持っている牧場をすべて森に戻そうという取り組みをしたそうです。

木の苗を植えて・・・・なんと5年ほどで森がよみがえり始め、その木が育む草花が芽生え、生き物が戻って、10年ほど経った今では、食物連鎖の頂点に立つ哺乳類までもが暮らす、豊かな森になっているとか。

諸悪の根源が人間の欲、とまでは言えませんが、たった一人の人の想いが、10年ほどで大きな森をよみがえらせたという話は、とても希望が持てるものでした。

ただ、そんな方向に舵をとれない人の方が多いし、もう元には戻れない。

お肉の好きなわたしとしても、レバ刺しはもうとうの昔にあきらめたけど、大豆の肉に慣れる前に寿命が終わる。

 

だいぶ前に、サバイバルファミリーというコメディ映画を見たことがありました。

ある日突然、電気が使えなくなり、とある一家が東京だか神奈川から、自転車や徒歩で、九州の方まで移動するお話でした。

確か岡山の山の中に親戚があって、そこでは電気がなくても、普通に生活するおじさんがいたような。

私が生まれ育った昭和中盤の田舎では、確かに、もし電気がなくても生活できたような気がします。

薪でお風呂を沸かして、テレビがなかったときはラジオを聞きながらご飯を食べていました。

冬の夜は火鉢や豆炭のこたつ。

夏は蚊帳、外から入ってくる涼風と寝るまで母がうちわであおいでくれて、十分寝れました。

そういえば、眠る寸前までのうちわの音、かすかに思い出した。

水はポンプで井戸水。

たらいで、スイカやトマトを冷やして。

今、災害で電気がとまったら、なんもできんです。

暑い時には、死んでしまうかも。

 

長々とすいませんでした。

誰のせいか自然の摂理か、人類含め地球に生きる多くの命が危機にさらされています。

今日一日今この時を大切に生きましょう。少しばかりでも、他者への思いやりを持って。

それが同じ地球に生まれた私たちが、一隅を照らす、ということなのではないかな。

 

今週は二つの原爆の日のための絵。

去年の作品ですが、ヒロシマ原爆の日に

今年描いたナガサキ原爆の日

今、終戦の日のために絵を描いていますが、これまた思うようなイメージに描けずにいます。

明日からちょっとバタバタしますので、ちょいちょい更新が途切れるかもしれませんが、生きてますのでご心配なく。

私だって忙しい時もあるのよ。

 

今日の言葉

できることを あるものをつかって 今いるところからはじめなさい

セオドア・ルーズベルト

 

御意

 

ご訪問いただきありがとうございます。

感謝をこめて

つる姫


私の好きなものは笑顔。笑顔は世界を救うと信じるつる姫のブログです。

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