またも少し古い映画のお話です。
野村萬斎さん主演の「はないくさ」2017年公開
戦国時代の京都で、花を生ける事で世の平穏をいのる「池坊」と呼ばれる僧侶の中でも、名手とうたわれていた、専好(野村萬斎)が、信長亡き後、天下を手中に納めた秀吉の圧政で苦しむ人々や、友であった千利休を自害に追い込んだ秀吉に、力ではなく、花の美しさで立ち向かおうとする。
というようなお話です。
池坊といえば、知らない人はいない華道の家元で、ワタクシメも、ちょっとばかりその流儀で花嫁修行(死語か)をしたこともあります。
実際には、自分の思うようにいければいいじゃん、みたいな~。
話がそれました。
秀吉のことは、先日観た清須会議で、興味をもったばかりでしたが、ああやってのしあがって天下を取った秀吉。
天下をとって、平和な世の中にするんじゃなかったのかいっ!
自分の容姿にコンプレックスを持っておられた方なのだろうな、と感じました。
千利休という人の事も、茶道の人としか知りませんでしたが、戦国時代の人たちの事を沢山知りたくなった作品のひとつでした。
花の美しさが、権力や力に勝ったという、爽やかなエンディングでした。
野村萬斎さんは、陰陽師で初めて観たとき、立ち居振る舞い、所作の美しい方だな、と思いましたが、後で能楽師だということを知りました。
好きなお顔の部類ではないですが、カッコイイなあと思います。
花も色も、どれもそれぞれ美しい。
世界に一つだけの花、という歌を思い出しました。
さて、10月に入っても相も変わらず日中は暑いです。
そのせいか、体調が悪いですが、夕暮れの海散歩はかかせません。
こたろうくんも、海まで行くと、しっぽが上がるようになりました。
昨日の夕暮れ時です。
今日は息子の誕生日ですが、こちらに遊びに来てくれるそうです。
こたろうが、絶対うれしょんします(爆)
今日も笑顔で過ごせますように
感謝をこめて
つる姫