☆つる姫の星の燈火☆

Twilight SL

    

     空席の目立つ客室の窓側に座り

     額を窓ガラスに押し付けて

     ホームに来るはずのあなたの姿を探している

 

     もうすぐ 日没

     

     悪魔の叫びのような 発車のベルが鳴り終わり

     黄昏色に車体を染めた列車が するりと走りだす

     

     私はまだ あなたの姿を探している

     

     行き先は 夕陽の向こう

 

     無表情な機関士が 機械のような動きで

     さまざまな想いで固められた石炭を

     夕陽より赤い火の中に 次々と放り込む

 

     あきらめて額を放した窓ガラスに残る

     大きなしろいため息

     小さな指で書こうとした さ・よ・な・ら

     ふと想いを変えて So Longと綴る

     

     黄昏の空に 黒い煙をのこして走り去る列車は

     やがて 流星になって空を横切り

     夕陽を追いかけて 晨に向かう

    

     Twilight    So Long

        

     

 

 

     二連ちゃん妄想族    

     次回はなるべくハッピーエンドで(笑)

     何もない日も 日は暮れて行くわ。。      つる姫

    

    

    

    

    

 

    

      


私の好きなものは笑顔。笑顔は世界を救うと信じるつる姫のブログです。

コメント一覧

つる姫
ハーレムパパさん
ありがとう!
なんで来なかったの?  
意味深 笑
ハーレムパパ
お~!
これはいい
セピア色の画像をみるようですが…
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