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【映画】メイズ・ランナー:最期の迷宮…この陳腐でチープなストーリーに大きなお金が動くのだからヤングアダリトは侮れない

2022-09-04 07:48:45 | 映画
本日は2022年9月4日(日曜日)

2022年9月16日 22:04追記:この日2022年9月4日のの夜までに「Netflix」「るろうに剣心 京都大火編」を鑑賞しました)



以下は映画鑑賞記録です



「メイズ・ランナー:最期の迷宮」🚃🚃🏙
監督 :ウェス・ボール
出演 :ディラン・オブライエン、カヤ・スコデラリオ、トーマス・ブロディ=サングスター
制作年:2018年
制作国:アメリカ合衆国🇺🇸
原題 :Maze Runner: The Death Cure



2022年8月25日(木曜日)の夜までに数回に分け「Disney+」日本語吹替版で鑑賞しました。



概要
ジェームズ・ダシュナーのヤングアダルト小説「メイズ・ランナー」シリーズを映画化した、映画「メイズ・ランナー」3部作の最終作、小説「メイズ・ランナー 3 最期の迷宮」の映画化。
前作「メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮」のラストで、テレサ(カヤ・スコデラリオ)の裏切りで“WCKD(世界災害対策本部)”に囚われてしまったミンホ(キー・ホン・リー)を救うため、トーマス(ディラン・オブライエン)らは、フレアウィルスへの抗体を持った若者を運ぶ列車を襲い、一つの車両を解放するが、ミンホは別車両におり救出することができなかった。その後、諦めずミンホがいる都市へ向かうことにしたトーマスらは、壁に囲まれた防壁都市に辿り着く。



概要
冒頭は「ワイルドスピード」風味
ゾンビ、ディストピア、特別性のある子供ら、ワイルドスピード風味等々
取り入れられるものは何でも取り込もうという意思なのか(開き直り)
逆に意志の無さなのか(居直り)

そんなカーアクションを見せたいがため(
車で列車🚃🚃を襲い、仲間を助けようとするんだけど、
その最後には航空機で列車車両を持ち上げるような力技。
列車を止めるだけなら、もっと効率が良い方法がありそうな気が、観客としてはしちゃうのですが、そうしないのがメイズ・ランナー💦

トンネル内でのゾンビとの攻防…
出さないことが目的だった迷路と対比とか言い張っているけど、
観客としてはそんな風にはピンときていない(少なくとも私としてはピンときていない)壁に囲まれた都市の登場…
を経て、

実は生きていた方式…が採用され、ウィル・ポールターが復活。
ところで、彼は割と特殊なお顔立ちなのに、そこそこ人気があるのは何でだろう

ウォルトン・ゴギンズ演じる、
ゾンビ化は食い止めているけど、顔が崩れちゃっている反WCKDの指導者…
雰囲気カリスマ指導者…みたいなキャラも登場。
…ただし、キャラは最後まで生かせず

で友人がゾンビ化。
ゾンビ設定は、割と蔑ろ気味な、ついでの設定かと思っていたのだけど、ここにきて王道ゾンビ展開

主人公の体質には特にゾンビ化を防ぐものがある。
他の若者にはソコソコ(という謎医学)
…という設定で後半騒ぐも、そこまで煮詰められる事もなく。

あの敵の警備隊長みたいな人が、主人公を倒すのに執着するのも伝わらず
最後に感染者だったことが分かるのも「だからなんだ」だし。

ふわふわしたヒロインの行動原理も整理つかないまま、
最後は、助からないヒロインという悲しい展開風味。
この盛り上げるべき展開も、ここまでワチャワチャしているので、その一環でしかなく、観客が悲しむ演出ではないという酷さと、ここにきて助からないという(思いつきレベルの)逆張り。
特に効果のない逆張りしなくとも、ここまで散々既視感脚本だったじゃんというのが感想。



この原作小説を書いた方は…多分、物語を紡ぐ才能がないんだろうなぁ。
場当たり的に文章を進めているだけというか、下手の横好きというか。

映画3部作を観終えて思うのは、
この(素人的に)思いついたままに紡がれる、陳腐でチープなストーリーに対して、大きなお金と、大勢の大人が付き合ってここまでのものが作れるのだから、あちらのヤングアダルト小説人気だがブームだかってのは、侮れないんだなぁ😓…という事でしょうかね。

※映像面ではそれなりに迫力や見せ場のあるシリーズでした(goodpoint


という事で点数は3点(5点満点中)。


…とりあえず「メイズ・ランナー」シリーズを処理したという記録でした。



(当ブログ内の関連記事)
2022年09月02日 【映画】メイズ・ランナー(鑑賞記録棚卸258)…絶賛オススメされたがその後感想を聞かれていないのは幸い
2022年09月03日 【映画】メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮…迷路という個性はなくなり、パクリと謎医学と陳腐でチープな続編、映像は良い



では、このあたりで



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