青山テルマは、正司歌江(照江でも花江でも可)に似ていると思っているピロEKです。
ですから、彼女がTVで「カワイイ」などと評されていると違和感。
さて、本日は映画レビューです。
「ベクシル2077日本鎖国」
(監督:曽利文彦、声の出演:黒木メイサ、谷原章介、松雪泰子、2007邦画フルCGアニメーション)
TSUTAYAさんで「ボルベール〈帰郷〉」と一緒にレンタル。
2008年4月7日(月曜日)に鑑賞しました。
ホントは前回レビュー「プロヴァンスの贈りもの」と、「ベクシル2077日本鎖国」の間に1本別の作品も観ておりますが、そちらは後送りで…。
ストーリー
21世紀中盤。バイオ・テクノロジーとロボット産業が急激に発達し、世界の市場を大きくリードする日本だったが、様々な危険性を考慮した国際社会はこれらの技術を厳格に規制することを求め、国連で決議される。その規制に反発した日本政府は決議に反発、2067年に鎖国政策を実施する。ハイテクによる完全な鎖国をスタートした日本はその後から秘密のベールに包まれたまま10年が経過する。2077年、米国特殊部隊"SWORD"は日本潜入を実行。そこに参加した女性兵士ベクシル(声:黒木メイサ)は驚愕の光景と事実を目にする…。
詳しくは…http://www.vexille.jp/
ピロEK的感想&点数
CGで描かれたロボットとかパワードスーツ(らしきもの)はカッコよかったんだけどねぇ…
特に前半、どこかの港でのロボットと、パワードスーツと、バイクの三つ巴のチェイスとかは…
…でも、それだけの映画。
後半出てくるジャンクが寄り集まった謎の生物(?)は「マトリックス」のパクリ(※且つ低品質?)だし、他にもどこかで見た系のオリジナリティに乏しい描写も多々。
人間の動きはN○K教育テレビの人形劇並み…人間の動きだけで言ったらちょっとしたゲームのムービーの方がずっと良質なものが多いと思うんだけどナァ。
頑張って作っているつもりかもしれませんが、現代のCGアニメの基準から言えば…すこし遅れていますねコレ。密度を高めた描き込みはしているつもりなんだろうけど、力のいれどころにセンスが無い感じ。
感覚的には「アップルシード」の時点から特に進化していない様子です(「アップルシード」のときは“意気込みだけ”は買ったんだけど…二度目でコレではねぇ)。
ストーリーもドーデもいい、どこかであったようなお話がダラダラと…
大層なタイトルや設定(?)の割には日本に簡単に潜入出来ちゃうのも何だか浅いし…
意識しているのだかいないのだか、命が軽い感じで描かれてるのもダメ。
子供のキャラが機械になってしまったら…
道徳的な作品なら「登場人物たちがマゴマゴするうちにピンチに陥ってしまうべきところ」を…バンッ!ってやったり、東京の住人の方々が何故か無意味な自己犠牲精神で行動したり…
この脚本家はキチンとした道徳教育なり、情操教育なりを受けなかったんですかねぇ。
点数は2点(5点満点中)。
3点でも良かったけど、心情的には平均以下にしたい作品。
「ルネッサンス」もストーリーはイマイチのSFだったけど、あちらは映像に斬新さがあった訳で…この作品(ベクシル)はCGアニメをナメてますね、多分。
補足・蛇足
あと、黒木メイサはあんまり好きじゃないタイプの顔です。ベクシルのCGキャラも少し黒木メイサに似ていますから好きじゃないタイプの顔です。
敵ボスは吉川晃司に似ています。吉川晃司もあんまり好きじゃない顔です。
…それでも、それ以外の脇役はみんなテキトーCG系の顔だったから幾分かは個性の付けられてる二人(主役と敵ボス)は幸せかもですねぇ。
今日はこのあたりで
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ですから、彼女がTVで「カワイイ」などと評されていると違和感。
さて、本日は映画レビューです。
「ベクシル2077日本鎖国」
(監督:曽利文彦、声の出演:黒木メイサ、谷原章介、松雪泰子、2007邦画フルCGアニメーション)
TSUTAYAさんで「ボルベール〈帰郷〉」と一緒にレンタル。
2008年4月7日(月曜日)に鑑賞しました。
ホントは前回レビュー「プロヴァンスの贈りもの」と、「ベクシル2077日本鎖国」の間に1本別の作品も観ておりますが、そちらは後送りで…。
ストーリー
21世紀中盤。バイオ・テクノロジーとロボット産業が急激に発達し、世界の市場を大きくリードする日本だったが、様々な危険性を考慮した国際社会はこれらの技術を厳格に規制することを求め、国連で決議される。その規制に反発した日本政府は決議に反発、2067年に鎖国政策を実施する。ハイテクによる完全な鎖国をスタートした日本はその後から秘密のベールに包まれたまま10年が経過する。2077年、米国特殊部隊"SWORD"は日本潜入を実行。そこに参加した女性兵士ベクシル(声:黒木メイサ)は驚愕の光景と事実を目にする…。
詳しくは…http://www.vexille.jp/
ピロEK的感想&点数
CGで描かれたロボットとかパワードスーツ(らしきもの)はカッコよかったんだけどねぇ…
特に前半、どこかの港でのロボットと、パワードスーツと、バイクの三つ巴のチェイスとかは…
…でも、それだけの映画。
後半出てくるジャンクが寄り集まった謎の生物(?)は「マトリックス」のパクリ(※且つ低品質?)だし、他にもどこかで見た系のオリジナリティに乏しい描写も多々。
人間の動きはN○K教育テレビの人形劇並み…人間の動きだけで言ったらちょっとしたゲームのムービーの方がずっと良質なものが多いと思うんだけどナァ。
頑張って作っているつもりかもしれませんが、現代のCGアニメの基準から言えば…すこし遅れていますねコレ。密度を高めた描き込みはしているつもりなんだろうけど、力のいれどころにセンスが無い感じ。
感覚的には「アップルシード」の時点から特に進化していない様子です(「アップルシード」のときは“意気込みだけ”は買ったんだけど…二度目でコレではねぇ)。
ストーリーもドーデもいい、どこかであったようなお話がダラダラと…
大層なタイトルや設定(?)の割には日本に簡単に潜入出来ちゃうのも何だか浅いし…
意識しているのだかいないのだか、命が軽い感じで描かれてるのもダメ。
子供のキャラが機械になってしまったら…
道徳的な作品なら「登場人物たちがマゴマゴするうちにピンチに陥ってしまうべきところ」を…バンッ!ってやったり、東京の住人の方々が何故か無意味な自己犠牲精神で行動したり…
この脚本家はキチンとした道徳教育なり、情操教育なりを受けなかったんですかねぇ。
点数は2点(5点満点中)。
3点でも良かったけど、心情的には平均以下にしたい作品。
「ルネッサンス」もストーリーはイマイチのSFだったけど、あちらは映像に斬新さがあった訳で…この作品(ベクシル)はCGアニメをナメてますね、多分。
補足・蛇足
あと、黒木メイサはあんまり好きじゃないタイプの顔です。ベクシルのCGキャラも少し黒木メイサに似ていますから好きじゃないタイプの顔です。
敵ボスは吉川晃司に似ています。吉川晃司もあんまり好きじゃない顔です。
…それでも、それ以外の脇役はみんなテキトーCG系の顔だったから幾分かは個性の付けられてる二人(主役と敵ボス)は幸せかもですねぇ。
今日はこのあたりで
この映画のことは置いといて、、、
人物に関するご意見、納得です!
正司歌江、その通り!あれをかわいいという人がいるの?
黒木メイサ、ハゲ同!
吉川晃司、然り!
で、あのハゲは?誰だと思います?
サンプラザ中野?
猫姫様、
いつもコメントありがとうございます
>この映画のことは置いといて、、、
正司歌江さん似てるでしょ。同意いただけて嬉しいです
同じ意見をあんまり聞かないので少し心配してました
ちなみに、2008年5月4日現在、yahoo!で「正司歌江 青山テルマ」で検索をかけるとこの記事のトラバがトップにたくさん出てきます。
>で、あのハゲは?誰だと思います?
サンプラザ中野って、ハゲとサングラスって記号だけでは
あのハゲ以降のキャラが全員テキトーCGなので、似ている人っていないかも???
…一生懸命考えたら…若いころの渡辺謙(?)似てないですか??
では、また来てくださいね。今後ともよろしくお願いいたします。
確かに「アップルシード」のプロデュースは、
「ベクシル」の監督の曽利文彦ですが、
正常進化と言えるかどうかは微妙です。
むしろ「アップルシード」に違和感を持った曽利が、
「ベクシル」に向かったのでは?
「アップルシード」はジョン・ウーによって
「エクスマキナ」になっちゃいましたからね。
以下、本音。
・見るまでベクシルは男だと思っていた、特に髪型は変。
・街の様子は違和感で、手抜きっぽい。
・ジャンクイモムシは、映像技術はすごいかも知れませんが、失敗感満載。
人の表情や皮膚感、毛髪などはFFがそうでしたが
手(金)をかければもっとリアルにできたでしょう。
それよりも善し悪しは、脚本によるところが大きいのではないでしょうか。
いつもコメントありがとうございます
で、ここでも反応が遅くてスイマセン
先日「メタルギア・ソリッド4」のムービーを観たのですが、この映画より随分出来が良かったような…
>「アップルシード」はジョン・ウーによって
>「エクスマキナ」になっちゃいましたからね。
「エクスマキナ」はまだ観ていないのですが、コレよりは期待できるんですかねぇ????
では、また来てくださいね。今後ともよろしくお願いいたします。