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今日
からうちの長男が宿泊研修とのこと。
多分キツイ登山とかさせられるんだよね。多分
今日も映画の記事です。
「手紙」
(監督:生野慈朗、出演:山田孝之、玉山鉄二、沢尻エリカ、2006年邦画)
TSUTAYAさんで「ナチョ・リブレ 覆面の神様」と一緒にレンタル。
一週間前の2007年5月21日の深夜鑑賞しました
ストーリー
東野圭吾の同名小説を映画化。
弟を大学に行かせる学費のため盗みに入った邸宅で、謝って殺人を犯してしまった兄の剛志(玉山鉄二)。弟の直貴(山田孝之)は、強盗殺人犯の弟として差別され、そのことを隠して生きようとしても就職、結婚と、人生の転機ごとに兄からの手紙が原因で受刑者の弟と言う事が知られ、それらは上手く行かない。
詳しくは…http://www.tegami-movie.jp/

ピロEK的感想&点数
チョイと前に東野圭吾の原作小説をレビューさせていただいたこの作品。
今回、映画を鑑賞致しました。
この作品で、玉山鉄二の「逆境ナイン」のイメージは少し払拭
そして沢尻エリカの馴染んでいない関西弁に何故か少しコーフン
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少し高感度アップ
(でも、主演級キャラの中では彼女が一番のミスキャストとは思うけど)
山田孝之は相変わらずでした
ストーリーは殆んど原作をトレースで、目立った違いといえば主人公がミュージシャンを目指していたか、お笑いタレントを目指していたかぐらいなのですが、
なにやら雰囲気が違いますね原作とは
原作は犯罪者の家族ということに対して考えさせられる作品。
中立の立場からこの事例に対して啓発しているような感じの作品だったのに対して、
映画は中立じゃない感じです。
主人公の直貴よりに描いている感じ。
例えば、家電量販店
の会長さんが主人公を諭すセリフに関しても、最初に会ったときのモノしかないからどうにも主人公が世の中を甘く見ちゃいそうで心配
原作だと二度目に会長に会って一喝されるし、家電量販店も辞めちゃうんだけど。
周りの人物は、原作だと普通の人々だったんだけど、
映画では原作小説よりチョットいけ好かない感じの描かれ方
。特に恋人の父親の風間杜夫とか、家電量販店の上司とか。
家電量販店の上司の場合、原作を読んでいたら
「自分でも同じこと言うかもなぁ」
って、思ったけど、映画版の場合、
「そういう言い方はしないだろう」
って、感じましたもんね
周りの人たちがチョットひどい分、
直貴が追い込まれる立場ってのは何だか逃げ道がある(良識のある人たちに紛れたら助かりそうな)ように感じてしまって、それが原因で原作に比べてなんとなくヌルイ感じ。
この映画は、一生懸命泣かせる様に作っている感じだから、
「仕方ない面もあるよね」
とか、思わせる部分は極力避けられている感じで、
「直貴くん可哀想」
的な部分を強調(気のせいかなぁ?)。
主眼が泣かせることな気がします。
で、そういう思惑にのせられて悔しいんだけど泣きました
最後の慰問のシーンなんか涙ボロボロ出たよ
ということで、点数は4点(5点満点中)ぐらい。
色々言いながらも割と堪能してたりして
泣かせる映画としては堪能した訳ですが
多分原作のもってるメッセージは薄れてて、観る人によっては都合良く受け取ってしまいそうで心配な作品になっていました。
補足・蛇足
主題歌のオフコース「言葉にできない」が流れると、「トリビアの泉」のコーナー「高橋克実のスターダストメモリー」を思い出してどうにも集中できませんでした
「仕出し弁当工場でパートをするガチャピン」とか
「鷹匠になったガチャピン」とかの言葉に出来ない映像が浮かんできて。
「高橋克実」のコーナーを観ていなかったらもう少し泣けたかもです
あと、オフコースって我々が若い頃だと少し恥ずかしい音楽嗜好だったんですが、
割と30代後半から40代にファンが多くて支持されてるらしいですね。
だから主題歌なんかに結構使われてる。
当時隠れファンだった連中が結構いるってことだね
さて、
映画の「手紙」では主人公が勤める家電量販店はケーズデンキ
でしたね(確か)。
ケーズデンキは近隣に無いので(となりのとなりの市に行かないと無い)行った事がありません。
ゲートウェイ
のPCが買えるらしいですね。
PCは自作で考えているのですが、一度試しに行ってみようかなぁ。
では、今日はこのあたりで
(当ブログ内の関連記事)
2007年03月06日 【小説】手紙 …中国語では…
★当ブログ内映画DVDレビューの検索はこちらで★
goo 映画
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多分キツイ登山とかさせられるんだよね。多分
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今日も映画の記事です。
「手紙」
(監督:生野慈朗、出演:山田孝之、玉山鉄二、沢尻エリカ、2006年邦画)
TSUTAYAさんで「ナチョ・リブレ 覆面の神様」と一緒にレンタル。
一週間前の2007年5月21日の深夜鑑賞しました
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ストーリー
東野圭吾の同名小説を映画化。
弟を大学に行かせる学費のため盗みに入った邸宅で、謝って殺人を犯してしまった兄の剛志(玉山鉄二)。弟の直貴(山田孝之)は、強盗殺人犯の弟として差別され、そのことを隠して生きようとしても就職、結婚と、人生の転機ごとに兄からの手紙が原因で受刑者の弟と言う事が知られ、それらは上手く行かない。
詳しくは…http://www.tegami-movie.jp/
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ピロEK的感想&点数
チョイと前に東野圭吾の原作小説をレビューさせていただいたこの作品。
今回、映画を鑑賞致しました。
この作品で、玉山鉄二の「逆境ナイン」のイメージは少し払拭
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そして沢尻エリカの馴染んでいない関西弁に何故か少しコーフン
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少し高感度アップ
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山田孝之は相変わらずでした
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ストーリーは殆んど原作をトレースで、目立った違いといえば主人公がミュージシャンを目指していたか、お笑いタレントを目指していたかぐらいなのですが、
なにやら雰囲気が違いますね原作とは
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原作は犯罪者の家族ということに対して考えさせられる作品。
中立の立場からこの事例に対して啓発しているような感じの作品だったのに対して、
映画は中立じゃない感じです。
主人公の直貴よりに描いている感じ。
例えば、家電量販店
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原作だと二度目に会長に会って一喝されるし、家電量販店も辞めちゃうんだけど。
周りの人物は、原作だと普通の人々だったんだけど、
映画では原作小説よりチョットいけ好かない感じの描かれ方
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家電量販店の上司の場合、原作を読んでいたら
「自分でも同じこと言うかもなぁ」
って、思ったけど、映画版の場合、
「そういう言い方はしないだろう」
って、感じましたもんね
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周りの人たちがチョットひどい分、
直貴が追い込まれる立場ってのは何だか逃げ道がある(良識のある人たちに紛れたら助かりそうな)ように感じてしまって、それが原因で原作に比べてなんとなくヌルイ感じ。
この映画は、一生懸命泣かせる様に作っている感じだから、
「仕方ない面もあるよね」
とか、思わせる部分は極力避けられている感じで、
「直貴くん可哀想」
的な部分を強調(気のせいかなぁ?)。
主眼が泣かせることな気がします。
で、そういう思惑にのせられて悔しいんだけど泣きました
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最後の慰問のシーンなんか涙ボロボロ出たよ
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ということで、点数は4点(5点満点中)ぐらい。
色々言いながらも割と堪能してたりして
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泣かせる映画としては堪能した訳ですが
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多分原作のもってるメッセージは薄れてて、観る人によっては都合良く受け取ってしまいそうで心配な作品になっていました。
補足・蛇足
主題歌のオフコース「言葉にできない」が流れると、「トリビアの泉」のコーナー「高橋克実のスターダストメモリー」を思い出してどうにも集中できませんでした

「仕出し弁当工場でパートをするガチャピン」とか
「鷹匠になったガチャピン」とかの言葉に出来ない映像が浮かんできて。
「高橋克実」のコーナーを観ていなかったらもう少し泣けたかもです
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あと、オフコースって我々が若い頃だと少し恥ずかしい音楽嗜好だったんですが、
割と30代後半から40代にファンが多くて支持されてるらしいですね。
だから主題歌なんかに結構使われてる。
当時隠れファンだった連中が結構いるってことだね
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さて、
映画の「手紙」では主人公が勤める家電量販店はケーズデンキ
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ケーズデンキは近隣に無いので(となりのとなりの市に行かないと無い)行った事がありません。
ゲートウェイ
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PCは自作で考えているのですが、一度試しに行ってみようかなぁ。
では、今日はこのあたりで
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(当ブログ内の関連記事)
2007年03月06日 【小説】手紙 …中国語では…
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あれは泣かずにはいられませんよね~。
重いテーマでしたし、いっぱい考えさせられました。
でも、はやり原作とはちょっと雰囲気が違うんですね。
全体的にとても良い映画だったんですが、原作を
読んだ方にお聞きしたかったことがあったんです、
お聞きしてもいいですか?・・って許しもなく訊きますけど(^^ゞ
沢尻エリカを関西弁でしゃべらせる必要があったのかな~・・・?!と思ったんですが、原作でもそうなんでしょうか?
ピロEKさんよりも、ず~~~っと年上の私ですが(^^;;) 友達にオフコースファンいましたよ~!
熱狂的でしたね(笑) 私は彼らの曲は悲し過ぎて
あまり好きじゃなかったんですが(^^;;)
当時のことをいろいろ思い出したりしました。
TBさせていただきましたm(_ _)m
いつもコメントありがとうございます
長いことコメント放置しちゃってスイマセン
>でも、はやり原作とはちょっと雰囲気が違うんですね。
え~雰囲気は同じなんだけど、忠実なんだけど、
映画はあえて泣かそうとしているという感じだし、少しだけ臭いものに蓋しちゃった感じです。
>沢尻エリカを関西弁でしゃべらせる必要があったのかな~・・・?!
>と思ったんですが、原作でもそうなんでしょうか?
たしか関西弁ですよ原作でも(うるおぼえだけど)。
原作では(文字だから)違和感無かったですけどね。
では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願いいたします。
映画のほうは大変だと思いきや、案外好評でしたよね。
生野監督は永くTBSドラマを引っ張ってこられた方で、結構観ていましたが、音楽の使い方が私としてはとっても残念な印象でした。
大泣きでしたが、あの曲が大音量で説明的に流れるのはどうも。。。
いっそ主題化にしてエンドロールで流して欲しかったです。
あの一点で、'90年代TVドラマなノリに思えました
たくさんのコメントありがとうございます
>映画のほうは大変だと思いきや、案外好評でしたよね。
この映画は、ほぼ原作通り。イメージも崩さず巧くまとめているように思えました。
でも、私が小説を読んだのは、映画化が決まった後だったので、山田孝之を想定しての読書にはなっちゃいましたけどね。
あと、映画の方が泣かせようとして作ってる感じは多少受けましたけどね。
>あの曲が大音量で説明的に流れるのはどうも。。。
あの曲って“もちろん”あの曲ですよね。
音楽って難しいと思います。
あの曲だと、いかにもで、ベタになっちゃったし、
かといって、最近のアーティストとのタイアップだと興ざめ。
ちなみに、
私は世代ですがオフコースはあんまり得意ではありません。
>あの一点で、'90年代TVドラマなノリ
オダ・ユージのアレ??
では、また来てくださいね。今後ともよろしくお願いいたします。
原作は殺人者とその家族の罰を、映画は家族愛を表現している気がします。
通常の話では殺人者が捕まるところで終わり、殺人者本人が服役し罰を受けるものがほとんどですが、この作品はその後の家族にまで焦点を合わせた点がすばらしいと思っています。
ですので、映画のラストには納得できなかったです。
お笑い芸人にした点もあまり評価できません。
2時間程度の映画でこの話を表現するのは難しいかもしれませんね・・・。
いつもコメントありがとうございます
>通常の話では殺人者が捕まるところで終わり、殺人者本人が服役し罰を受けるものがほとんどですが、この作品はその後の家族にまで焦点を合わせた点がすばらしいと思っています。
最近は同様のテーマの作品もチラホラ見かけるようになりましたが、この作品はそれらの先駆者ともいえますね。
>ですので、映画のラストには納得できなかったです。
原作の持ってた辛辣な部分が、この映画では軽く描かれていた…というよりもお涙ちょうだいにすり替わってた感もありますね。
ではまた来てくださいね。来年もよろしくお願いいたします。