今週は激務…的な予告をしておきながら、実はそうでもなかったピロEKです
さて、今日は早速、映画鑑賞記録
「ジャンパー」
(監督:ダグ・リーマン、出演:ヘイデン・クリステンセン、ジェイミー・ベル、レイチェル・ビルソン、2008年アメリカ)
TSUTAYAさんで「神霊狩/GHOST HOUND(5~6巻)」、「ディスタービア」と一緒にレンタル。
2008年8月16日(土曜日)の午後に鑑賞しました。私にしては珍しく新作レンタルです
ストーリー
スティーヴン・グールド著のSF小説を映画化。
アメリカ合衆国ミシガン州に住む少年デヴィッド・ライス(マックス・シエリオット)は凍った川に転落し死を思った次の瞬間図書館にいた。自分にテレポーテーションの能力があると気がついたデヴィッドは、その能力を使い銀行から大金を盗み、それを元手に世界をまたにかけた自由を満喫する生活を始める。数年後のある日、成長したデヴィッド(ヘイデン・クリステンセン)の前にデヴィッドのような能力を持つ者を抹殺しようとする組織“パラディン”のリーダー、ローランド・コックス(サミュエル・L・ジャクソン)が現れ、デヴィッドを窮地に追い込む。
ピロEK的感想&点数
まずは蛇足っぽいお話からスタートしますが…
私が仕事上でお付き合いさせていただいている某地方情報誌の営業マン兼ライターのS木さんという方、ヘイデン・クリステンセンに結構似ています。以前本人にその旨お伝えしたこともあるのですが…当時(「エピソード3」公開前ぐらいだったかなぁ)、S木さんはヘイデン・クリステンセンの事知りませんでした。情報誌関係のお仕事をしている人間にあるまじき情報不足さ(ご本人がもしも読んでたらスイマセン)、しかも私が「ダース・ベイダーに似てますね」というふうに伝えたので悪口と勘違いされた可能性もあります。先日(3日前)久しぶりに会ったのですが、やっぱりヘイデンに似ていました。
そんなことはさておきこの映画…
退屈しなくて割と面白いと思った作品です
20世紀FOXで、ヘイデンで、サミュエル・L・ジャクソンで…といえばテンションも何となくアップだしね…ですが、観終えた後の印象は…飛び回ってただけって感じも
とにかくテンポは良いです。ダラダラしません。当然目的地にも一瞬で到着するので場面転換もスムーズ。比較的間延びするのは東京のシーンぐらい(っていうか、東京暗いなぁ…あれが日本の印象なのかな)。
内容は薄いですね…特に目的意識もなく、ほぼ私利私欲の為にのみ能力を使っている主人公。狂信的に命まで賭けてジャンパーをつけ狙いながらもバックグラウンドもよく見えない敵。何やら深く知っていそうなもう一人のジャンパー、グリフィンも途中から映画には出て来なくなるし。
グリフィンのあの私物って何(?)、デヴィッドとお母さんとの因縁は今後どうするの(ダイアン・レイン老けたなぁ)等々、謎は多く残されているようなので続編が視野に入っているのかも知れませんね。
グリフィンに関しては、彼が主役の(映画の)スピンオフ小説があるらしいので、そちらで明かされていて、それで終了なのかも知れませんけど(メディアミックスってヤツでね)。
個人的な収穫はコロッセオの中。
あれロケなんかなぁ(?)、セットなのかなぁ(?)、ロケだと嬉しいのですが。
テレポーテーション能力もお金も無い私は自国から出たこともありません。ヨーロッパの遺跡とか文化財ってそのうち見に行きたいんですけどねぇ
点数ですが、
今のところ薄っぺらいけど4点(5点満点中)。
まぁこういうSFは割と好きです
テレポーテーション能力ってSFでも使いづらいネタなのでしょうか(?)
同じ超能力でも、テレキネシスとかテレパシーに比べるとあんまり映画や他の物語に登場する例がないような気がします…超能力としてではなくて“ワープ”だの“どこでもドア”だの“転送装置”だの超科学の道具として登場するパターンの方が多そう。もしくはRPGの魔法ね。
テレポーテーションものを思い出そうとしても“ドラゴン・ボール”で孫悟空がヤードラット星人から習ったアレと、“幻魔大戦”のソニー・リンクスぐらいしか…。“七瀬ふたたび”には居なかったよね(?)テレポーターは(「ジャンパー」で超能力者が命を狙われるってのは“七瀬ふたたび”を思い出しましたけど)。「ジャンパー」版のテレポーテーションはいしのなかにいる!とかはならないんですかねぇ
…あと、たしか吾妻ひでおのコミックで50cmぐらいしか移動できないテレポーターが居たような
…と、蛇足っぽい内容で締めくくりの感想ですが、あんまりないタイプのヒーローものってことで、少し目新しさも感じた作品でした。暇が出来たならオススメ作品
さらに蛇足
“ジャンパー”といえば…
昔…といっても平成が始まった頃、私が若いころのお話。
当時“ジャンパー”は “ブルゾン”って呼ばれていました。沢田研二が「TOKIO」とか「ギャル」なんて歌を歌ってからこの頃まで(?)、おフレンチな言葉が流行っていた様子な(?)わが青春のアルカディア時代。…“ジャンパー”を“ジャンパー”と呼ぶオジサン、オバサン達はその単語(ジャンパー)を発しただけで笑われていたものです(多少、誇張)。今では逆に“ブルゾン”って呼ぶと、かなりイタイ扱い受けちゃう感もある世の中になっちゃいましたねぇ(正常化)。今では“ブルゾン”って言葉を追い求めてジャンプしてもデパートの紳士服売り場にしか行きつきません
さて“ブルゾン”呼称世代の“ブルゾン”らしい“ブルゾン”といえば、あれ…ほら、一条寺烈が着てそうな、おしゃれ~な、あんな感じのヤツ、あんなのです(情報の歪曲アリ)。
蛇足ばかりになったのは(本当は)映画のせいではございませんので、マイナスにお受取りにならないようにお願いいたします。では、今日はこのあたりで
(2021年6月11日加筆)
13年ぶりに再鑑賞した記事を以下リンク先にアップしました。
【映画】ジャンパー(ブログ投稿2回目)…当ブログ配点基準の映画だったのに点数修正
【映画】ジャンパー(ブログ投稿2回目)…当ブログ配点基準の映画だったのに点数修正
驚きの4点ですよ~!
予告編であらかたの名シーンは見せてもらっていたし、どうにもこうにもヘイデン君演じる人物が好きになれず・・・・。
ピロEKさんのお知り合いでヘイデン君に似ている方が気になります☆
もしかして三白眼なんですかぁ~~~?
ヘイデン君ってあの目つきが邪魔してて、何をやっても腹黒い感じに思われそう。
ミチさんも書いておられますが、4点ですか?
10点満点でなく5点満点で?
予告編で期待が膨らんだというのもありますが、見終わってありゃりゃだったのですが。
グリフィン役のジェイミー・ベルのファンなので、彼のスピンオフ作品出来ないですかね~?
日本人でヘイデン似・・・ファンじゃないけれど、お顔を拝見してみたいです。
いつもコメントありがとうござます
>エエエーー?
>驚きの4点ですよ~!
変ですかねぇ…私。
普通に退屈しなかった+ジェダイ闘争再び+好きなタイプのSFってことで高めの評価にしたのですが…
…っていうか、簡単で脳が疲れない映画だという感じで、鑑賞しやすかったのが要因かな??
続編にも勝手に期待したりしています
>もしかして三白眼なんですかぁ~~~?
S木さんは腹黒くダークサイドの方ですが、三白眼ではありませんよ。
(本人この記事、見てないだろうなぁ…お客さんなので見られるとピンチです)
では、また来てくださいね。今後ともよろしくお願いいたします。
★ryokoさんへ★
いつもコメントありがとうござます
>ミチさんも書いておられますが、4点ですか?
>10点満点でなく5点満点で?
5点満点でです
疲れていたんですかねぇ…私。
そんな風に言われると、たしかに面白くなかったような気もしてきたりして…
私の場合、特に期待していなかったことが勝因なのかもですね
>グリフィン役のジェイミー・ベルのファンなので、彼のスピンオフ作品出来ないですかね~?
小説がスピンオフ扱いみたいです。
グリフィンが主役の方が面白い話になりそうな気がしますね。
ジェイミー・ベルの方が演技上手そうだし、
グリフィンの方が本当は強そうだし。
では、また来てくださいね。今後ともよろしくお願いいたします。
誰かの啓示を受けたわけでもなく、
たまたま(?)備わっていた超能力を
自分のために使って何が悪い、という態度、
ヒーローなんてそぶりも見せないところが潔いくらい。
>コロッセオの中。
半分ロケ、半分セットだそうです。
壊すとこなんかはセットですね。
>続編が視野に
アメリカでの受けがいまいちだったので、
続編なしになりそうだったのが、
日本を含む海外で評判がよく、
続編の企画が持ち上がった、
とニュースが伝えてました。
自分のページに書きましたが、やっぱりジャンパーは悪役でも
良かったような気がします。
変に正義ぶるのもおかしいですから、悪の限りを尽くしてもらいたいっ!
ってことで、次作は悪いヤツいっぱい出ること希望(爆
なんか無性に腹が立ってきましたよ。
でやることは、泥棒っしょ。
おいおい!と。
その、50㎝くらいしか移動できないキャラ、なんか覚えてる。
いつもTBありがとうございます。
私もSF好きなので、評判が悪かろうが一応見てしまいます。自宅のテレビが25型のブラウン管テレビ(因みにその前は28型のワイドでした)なので、やっぱり映画館の大画面と大音響で(笑)。
この映画の感想としては、もう少し脚本をどうにかして貰いたかったかな。仰るように”薄っぺらい”のがねえ…キャスティングがなかなか魅力的だっただけにもったいないです。続編作りたいなら、もっとこの作品で観客の心を掴まなきゃね。きっと原作が泣いているよう~。
ところでSF映画と言えば、『銀河ヒッチハイクガイド』をご覧になったことはありますか?オススメですよ。ご参考までに。
http://diary.jp.aol.com/jrygsq/105.html
内容が薄味なのは、本作がはじめから続編を前提とした作りにしていたせいなのかもしれませんね。そう思うとパラディンの組織の事や、グリフィンもジャンパーって事以外詳細を伏せた感じにしていたのも納得出来るかも?
まあ本作のデヴィッドくんはジャンパーの能力を私利私欲で使い続けてましたから凄い嫌われ者な主人公になっちゃった可能性もありますが、自分もジャンパーの能力を持ったら何かしら自分の欲に行使するとは思いますので、彼を一概に悪いとは言えませんでしたね。
TB有難うございました(^^)
グリフィンのスピンオフ小説があるのですか~
初めて知りました。
個人的にはそちらに興味がありますが
次回作はどうなるんでしょうね。
ヘイデンに似てるというライターさん気になります(笑)