ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

映画記事も散在報告も停滞中…ですが、自分が飽きない程度のマイペースで運営中。良かったら読んでいってくださいませ。

【映画】LOGAN/ローガン(鑑賞記録棚卸271)…時間移動もマルチバースも描かない安定作だが(その後)外側からの侵食はあり

2024-08-10 22:32:02 | 映画
本日、2024年8月10日(土曜日)は、夏季休暇(9連休)の初日。
9連休が喜ばしいことかどうかは微妙…職場はそれだけ仕事が少ないって事なんよね。

さて、そんあ連休初日、本日の行動は…

まず先日免許返納した父親の愛車…25年以上選手のセルシオを処分するため、まず、カーディーラー系の中古車販売店に父親と一緒に行って査定。
まぁ順当な価格がつくも、別に相談していた親戚が勤める中古車屋さんにも行って、結局後の方で売る事にいたしました。

その後、庭先の植木🌿を剪定…剪定という名のほぼ丸坊主💦…を行い。

夕方には、仕事に行った娘から取り残された、娘婿、孫娘と合流。
近所の「スシロー」🍣に行って夕食をとった日です。


で、古い草稿を探すうちに同時に見つけた日記系の草稿もまとめ上げて下記に、本日中随時投稿いたします。

【後出し日記】2017年10月20日…レンタルで「LOGAN/ローガン」鑑賞

【後出し日記】2019年1月20日…マークイズ福岡
【後出し日記】2019年2月2日…結婚記念日前日で「武蔵」とカラオケ
【後出し日記】2019年2月10日…道の駅歓遊舎ひこさんほか

【後出し日記】2024年1月21日…まぁだいたい孫
【後出し日記】2024年7月28日…昼は孫のプール遊び〜夜は「Disney+」で「LOGAN/ローガン」再鑑賞

いくつかは、タイミング的に今日の投稿とほぼ関係ないです。



で、以下は、映画鑑賞記録(棚卸271)です



「LOGAN/ローガン」🥣
監督:ジェームズ・マンゴールド
出演: ヒュー・ジャックマン、パトリック・スチュワート、ダフネ・キーン
制作年:2017年
制作国:アメリカ合衆国
原題 :Logan



最初は、TSUTAYA DISCASから「ワイルド・スピード ICE BREAK」と一緒に届いた1本として、7年弱前💦💦💦💦💦💦💦の2017年10月20日(金曜日)の深夜から、日付が変わる頃までに鑑賞しました(Blu-ray)
面白かったので再鑑賞何回もできるようにと…その後、2019年8月23日(金曜日)には、ヤマダ電機で廉価版のDVDを購入…結局パッケージは開けず💦、そうこうしているうちに20世紀FOXとディズニーの関係があーやこーやなって「Disney+」ではいつでも観れるように…で、先日「デッドプール&ウルヴァリン」を観た勢いで、こちらの再鑑賞を思い立ち、2024年7月28日(日曜日)の深夜23:10頃までにかけて「Disney+」日本語吹替版で鑑賞しました。



概要
マーベルコミック「X-MEN」を実写映画化した「X-MEN」シリーズの10作目で、年老いたマーベルヒーロー達を描いた2008年のコミックの「オールドマン・ローガン(Old Man Logan)」をアイデアのもとにした映画。
2029年、この25年間で新しいニュータントは生まれていなかった。かつてX-MENに所属し “ウルヴァリン”の名で戦ったミュータント“ローガン”こと本名ジェームズ・ハウレット(ヒュー・ジャックマン)は、体に埋め込まれたアダマンチウムの毒素が原因で、その治癒能力も失われ、長年年老いずに生きてきたローガンにも老化が進行していた。隠れて暮らしながら、脳の疾患を原因として時々能力が暴走してしまう“プロフェッサーX”ことチャールズ・エグゼビア(パトリック・スチュワート)の面倒を見ながらメキシコ国境近くにある放棄された製錬工場に、同じくミュータントであるキャリバン(スティーヴン・マーチャント)と一緒に隠れ住んでいた。チャールズの薬代や、逃亡資金工面のため、ローガンはテキサス州でリムジン運転手として働いていたが、ある日ローガンの元に、彼の素性を知る義手の男ドナルド・ピアース(ボイド・ホルブルック)が現れ、人探しの協力を求められる。同じ頃、別の人間、看護師のガブリエラ・ロペス(エリザベス・ロドリゲス)から、ウルヴァリンの名で呼ばれ助けてほしいと頼まれるローガンは、5万ドルの報酬を約束に、ガブリエラと、ローラ(ダフネ・キーン)という少女を、ノースダコタにある“エデン”という場所まで届けて欲しいと依頼されるが、ローガンがガブリエルとローラを迎えに行くと、ガブリエルは殺されていた。





感想
「X-MEN」シリーズは、全てをしっかりとは観ていないので、正確なことは言えませんが、過去の「X-MEN」シリーズとの繋がりは気にしない方が良さそうな設定の映画です。

ちょっと調べたら最初のシリーズの3作目「X-MEN:ファイナルディシジョン」(未鑑賞)とは繋がっていなさそう。「X-MEN:ファイナルディシジョン」は、プロフェッサーX死ぬんよね()…この「LOGAN/ローガン」では生きているので。
だったら「X-MEN:フューチャー&パスト」で変化した時間軸の未来、「X-MEN:ダーク・フェニックス」の先なのかもしれませんし、もっと別のところから分岐した話なのかもしれません。
「デッドプール&ウルヴァリン」は、作風通り無節操に「LOGAN/ローガン」と繋がっているような顔をしていますが、あれも多分タイムマシン系の何かを駆使し、第四の壁とマルチバースのお陰で繋がっているだけのこと。
(それでも今作「LOGAN/ローガン」の先では、デッドプールによって墓荒らしされちゃう訳ですが💦)

何にせよ、過去作は気にせず、ミュータントがいる、かつてチャールズ・エグゼビアとローガンが“X-MEN”というヒーローチームで活躍しつつ、偏見や迫害とも戦っていた…っていう設定だけわかっていれば十分です。


で、かなり好きで、面白かったこの「LOGAN/ローガン」
残念ながらマークしておらず映画館には観に行かなかったのですが、レンタルでの初回鑑賞時には「X-MENなのに随分面白いと感心したものです
「X-MENなのに随分面白いというよりも「X-MENとして観る必要がない💦」のかもしれません。
(X-MENは既に有名で、人々の基礎知識になっているものとして…その上での二次創作や架空歴史物みたいな気持ちで観たら良いのかも知れないです

ただ、面白かった映画の感想はなかなか書かず放置する傾向が強い…私なので、ここまで放置してしまいました💦💦💦💦💦💦💦


冒頭、その能力から年老いないはずのウルヴァリン=ローガンは老けており、ヒーローではなく運転手をしています。
リースだかレンタルだかのリムジンを傷つけられた事(ぐらい)に大きく反応したり(傷つけた連中は皆殺しの目に)、腕から爪を出すのが苦痛だったり、傷の治りが悪かったり、なんか隠れるように生きていたり、ヒーローの斜陽というか没落というか、そういうものが感じられて悲しくなるスタートの映画で、この部分は大きく転ずることもなくラストまで続きます。
老化と回復能力の衰えは、アダマンチウムによる毒素の影響とのことが、展開の中でわかります。

ローガンは、ボケた風なチャールズ・エグゼビアの面倒をみています。
他のミュータントは、敵も味方も、キャリバン以外にはいません
話の展開の中で、なんとなく分かりますが、X-MENは、過去のチャールズの暴走によって全員が死んでしまったりしている感じです。
それ以外のミュータントも、全然生まれてこず、世の中はミュータントのことなど忘れているような感じです(ジェダイのことが忘れ去られたSW EP4みたいな設定なんかな)

で、ミュータントを忌み嫌って生まれてこなくしたのは、ウェポンX計画に関わった科学者の子供だという科学者なんですが、彼とその一派は兵士にするために、ミュータントの遺伝子から同じ能力の子供たちを作ろうとしたんですが…結局上手く行かず、子供たちを処分しようとしたことから物語が動き出すという展開です。
この展開自体は、そんなに面白いものでななく、最近見ただけでも、トニー・スコットキーラ・ナイトレイじゃない方「ドミノ」とか、「CODE8/コード・エイト Part II」とかあるように、よくあるやつです。

しかし「LOGAN/ローガン」は、トーンは統一のまま起伏に富んでいて面白いのです

まずこの映画は、R指定🔞となっていて、その殺戮シーンは痛そうかつ容赦がありません。
冒頭は、雰囲気浸透重視で抑揚を抑えた感じなのですが、

その後、子役ダフネ・キーン演じるローラが、とんでもない殺しっぷりを発揮💦
R指定🔞ポイントの一つ
ダフネ・キーンは、この当時、自分の出ている映画を観ることが出来なかったって事よね

で、そんなローラを守る&教育🕶しつつ、ローガン、チャールズ、ローラのロードムービーが開始。
ちょびっとだけ「リトル・ミス・サンシャイン」な雰囲気になります。
チャールズとローラが一緒に観る「シェーン」が、やや重要なポイント。
(残念ながら、有名映画にも関わらず「シェーン」は未鑑賞。)

ラスベガスでは、敵の襲撃をきっかけにチャールズが暴走。
ここでも、ローガンの殺戮シーンがR指定🔞ポイント。

あと、チャールズがお言葉に甘えようと言って泊まった家で、
新たな敵=若返らせCG使ったヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンのクローン、X-24をローガンだと思って気を許していたチャールズが殺され、
無実の良い人家族、マンソンさん一家も全員が惨殺される事件が起こり、物語は全く持って悪い方向に…
なんか万能感のあるチャールズの選択を、なんとなく信用している我々観客なのに、ここで、その信用がアテにならない事を知らされるポイント💦…この後の展開に気が置けなくなります。

(…CGのヒュー・ジャックマンのウルヴァリンが採用されているので、「デッドプール&ウルヴァリン」で、デッドプールが言っていた「90歳まで演じさせられる」は、それを超えても可能になります)

あとは、ありもしないはずの“エデン”に向けて、回復もおぼつかないローガンとローラが向かい、途中で仲間の子供たちと…ここは割と呆気なく…合流。

でも追手が来て、最後の戦いです。
敵は、相手がミュータントの子供たちなのに、割と無策で挑んだ結果、やっぱり返り討ちに。

あとは、ローガンが死に際にローラのことを子供のように思い始めたことや、
前述「シェーン」のセリフの引用での手向の言葉
埋葬したところに立てられた十字架をXに置き直す…
という、エンディングで成り立った映画です。

「シェーン」は知りませんが、同じ西部劇なら「許されざる者」のようでもあり、
また、前述したように「リトル・ミス・サンシャイン」な雰囲気もある映画、

掟破りな設定のスピンオフなはずのに、よくまとまった秀作映画です




出演者は、

ローガン役に当然ながらヒュー・ジャックマン
本来のX-MENのローガンと違って、老化してしまうヒュー・ジャックマンなので、そこを上手く利用した映画なので、ヒュー・ジャックマンに当て書きされた脚本ですね

チャールズ・エグゼビアには、パトリック・スチュワート
パトリック・スチュワートのチャールズ・エグゼビアは、ここんところ必ず殺されてしまいます💦

ダフネ・キーンという子役も、ここも当て書きなんじゃないかというようなハマり役
なんか芸能家族のお子さんみたいね。


ということで、点数は5点(5点満点中)です。

ただ、このしっかりと終わった感動作の時間軸は「デッドプール&ウルヴァリン」の展開場では剪定されちゃったものもあるみたいで💦…やっぱり罪深いな「デッドプール&ウルヴァリン」って。





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では、このあたりで



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