☆つる姫の星の燈火☆

#2159 気配り

最近特に気になっていた事を、たまたま今朝のテレビで取り上げていたので、ちょっと嫌な話をします。

今朝の番組でやっていたのは、観光地などでの食べ歩きの話でした。

食べ歩きをしていて他人の洋服を汚してしまったとか、商店の前にかけてある洋服で、汚れた手を拭いて行く人がいるとか。

信じられないですが、本当の話のようです。

先日、築地を歩いたときに、ちらりとみかけた「食べ歩き禁止」という貼り紙。

あれ?と思ったんです。食べ物屋さんが並ぶところに、そぐわない貼り紙だなって。

今に思えば何かトラブルがあったのかも知れないですね。

お祭りなどでも、綿あめや焼きいか、たこやきなどを食べながら歩きます。

美味しいし楽しいですよね。

しかしながら、先日も思ったのですが、周りに対する気配りがなさすぎる。

こういう事に対して、小さい頃からお子さんにしつけをするのも親の責任です。

人の往来が多いところで立ち止まって、食べ物片手に写真撮影したり、思い出に残したい、イイネを沢山欲しいのはわかりますが、だから何?と思う。それで自分の価値を測ろうなんて。逆なんじゃないの?って。

私はほぼ毎日、近所の商店街にお買い物に行くのですが、こんな下町っぽい町を歩いていても、不愉快な思いを少なからずしています。

それは、周りに対する気配りができない人が多い事。

最近は特に、スマホに夢中になって、前を歩いている人が突然立ち止まったり、方向を変えたり。

車は狭い路地を、びっくりするほどの勢いで走り抜ける。昨日も危ない目に遭いました。

公道に車を出して洗車する奥様。

人々は、狭い歩道を譲り合えない。

自転車が後ろから猛スピードで追い抜いて行く。

譲り合いに関しては、ベビーカーや手押し車を押している方に道を譲っても、当然のように何も言わずに通り過ぎる。

もちろん、キチンとありがとうの会釈をする人もいます。

別にお礼を言ってほしい訳ではないけど。反射的にそうするんです。

狭い道で傘をさしている時に、お互いに傘を少し反対側に傾けることや、電車の座席の隣に人が座ろうとした時に、こぶし一個分

席を詰める。そして、声にしなくてもアリガトウの会釈をする。

美しい光景だとは思いませんか?

美しいニッポンを取り戻す!とどなたか豪語されていましたが、そういうささやかな光景はもう戻っては来ないのでしょうか。

ムヒカさんのような人が地球の代表になってくださったらいいのに。

 

結局は、こんな些細な事に、いちいち苛立つ自分が嫌になるのですが、世の中「やったもん勝ち」って言葉が浮かんできます。

誰も皆、自分がよければいいのです。

もちろん、自分が心地よくなければ、幸せを感じることはできません。

ただ、みんなが周りの人にも少しの気配りを持つことが出来れば、それだけで、世の中はもっともっと素晴らしい世界になる。

病気をいただいてからの私のモットーのひとつは、自分が小さな灯りをともすこと。

大きな事は出来なくてもいいから。

無理な話ですが、世の中の人が全員、そういう気持ちを持ってくれたらって思う。

 

先日も話しましたが、どんどんエスカレートする「自分さえよければ」

もうホトホト嫌になります。

私だって、誰かからすれば、迷惑な事をしている時があるかも知れないです。

いつかは、夏に風鈴をつるしていたら、取り外されていた事もありますし、クリスマスイルミを頑張ったら、玄関に生卵を投げられました。

かと言って、無人島に一人で行くわけにもいかず、私はここで生きるしかない。いまのところ。

 

繰り返すようですが、みんながお互いに少しの気配りのできる世の中になって欲しいです。

不快な記事になってすいませんが、外に出るのが嫌になってしまいそう。

傷つきやすいおばさんなんですよ。

ていうか、いわゆるおバカなんです。

そこのあなたも、そう思ったでしょ?そんなこと考えてても何の得にもならないって。

 

でも、私は多分死ぬまでそういう人なんで、付き合いたくない方はどうぞ見切りを。

去る者は追わず、来るものは時々拒む。

いつも素敵なコメントをくださる、ブライトあいさまからの引用です♪

 

今日も笑顔で過ごせますように。

感謝をこめて

つる姫

(ブログ開設から2809日)


私の好きなものは笑顔。笑顔は世界を救うと信じるつる姫のブログです。

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