☆つる姫の星の燈火☆

#314 崇高なる孤独

雪原の白狼

崇高なる孤独

 

自画像です

 

狼の遠吠えって、仲間とのコミュニケーションかなって思ってたんだけど、ちょっと調べてみました。

興味のある方だけ読んでください。

 

縄張りの主張

狼の遠吠えは、まず縄張りの主張の役割が強い。

遠吠えは威嚇のために行うというよりも、「ここにいるよ」という警告の意味で発することが多いといわれています。

これは無駄な争いを避けるのにも一役買っているわけです。

遠吠えが聞こえたら、他の狼のグループは近づかないようにするし、自分たちも避けて行動します。そうやって狼たちは適度な距離を保って生活しています。

狩りの開始連絡

狼の遠吠えは狩りの開始を伝える連絡手段にもなっています。

狩りを始める合図として遠吠えをし、仲間との連携をより強める役割があります。

特に力を持つリーダーの遠吠えに対しては、群れの大多数がそれに従うように行動するという特徴があるのだとか。

また、小型から中型の動物を捕食するため、相互に行動を連携する際の掛け声のような役割も持っています。

仲間を探すため

狼は集団生活を送る生き物ですが、稀にはぐれてしまうこともあります。

そうなった時には遠吠えによって仲間を見つけます。つまり、狼の遠吠えは仲間を呼ぶ号令でもあるわけです。

事実、狼の遠吠えは数km先まで聞こえると言われており、仲間同士で号令して集まる姿も確認されています。

狼社会での関係維持

狼の遠吠えは、狼社会での関係維持にも役立っているそうです。

本来、狼は集団生活するため、それぞれの仲間同士の上下関係が大切になってきます。

遠吠えはリーダーとそれ以外の狼が使うものに違いがあり、その上下関係を示すのにも役立っています。さらには、それぞれが絆を確かめ合うためにも使っているそうです。

子育て時期になると遠吠えをしなくなる?

仲間同士のコミュニケーションの助けになる遠吠えですが、子育て時期になると狼は遠吠えをしなくなります。

これは遠吠えによって子供たちの居場所が他の動物たちに知られてしまうのを防ぐためです。

特に巣穴で生活する子育て時期は危険も多いため、無駄に遠吠えしたりはしません。

 

だそうです。

 

一匹狼という言葉がありますが、どうも私たち人間と生き物たちを同一目線で考えるのは違うようです。

人間は多くの言葉、表現で意思疎通をし、それによって分かり合えたり、誤解や反感を生じたり、ほんと、めんどくさい生き物だと感じますが。

 

今日の言葉

他人は互いにわかり合えないものです。わかり合えないからこそ、言葉があるのです。

養老孟司

 

その言葉がね、武器になったり癒しの薬になったりするのよ。

だからこそ、言葉を大切に、選んで、きれいに、使いたいものですね。

言わぬが花、という言葉を痛感することが多いですが、言わなきゃ伝わらないこともあり、本当に難しいとこ。

まずは、相手との信頼関係が先なのか、にわとりかたまごか。

 

東京地方、今朝もめちゃ寒いです

お出かけの方は暖かくしてね

 

ご訪問いただきありがとうございます

感謝をこめて

つる姫

 

私の好きなものは笑顔。笑顔は世界を救うと信じるつる姫のブログです。

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