去年のソレと付き合った1年と今年のソレとはだいぶ違い草臥れたなぁ
流行り始めた当初はこんな風評に負けるかといったものがあったけどね
去年2回食らって高熱で倒れたり病院脱走したりしてソレ、楽しかったよ
コロナ、長期休暇をありがとう
「お金の勉強しようと思うんです」
って言われたんだけど
これってなんというか非常に歯がゆい
否定もしたくないし
何とも言えないなと
お金の知識は、
貨幣論という今日本に必要なMMTの理解でもなく、貨幣と人間の根源的な哲学だと思うし
もっと卑近なお金と生活であれば、簿記(家計簿・小遣帳)だと思う
後者に関してはわたしは万年落第生だよ
それ(勉強)が金融不労所得やそのようなものであればそれは全く興味ないし、生産性の視点から見ればそれは非常に不健康に思える
まさに資本の召使になった気分で抵抗したくなる
私自身ようやく、なんとなく社会のどの位置で労働しているのかやっと分かってきたようなもんだし、だからようやく安心して身を投じて労働できる
誰のための労働か分からなくなりすぎた不安定性の中でヒトが目指すのは、金融資産所得なのは嫌だけどよく分かる
1か月前くらいに先生から
「こんなに勉強する患者はいないよ」
って言われて小躍りした
でも正直もう勉強もやめてみたいなぁと
「勉強」は目的がないと、本当につまらないもの
最近本当に感じるのは感受性の著しい劣化で、初老ならではの嫉妬を覚え始めれば、それはもう隠居の姿そのものでみっともないなと
もっと若くたくましく。。。ソレソレ
公共心バリバリだったこの2年も潰えてしまって
終わっていくものを待つことに疲れたのかな
やっぱり終わるわって思った成果の忘備録
【美しく貧乏で残念な国、復習】
グラフは森永先生の物なので、文字稿だけでだらだら列記
・実質GDP(対前期比)
そもそもコロナ前より下落が始まっている(消費増税)
直近でいえば、国内経済主体のうち政府以外はマイナス
(在庫投資分は、マイナス換算)
アメリカのインフレとの差は財出(生産力の保護)の差
・産業別雇用者数(2年目同月差)
外出4業種だけが軒並みマイナス
(玄関出ないとサービスを受けられない業種)
・雇用形態別、性別、雇用者増減数(2年前同月差)
非正規雇用(特に女性)がマイナス
・雇用形態別休業者数(2年前同月差)
正規非正規共に人数が異常事態(380万人/月)
これは失業者に全部ではないにしろ加算すべき
・年収別雇用者増減数
200万以下だけが軒並みマイナス(80万人以上)
同新規雇用は皆無
怖いのは500万以上は増に転じている
死に直結する可処分所得が小さく貯蓄のない人材との格差が開く
・性別、自殺者増減率(2年前同月比)
最大月70%増
この動機に関しては仕事柄密接だし、内省的に心当たりあるからよくわかる
・労働時間数と現金給与総額の推移(2年前同月比)
毎月20%~40%の下落(全体増加はなし)
給与は変動ではないため、
リモートにより残業時間が吸収されている
(手取りの縮小)
・実質消費支出(2年前同月比)
全期マイナス、可処分所得を原資とする消費なので
ここが一番顕著に表れ、生活苦の表出だと思う
美しく、残念
・先進国消費者物価指数(前年同月比)
米6%,独4.4%,ユ4%,韓3.2%
日0%(R2.9月~13か月連続マイナスを経て)
日本だけが停滞について、失業者と生産力の保護
しかも前年比でいえば宿泊費、通信費の値下げ反動がある
そもそも500品目の店頭定点観測でしかないので、Amazon(私ヘビーユーザー)、メルカリ、楽天など若年層需要は反映されていない
とどめが、食品水光熱費の上昇は止められない
低所得者の給与負担比率は50%になる
・企業物価指数の推移(R2.1=0)
素原材料60%増
中間材10%増
最終財0%
前線の中小零細企業が緩衝材になっている
企業のデフレマインドが各緊縮努力により
事実上の値下げの為に全力を尽くす
本当に美しく残念
それは日経平均と足元の企業との乖離は当たり前で
300万社ある企業の中で上場3,700社、
その中の更に業績の良いTOP225社の企業の業績を示しているに過ぎず、
つまり寡占しているインフレ企業の平均値を以って景気判断は出来るわけないし
寧ろ企業格差を問題定義できる指標だと思う
繰り返し、
企業は人材投資を委縮(削減)させ、
雇用が減り⇒可処分所得を食い潰し⇒低所得者そのものを口減らし⇒消費を減らし⇒企業の売上が落ち⇒企業の委縮が始まり⇒給与や雇用者数が減る⇒モドル
というようなことなんだと思う
少し前ならじゃあどうすんだの質問に対し、満悦気味に
積極財政、新規国債発行、消費税の廃止
根っこにあるPB黒字化目標の、、、
というようなことを歌舞伎でも延々と喧伝してきたけど、ばてた
「歴史を残しすぎですよ」これまた褒められたんだけど、
わたしの生息する狭義の社会ではそうなんだと思うよ
出自がやんちゃだから、ヒトが出来ないことをやるのは、労働ではなく活動そのものだし、そういうのが好きなのよ
ただ終わりゆくのを、唯々待つことはきつい
宿題が多すぎるし重すぎる
そんな情も言えないまま、先週舞山さんという素晴らしい先生のお世話になって、ギャグ満載の今のわたしをおさめてもらった
彼かっこよかったわー
他方自身は見るも無残か笑えるか
破顔一笑の一択でいきたいわ
「少数派だね」
そうこれが兎に角嬉しかった
ぜったいそこに居残ってやる
わたしは世ではかなりの鼻つまみ者です
かなり臭いですはい
さくらいさんの世の中への関心は去年からとても目を見張るものがあるので、勉強になります☺️意識のある方がそばにいると、大学生ながら私もしっかり考えなければと言う気持ちになります。
関心だけで終わってとほほなのが現実ですよ
学生さんなのですね
興味が惹かれるものに貪欲に楽しくお臨みください
いつもありがとうございます
さくらい