昨日のこたろうくんは、銀幕のスター。
タイトルは「晩秋のこもれび」
枯葉を踏んで、あの方は行ってしまわれた。。
哀愁を帯びた背中。
銀幕と言えば、このところ時代物を立て続けに観ています。
年を重ねたからかもしれませんが、本にしても映画にしても、日本の時代物にはとても惹かれます。
よき日本人のこころの在り様、現代人が忘れてしまった、いや、現代には必要ないと思われている日本人の魂の美しさ、みたいな。
スカッとするのは、水戸黄門とか必殺シリーズなどですが、たとえ理不尽な結末になろうと、許せるというか受け入れられる。
今の映画の理不尽はむかむか後を引く(笑)
最近観た中では、原作が佐伯泰英さん、主演松坂桃李さんの「居眠り磐音」がよかったです。
芳根京子さんの花魁道中は、ちょっと迫力がなくて、名取裕子さんのがきれいだったなあと思い出しました。
時代小説に嵌った頃に好きだったのは、葉室麟さん。
藤沢周平さんや山本周五郎さんなどもよいですが、葉室さんの文章が一番好きでした。
読書熱が一番高かったのがちょうど7年ほど前、それこそ数ヶ月で50冊くらい読みました。
ちょうど病気がわかる前でしたから、入院して本がたくさん読めると思ったものの、術後は全く集中力がなくなって読めなかった。
若い頃にも、読書は割とした方だとは思いますが、惹かれるものが変わってくるのは当然でしょうか。
あの頃は、哲学書みたいのも読んで、難しいことを考えておったものじゃ。
世の中の理不尽や不条理にただただ苛立っていても始まらない。
一隅を照らす、に行きつく日々でござりまするぞよ。
そういえば、大儀であったって、英語ではサンキューベリマッチらしいですね。
なんか軽っ!
夜中雨が降っていたようですが、昨夜は久しぶりによく寝ていて気付きませんでした。
一雨ごとに寒さも深まります。
よい一日をお過ごしください。
ご訪問ありがとうございます。
感謝をこめて
つる姫