ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

映画記事も散在報告も停滞中…ですが、自分が飽きない程度のマイペースで運営中。良かったら読んでいってくださいませ。

【映画】チェリー…好みの映画じゃなかったがルッソ兄弟に低い評価などしたくない葛藤

2024-03-31 20:55:57 | 映画
本日は、2024年3月31日(日曜日)
3月も終わりで、明日から日本の多くの組織では、新年度となります。
私は、いろいろ嫌なスタートとなりそうです


本日ですが、昼前から、妻と娘と孫娘と一緒に小倉方面へ
「リバーウォーク北九州」の駐車場に停めようと思ったのだけど駐車場は行列(近くにある小倉城🏯)の花見客なのか「ロピア」なのかは不明…やむを得ず「ブックセンタークエスト 小倉本店」の駐車場に移動しそこから徒歩🚶で「リバーウォーク北九州」に向かいました。
「リバーウォーク北九州」「サイゼリヤ」で昼食🍝を食べた後、小倉城🏯に向かって🚶花見へ。

小倉城🏯の桜🌸は、満開にはまだですが、人手は多かったです。



で、なんかコスプレイヤーも多かったです…なんかイベントでもやってたのかな
後、天気がイマイチだったのも残念

車を停めていた「ブックセンタークエスト 小倉本店」では、孫娘用の「アンパンマンの のびのびワーク 1さい」などを購入。

帰りに「ホビージャパン」を買うため「ホビーボックス小倉店」へ寄って
バーベキューの道具を買うため、小倉南区の「ナフコ」
バーベキューのお肉を買うため、小倉南区の「エザキ」
バーベキューの野菜を買うため、小倉南区の「アルク」
と巡回し、私の家に寄った後、娘の家に。
お察しの通り、夕食はバーベキューの予定だったのですが、天気はどんどん悪化していき、とうとう雨に
結果、娘の家で室内焼肉となりました。


2024年4月11日 21:33追記:この日、2024年3月31日はこの記事をアップした後の深夜までに「Apple TV+」「Sharper:騙す人」を鑑賞しました。)



以下は、映画鑑賞記録です



「チェリー」🪖💉💵
監督 :アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
出演 :トム・ホランド、シアラ・ブラヴォ、ジャック・レイナー
制作年:2021年
制作国:アメリカ合衆国🇺🇸
原題 :Cherry

前日の夜と、2024年3月12日(火曜日)の深夜から日付変わって0:11までにかけてにわけ「Apple TV+」日本語吹替版で鑑賞しました。



概要
元米軍兵士のニコ・ウォーカーが自身の実体験をつづった小説「Cherry」の映画化。
銀行を襲うある青年(トム・ホランド)は、自分がこのような生き方を選択するようになった回顧を語り始める。
大学時代、青年は同じ大学に通うエミリー(シアラ・ブラヴォ)に惹かれ、やがて付き合うようになるが、エミリーがカナダの大学に通うため別れると言い出したことから失恋したと思い込み自暴自棄になり軍に入隊志願、訓練を経た後に衛生兵としてイラクに派兵されるが、そこでの戦争の壮絶な経験からPTSDを発症、帰国後は薬物依存症になってしまう。



感想
ルッソ兄弟が監督
トム・ホランドが主演の映画…ということで少なからず期待しての鑑賞開始

映画の作りは悪くなく、退屈せずに観れるのだけど、最後まで観たら、あらイマイチかも…何の映画だったん…という映画。

おそらく意図して、
“若者の恋愛を描く恋愛青春映画”
“戦争の悲惨さを描く「フルメタル・ジャケット」のような映画”
“裏の世界に落ちた青年が薬物や強盗に手を染めていく…ジャンル名は知らんけどなんかそういう系映画”
で、
“実話がベース”だという映画
各々のテイストを、全て破綻なく詰め込んだ作りになっているもので、かつて各々作品のトーンが違う、ごちゃ混ぜのヒーローたちを集結させ破綻のない超大作映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」「アベンジャーズ/エンドゲーム」を作ったルッソ兄弟の手腕が発揮された映画なのだと思う

しかし、私にとって、今まで観たルッソ兄弟監督作品の中では、好みに一番遠く、評価は下の方になってしまうものでした。

何度も言うけど、映画の作りは工夫もされてて退屈ではないんよね。
これは、脚本(原作)自体が散漫でイマイチなのかな(と、ルッソ兄弟を信頼するあまり)思ってしまうほど。

おそらく(原作含めた)話の中心は、戦争を基点としており、過去に何度か同じようなものを観た、従軍後のPTSDに悩まされる主人公と、帰還後の転落。
私が思う近い作品は、
トム・ホランドとは、同じピーター・パーカー役のトビー・マグワイア
トム・ホランド演じるスパイダーマンの宿敵ジェイク・ジレンホール
が主演の「マイ・ブラザー」とかかな。他にも多々ありますが。
今作「チェリー」では、この手の作品のイメージがないトム・ホランドを主人公にしているのと、「転落に抗おうともしない主人公」というのが特徴。
この「転落に抗おうともしない主人公」の流れていく状況を、ただ観続ける形になります。

従軍中・戦争映画の部分は、若干盛り上がります。
しかし、帰還後はダラダラとヤク中になり、なし崩し的に銀行強盗して…
そこに至る葛藤もそんなに描かれていません

こんな点が(さまざまな要素を入れた映画にも関わらず)私にとっては、物語に起伏が感じられず、なんだったのコレという風に思ってしまった要因なのかと分析。

あと、トム・ホランドって配役も手伝って、
「こんな好青年でもああなる、犯罪を犯した人個人じゃなくて、戦争が悪いねん」
と、自己正当化する原作者の思いが見えたり、見えなかったりして、そこもなんか嫌いだった部分(実話ベースでないなら、こんなふうには思わないのだけど)
確かに、描かれていた戦争の状況は心壊れそうだったけどね。


点数です。
悩んだけど…
何度も言うように映画作りの技術は悪くないんよね。
展開が好みじゃなかっただけで
ルッソ兄弟にあんまり低い点数は付けたくない気持も手伝って(そういうのは歪ですが)
4点弱(5点満点中)とさせていただきます。



では、このあたりで



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