本日、2020年9月9日(水曜日)は、些か疲れました。
なんか私の課に難題が集中してしまう傾向を感じるんだよね(多分被害妄想😅)。
以下は映画鑑賞記録です
「機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙(そら)編」🍔💍
総監督:富野喜幸
出演(声):古谷徹、池田秀一、井上瑤
制作年:1982年
制作国:日本🇯🇵
アニメーション作品
2020年8月21日(金曜日)にBS11で(多分)ノーカット放送されたものを録画。
(ノーカットと銘打っていた筈だが、記憶にあるシーンがない気もした52歳)
2020年9月7日(月曜日)までに鑑賞しました。
(2020年9月7日は平日ですが、台風10号の最接近の被害リスクを考慮して会社がお休みだった日💦)
概要
TVアニメ「機動戦士ガンダム」の再編集版映画3部作の3作目で完結編。
ジャブローから宇宙に上がったホワイトベースだったが、シャア・アズナブル大佐(声:池田秀一)が指揮するザンジバルに追跡されていた。シャアが協力を要請したキャメルパトロール艦隊の襲撃を受けたホワイトベースだったが、アムロ・レイ少尉(声:古谷徹)の操縦するガンダムの働きでこれを難なく退ける。ホワイトベースは中立地帯であるサイド6のコロニーに入港、そこで担当となった監察官は、ホワイトベース操舵手ミライ・ヤシマ(白石冬美)のかつての婚約者カムラン・ブルーム(声:村山明)だった。サイド6の街に出たアムロは街中で偶然、サイド7が襲撃された際に宇宙に放り出された父親のテム・レイ(声:清川元夢)と再開するが、父は酸素欠乏症により記憶や思考力に障害が残っており、アムロは父の変わり果てた姿にショックを受ける。父との別れを決めたアムロは、その帰路、謎めいた雰囲気を持つ少女ララァ・スン(声:潘恵子)と出会う。
感想
前2作同様、やはり、この映画も映画館に行っていません💦
当時の私はインプットよりアウトプットに重きをおくサブカル界隈の人だったので、ガンダムについても「いつか目にすればいい資料」でしかなかった…と言ったところです。
映画本編を観なくても、設定資料集を買えば事足りるタイプのオタクでした。
こちらも「ドラマ編のLPレコード」買ったので内容は早期に把握できていたのですが、いつ映画をちゃんと観たのか…良くわかりませんが…
何にせよ今回が最初ということはありません😅
で、今回の再鑑賞の感想。
前2作と比較して、画像のクオリティが格段に上がります
特にキャラクターの方を書き直しているのは、メカ方面の方に興味がある私としては不満が残りますが、ここでやっと…
「お金出して鑑賞するに値するガンダム映画が出来た」
という感じです(私は映画館に行っていないので、そこにお金出していない訳ですが😅)。
話は、ただ一生懸命戦争をやっていた前2作から、やや急展開。
(割と急に)エスパー的な戦闘力を手に入れたアムロ・レイのビックリするぐらいの活躍
ドレンの艦隊と、コンスコン艦隊は、ほぼアムロ一人で撃破
ライバルだったはずのシャアも全然良いところがありません😅
劇中の描写だけ観ていたら、シャアよりも、カイとセイラとハヤトの三人の方が、よほどエースパイロット然としています。
映画は…やはり(何らかの形で)テレビシリーズのストーリーを知っている人が基本で展開していくので、テキパキと行間抜きで進んで行きます。
まず、ミライさんがモテモテ
(改めて観ると、スレッガーさんについてはミライさんの方から一方的に好きなだけなんだな…ですよね)
ソロモンの戦いでは、何故か新作カットを殆ど描いてもらえない不遇のドズル・ザビ。
テキサスコロニー🐎でシャアとセイラの話をキチッとして
あのあたりは映画で追加した部分なのでしょうか、調べる気もないのでわかりませんが😅
随分脚本とか映像がしっかりしていて、前作(どっちだったかな)までにあった。アルテイシアがキャスバル兄さんを追いかけるシーンと対になっていたりと、急にちゃんとした映画っぽいです
(このあたりテレビ版ではどうだったのか記憶にない)
このシーンの作りの延長が「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」な気がしますので、おそらくは富野では無く、安彦良和氏の功績だと思われます
ララァとの戦い&戯言は、未だにちゃんと説明されていない部分。
様々な解釈があり…その解釈の補足でしか成り立たないニュータイプ論の原点です
このシーン自体も安彦良和氏の功績(?)で随分わかりやすくはなっておりますが、この曖昧ニュータイプ感の延長で…
「機動戦士Ζガンダム」
「機動戦士ΖΖガンダム」
という駄作が作られ
「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」
で、良い方に軌道修正されるも
「機動戦士Vガンダム」で(ここではサイキックだったかな)悪い方向に軌道修正…その後は、基地外ジジィ(誤字は意図的)の戯言を聞かせ続けさせられる事態に陥って行きます
(今回のテレビ放送時のオマケで、横浜に出来る実物大歩くガンダムのオブザーバーか何かで富野由悠季が発言しているのを見ましたが、そこでもヤバくてイライラしました💢。根っこのない老害とでも言いましょうか…歩くガンダムの人たちも扱いに困っただろうなぁ💦)
富野ガンダムではない宇宙世紀もの正史…
「機動戦士ガンダムUC」と
「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」が面白いのは救いです
(「ナラティブ」は、未鑑賞・未読)
アニメ版の「閃光のハサウェイ」には少し期待していますが、原作が富野小説なのはやや不安です😅
でそんな不思議映像を経て…
後は、畳み込むように、ザビ家内の政争による殺し合い。
(劇場版では)いつしか仲良くなっているフラウとハヤトとかも織り込みつつ…
説明するたびに良くわからなくなるシャアの理屈と復讐に付き合わされラストシーンへ。
ラストシーンの「脱出」は、何故か泣きます😭
ここも意味のわからないニュータイプ能力発動なのですが、それでも具象です
アムロが全員を超能力っぽい力(双方向なんかな)で助けた後、犠牲になったのかと思いきや、カツ、レツ、キッカの誘導で脱出…で泣きます😭
ここでキッチリおちて、ある程度のグッドエンドなのに…
この後「機動戦士Ζガンダム」、「機動戦士ΖΖガンダム」という駄作が作られ(以下略)。
…「機動戦士Ζガンダム」なんて、あまつさえここで人の革新をみせたカツまで殺すからねぇ…罪深い😠
あと、上記までに織り込めなかったけど、この映画ではカイのキャラがカッコイイです
スレッガーさんより、カイの方が男前だよね
ガンキャノンが2機とかもこの映画の良いところ
ガンダムよりガンキャノンの方がカッコよく描かれているシーンが多いです。
「機動戦士ガンダム(劇場版)」と「機動戦士ガンダムII 哀・戦士編」では、主題歌に触れたのでこちらでも一応書いておきます。
井上大輔が続投した「めぐりあい」と「ビキニング」の使い所は、「機動戦士ガンダムII 哀・戦士編」の「哀・戦士」と「風にひとりで」と比べたら適切になっていますので、改善された点と言えます。
公開当時、それなりに良い曲だと思っていた「めぐりあい」と「ビキニング」ですが…
「ビギニング」って、King Crimsonの大盗作だったんよね…未だに公に語られず、ゲームとかではその後も散々使われるこの楽曲ですが、どういう折り合いつけたんだろうね
「めぐりあい」の方も、別の人のパクリとか聞いたことあるし…
井上大輔って、結局昔の人だからガンダムがどういうものかも理解できず、アニメ主題歌って仕事を舐めていたんでしょうね。
かつ盗作しないと楽曲作り出せない才能も薄い人なのでしょう。
(こんな仕事していたら、そう評価せざるをえませんよね💦)
ということで、点数は4点(5点満点中)です。
富野由悠季が、アニメファンと世の中を舐めず…
(そもそも“喜幸”から“由悠季”への改名ってのも、やや基地外じみていますよね😅)
井上大輔が、アニメとガンダムというコンテンツを舐めていなかったら5点にしたかもしれない…そういう映画です
蛇足
と、ガンダム3部作の記事連続投稿でした。
このガンダム3部作は映画館に足を運ぶこともなかった私ですが…「伝説巨神イデオン(接触編)(発動編)」には行きました。
…あっちは、長いからお得感あったんかなぁ😅
(当ブログ内の関連記事)
2020年09月07日 【映画】機動戦士ガンダム(劇場版)…情報補完が無いと鑑賞が厳しい映画だが補完が無い状況は稀有
2020年09月08日 【映画】機動戦士ガンダムII 哀・戦士編…パンと水の味気なさが伝わる映画
では、このあたりで
★当ブログ内映画DVDレビューの検索はこちらで★
なんか私の課に難題が集中してしまう傾向を感じるんだよね(多分被害妄想😅)。
以下は映画鑑賞記録です
「機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙(そら)編」🍔💍
総監督:富野喜幸
出演(声):古谷徹、池田秀一、井上瑤
制作年:1982年
制作国:日本🇯🇵
アニメーション作品
2020年8月21日(金曜日)にBS11で(多分)ノーカット放送されたものを録画。
(ノーカットと銘打っていた筈だが、記憶にあるシーンがない気もした52歳)
2020年9月7日(月曜日)までに鑑賞しました。
(2020年9月7日は平日ですが、台風10号の最接近の被害リスクを考慮して会社がお休みだった日💦)
概要
TVアニメ「機動戦士ガンダム」の再編集版映画3部作の3作目で完結編。
ジャブローから宇宙に上がったホワイトベースだったが、シャア・アズナブル大佐(声:池田秀一)が指揮するザンジバルに追跡されていた。シャアが協力を要請したキャメルパトロール艦隊の襲撃を受けたホワイトベースだったが、アムロ・レイ少尉(声:古谷徹)の操縦するガンダムの働きでこれを難なく退ける。ホワイトベースは中立地帯であるサイド6のコロニーに入港、そこで担当となった監察官は、ホワイトベース操舵手ミライ・ヤシマ(白石冬美)のかつての婚約者カムラン・ブルーム(声:村山明)だった。サイド6の街に出たアムロは街中で偶然、サイド7が襲撃された際に宇宙に放り出された父親のテム・レイ(声:清川元夢)と再開するが、父は酸素欠乏症により記憶や思考力に障害が残っており、アムロは父の変わり果てた姿にショックを受ける。父との別れを決めたアムロは、その帰路、謎めいた雰囲気を持つ少女ララァ・スン(声:潘恵子)と出会う。
感想
前2作同様、やはり、この映画も映画館に行っていません💦
当時の私はインプットよりアウトプットに重きをおくサブカル界隈の人だったので、ガンダムについても「いつか目にすればいい資料」でしかなかった…と言ったところです。
映画本編を観なくても、設定資料集を買えば事足りるタイプのオタクでした。
こちらも「ドラマ編のLPレコード」買ったので内容は早期に把握できていたのですが、いつ映画をちゃんと観たのか…良くわかりませんが…
何にせよ今回が最初ということはありません😅
で、今回の再鑑賞の感想。
前2作と比較して、画像のクオリティが格段に上がります
特にキャラクターの方を書き直しているのは、メカ方面の方に興味がある私としては不満が残りますが、ここでやっと…
「お金出して鑑賞するに値するガンダム映画が出来た」
という感じです(私は映画館に行っていないので、そこにお金出していない訳ですが😅)。
話は、ただ一生懸命戦争をやっていた前2作から、やや急展開。
(割と急に)エスパー的な戦闘力を手に入れたアムロ・レイのビックリするぐらいの活躍
ドレンの艦隊と、コンスコン艦隊は、ほぼアムロ一人で撃破
ライバルだったはずのシャアも全然良いところがありません😅
劇中の描写だけ観ていたら、シャアよりも、カイとセイラとハヤトの三人の方が、よほどエースパイロット然としています。
映画は…やはり(何らかの形で)テレビシリーズのストーリーを知っている人が基本で展開していくので、テキパキと行間抜きで進んで行きます。
まず、ミライさんがモテモテ
(改めて観ると、スレッガーさんについてはミライさんの方から一方的に好きなだけなんだな…ですよね)
ソロモンの戦いでは、何故か新作カットを殆ど描いてもらえない不遇のドズル・ザビ。
テキサスコロニー🐎でシャアとセイラの話をキチッとして
あのあたりは映画で追加した部分なのでしょうか、調べる気もないのでわかりませんが😅
随分脚本とか映像がしっかりしていて、前作(どっちだったかな)までにあった。アルテイシアがキャスバル兄さんを追いかけるシーンと対になっていたりと、急にちゃんとした映画っぽいです
(このあたりテレビ版ではどうだったのか記憶にない)
このシーンの作りの延長が「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」な気がしますので、おそらくは富野では無く、安彦良和氏の功績だと思われます
ララァとの戦い&戯言は、未だにちゃんと説明されていない部分。
様々な解釈があり…その解釈の補足でしか成り立たないニュータイプ論の原点です
このシーン自体も安彦良和氏の功績(?)で随分わかりやすくはなっておりますが、この曖昧ニュータイプ感の延長で…
「機動戦士Ζガンダム」
「機動戦士ΖΖガンダム」
という駄作が作られ
「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」
で、良い方に軌道修正されるも
「機動戦士Vガンダム」で(ここではサイキックだったかな)悪い方向に軌道修正…その後は、基地外ジジィ(誤字は意図的)の戯言を聞かせ続けさせられる事態に陥って行きます
(今回のテレビ放送時のオマケで、横浜に出来る実物大歩くガンダムのオブザーバーか何かで富野由悠季が発言しているのを見ましたが、そこでもヤバくてイライラしました💢。根っこのない老害とでも言いましょうか…歩くガンダムの人たちも扱いに困っただろうなぁ💦)
富野ガンダムではない宇宙世紀もの正史…
「機動戦士ガンダムUC」と
「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」が面白いのは救いです
(「ナラティブ」は、未鑑賞・未読)
アニメ版の「閃光のハサウェイ」には少し期待していますが、原作が富野小説なのはやや不安です😅
でそんな不思議映像を経て…
後は、畳み込むように、ザビ家内の政争による殺し合い。
(劇場版では)いつしか仲良くなっているフラウとハヤトとかも織り込みつつ…
説明するたびに良くわからなくなるシャアの理屈と復讐に付き合わされラストシーンへ。
ラストシーンの「脱出」は、何故か泣きます😭
ここも意味のわからないニュータイプ能力発動なのですが、それでも具象です
アムロが全員を超能力っぽい力(双方向なんかな)で助けた後、犠牲になったのかと思いきや、カツ、レツ、キッカの誘導で脱出…で泣きます😭
ここでキッチリおちて、ある程度のグッドエンドなのに…
この後「機動戦士Ζガンダム」、「機動戦士ΖΖガンダム」という駄作が作られ(以下略)。
…「機動戦士Ζガンダム」なんて、あまつさえここで人の革新をみせたカツまで殺すからねぇ…罪深い😠
あと、上記までに織り込めなかったけど、この映画ではカイのキャラがカッコイイです
スレッガーさんより、カイの方が男前だよね
ガンキャノンが2機とかもこの映画の良いところ
ガンダムよりガンキャノンの方がカッコよく描かれているシーンが多いです。
「機動戦士ガンダム(劇場版)」と「機動戦士ガンダムII 哀・戦士編」では、主題歌に触れたのでこちらでも一応書いておきます。
井上大輔が続投した「めぐりあい」と「ビキニング」の使い所は、「機動戦士ガンダムII 哀・戦士編」の「哀・戦士」と「風にひとりで」と比べたら適切になっていますので、改善された点と言えます。
公開当時、それなりに良い曲だと思っていた「めぐりあい」と「ビキニング」ですが…
「ビギニング」って、King Crimsonの大盗作だったんよね…未だに公に語られず、ゲームとかではその後も散々使われるこの楽曲ですが、どういう折り合いつけたんだろうね
「めぐりあい」の方も、別の人のパクリとか聞いたことあるし…
井上大輔って、結局昔の人だからガンダムがどういうものかも理解できず、アニメ主題歌って仕事を舐めていたんでしょうね。
かつ盗作しないと楽曲作り出せない才能も薄い人なのでしょう。
(こんな仕事していたら、そう評価せざるをえませんよね💦)
ということで、点数は4点(5点満点中)です。
富野由悠季が、アニメファンと世の中を舐めず…
(そもそも“喜幸”から“由悠季”への改名ってのも、やや基地外じみていますよね😅)
井上大輔が、アニメとガンダムというコンテンツを舐めていなかったら5点にしたかもしれない…そういう映画です
蛇足
と、ガンダム3部作の記事連続投稿でした。
このガンダム3部作は映画館に足を運ぶこともなかった私ですが…「伝説巨神イデオン(接触編)(発動編)」には行きました。
…あっちは、長いからお得感あったんかなぁ😅
(当ブログ内の関連記事)
2020年09月07日 【映画】機動戦士ガンダム(劇場版)…情報補完が無いと鑑賞が厳しい映画だが補完が無い状況は稀有
2020年09月08日 【映画】機動戦士ガンダムII 哀・戦士編…パンと水の味気なさが伝わる映画
では、このあたりで