
ゴールデンウィーク最終日の本日、2020年5月6日(水曜日・振替休日)
嫁さんが家の片付けをするようと促していますが、なんとか誤魔化している今現在です😅
以下は映画鑑賞記録(棚卸149)です
昨日に引き続き「猿の惑星」です。
こうやってまとめて上げようとして、ほぼ完成しているのにアップしていない、シリーズものの記事は多々あったりします💦💦
【映画鑑賞記録棚卸について】
過去に、主にレンタル自宅で鑑賞した映画
の「記録」として、当時の草稿を掘り起こし、ちまちまとアップする作業を行っています。
5年前鑑賞💦💦💦💦💦などという、とてつもない過去のものも多々あり💦、記憶と草稿の不備を正す手段もないので…
「嘘書いてるやん、そんなんじゃなかったよ」💦
「こんな文章、予告編観たら書けるじゃん」💦
てなことも多くあるかと思いますのでご注意
順不同でまとまったものから、お出ししております。
「猿の惑星:聖戦記」
監督 :マット・リーヴス
出演 :アンディ・サーキス、ウディ・ハレルソン、スティーヴ・ザーン
制作年:2017年
制作国:アメリカ合衆国🇺🇸
原題 :War for the Planet of the Apes
TSUTAYA DISCASから「ジョン・ウィック:チャプター2」と一緒に届いた1本。
2年前💦💦2018年4月1日(日曜日)の早朝から9時頃にかけて鑑賞しました(ブルーレイ)。
概要
前作「猿の惑星:新世紀」で起こったコバの反乱をきっかけに、知能を得た類人猿(エイプ)と人間の間で戦争が起こってから2年が経過し戦争は激化、エイプの中にも人間側へと寝返る裏切り者が出てくるなど戦況は混迷を極めていた。元来戦いを望んでいないエイプの指導者シーザー(モーションキャプチャー:アンディ・サーキス)は、人間から姿を隠していたが、人間の部隊が彼らのテリトリーに侵入、エイプたちはこれに勝利するが、和平の意味を込め捕虜を無傷で送り返す。エイプの集落に戻ったシーザーの前に、新天地を探して旅に出ていた息子のブルーアイズ(モーションキャプチャー:マックス・ロイド=ジョーンズ)が戻り、砂漠を越えた先に新天地となり得る安全な土地を見つけたと伝える。この朗報を聞き喜ぶエイプたちだったが、その夜、ウェズリー・マカロー大佐(ウディ・ハレルソン)率いる人間の部隊が集落に入り込み、ブルーアイズと妻のコーネリア(モーションキャプチャー:ジュディ・グリア)が殺されてしまう。
感想
とんだ猿人生🐒を送ることになった、賢い猿シーザーの物語最終章。
人間側の大攻勢は失敗に終わり、それどころか猿インフルエンザの更なる症状で、言葉が喋られないほど知能が低下していく展開😨
…ここで、北米大陸では、猿インフルエンザの被害の他に、猿側に統率者シーザーがいて、人間がどんどん追いやられて行くのはなんとなくわからないでもない、
しかし他の世界はどうなのよという疑問が
そもそも、日本とかでは大型類人猿の個体数が動物園にいるやつぐらいで少ないから、猿インフルエンザの被害はさておき、生き残った人が普通に社会を形成できているのではないか
…とか思っていたのだけど、この知能低下症状でとどめを刺される感じなのかな
…それでも中華人民共和国🇨🇳とかでは、人体なり、猿体実験を繰り返し😨、ワクチンなり治療薬💊なりをしたたかに作っていそうな気もするのだけど
この世界ではどうなんでしょうね
猿側は猿側で、
猿側の良心であり人間と猿との共存の要かもしれなかったシーザーがお亡くなりになり、恐らく今後は(結局)タカ派が台頭してしまうのではなかろうか
知能のない人間は奴隷、
知能のある人間は粛清(知能のある人間など生き残らないのだろうか
)
とかなって、昔の「猿の惑星」シリーズに向かって展開していくってことなんかな。
となると、
新シリーズ1作目の「猿の惑星:創世記」の途中ニュース映像で流れていた宇宙船🚀が、ウラシマ効果と宇宙の拡張が丁度ガチあって😅、猿の惑星と化した地球に戻ってくるという展開に…さらに、自由の女神🗽がこれ見よがしに残っているけど、ニューヨークが砂漠化…みたいなベタな崩壊後世界になるんでしょうか
ここまでの(新シリーズの)リアル路線で重厚なストーリー展開していたこのシリーズが、急にトンデモSFに巻き込まれるのかと思うと、なにか複雑です💦
映画で描かれているテーマは、望んでいないのに変わっていく人間との関係性と、エイプ自体の未来のために苦悩して悩み戦い続けるシーザーというのは、前作と同じ。
(前作の記事でも書いたけど、全前作のエンタメ性は薄れ、SFなのに社会派みたいになって、個人的には好みとは離れていった感は、引き続きあり)
シーザーは、前作より疲れており、エイプ同士でも殺しあったりせねばならず、運命を恨んで自暴自棄になっても良さそうなところをなんとか頑張る。
感情はコントロールできたり、できなかったり💦
ここに、人類が(神的な何かから報いを受けるかどうかして…描写では病気の新症状で💦)言葉も失い衰退していき、
猿の方は、新天地目指して微かな明かりが見えてくるという…キリスト教的な
宗教色が色濃く足された感じの映画に着地。
よくよく考えれば(原題の意味は知らないけど)「創世記」「新世紀」「聖戦記」という邦題が、そういう話だ元々言っていたわけですが…
この宗教色は映像にも出ていて、シーザー達が荒廃した世界を数人のパーティーで、話せなくなった人間の女の子を連れて、バッド・エイプと会う…流れの全体的な描写は、
なんとなくヴィゴ・モーテンセン主演の「ザ・ロード」とかに近い雰囲気。
新天地を求める猿たちの行軍は「十戒」とかの雰囲気で、最後にたどり着いた場所もなんとなく昔のそういった映画風(マット画風と思ってしまったのだけどどうなんでしょう
)。
さらに昔の「猿の惑星」の頃、1960〜ぐらいの頃を時代的に思い出させたいのか
そういう宗教色含めた、古いタイプの映画の意図的なオマージュ(だと思う)が多く、
ウディ・ハレルソンの大佐は「地獄の黙示録」ばりに登場、
その後の滝壺に飛び込むシーンもどこかで観たようなもの(「ミッション」とかなのだろうか
)
この人は崩壊後の人間社会を力と恐怖で支配している「マッド・マックス」とか「ポストマン」風の悪役。
病気になった人間は殺してしまい、自分も最後は同じ症状に…というのは、独裁者によくある展開です。
前述したシーザー達の旅は「許されざる者」みたいな雰囲気もあり。
捉えられて強制労働させられたりするのは「ベン・ハー」とかその辺りのもの。
収容所からの「大脱走」(ここは他にも参考にした映画がありそう
)、
最後に雪崩で人間の軍隊が全滅しちゃうのも「十戒」的なやつなのかも知れません
ダラダラ書きましたが、
これらのオマージュ各種は、鬱陶しくなく、押し付けがましくもなく、「猿の惑星:聖戦記」としてまとまっている感じで高評価です
(私が元ネタに思い入れがなく、気にならないだけなのかも知れませんが😅)
3部作全体を通し、前述までの宗教色の他に、人種差別的なものが含まれている映画でしたが、
この点では、黒人差別とか、西部劇でのネイチィブアメリカンの描写はよりも、相手が人間では無い分、
「所詮、猿じゃん」とか思ってしまいがちに作られていて…
観る側の人間性に迫りやすいものなのかも知れません😅
…私はこの事態になったら、猿を敵視してしまいそうです…なんかすいません😅💦
ということで点数は5点(5点満点中)
リメイクといっても、旧作に引っ張られ過ぎることもなく
、蔑ろにすることもなく
、新シリーズだけでも十分面白く鑑賞できるシリーズでした
私の印象では、いろいろな映画の中でそこまで目立ったシリーズでは無いのですが「そういえば名作だった」…みたいなポジションの映画なんじゃ無いですかねコレ
(当ブログ内の関連記事)
2012年09月16日 【映画】猿の惑星:創世記…猿の気持ちで観たらいいのか、人の気持ちで観たらいいのか?
2020年05月05日 【映画】猿の惑星:新世紀(映画鑑賞記録棚卸148)…猿の気持ちで見るのが正っぽいな
では、このあたりで
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嫁さんが家の片付けをするようと促していますが、なんとか誤魔化している今現在です😅
以下は映画鑑賞記録(棚卸149)です

昨日に引き続き「猿の惑星」です。
こうやってまとめて上げようとして、ほぼ完成しているのにアップしていない、シリーズものの記事は多々あったりします💦💦
【映画鑑賞記録棚卸について】

過去に、主にレンタル自宅で鑑賞した映画

5年前鑑賞💦💦💦💦💦などという、とてつもない過去のものも多々あり💦、記憶と草稿の不備を正す手段もないので…
「嘘書いてるやん、そんなんじゃなかったよ」💦
「こんな文章、予告編観たら書けるじゃん」💦
てなことも多くあるかと思いますのでご注意

順不同でまとまったものから、お出ししております。
「猿の惑星:聖戦記」

監督 :マット・リーヴス
出演 :アンディ・サーキス、ウディ・ハレルソン、スティーヴ・ザーン
制作年:2017年
制作国:アメリカ合衆国🇺🇸
原題 :War for the Planet of the Apes
TSUTAYA DISCASから「ジョン・ウィック:チャプター2」と一緒に届いた1本。
2年前💦💦2018年4月1日(日曜日)の早朝から9時頃にかけて鑑賞しました(ブルーレイ)。
概要
前作「猿の惑星:新世紀」で起こったコバの反乱をきっかけに、知能を得た類人猿(エイプ)と人間の間で戦争が起こってから2年が経過し戦争は激化、エイプの中にも人間側へと寝返る裏切り者が出てくるなど戦況は混迷を極めていた。元来戦いを望んでいないエイプの指導者シーザー(モーションキャプチャー:アンディ・サーキス)は、人間から姿を隠していたが、人間の部隊が彼らのテリトリーに侵入、エイプたちはこれに勝利するが、和平の意味を込め捕虜を無傷で送り返す。エイプの集落に戻ったシーザーの前に、新天地を探して旅に出ていた息子のブルーアイズ(モーションキャプチャー:マックス・ロイド=ジョーンズ)が戻り、砂漠を越えた先に新天地となり得る安全な土地を見つけたと伝える。この朗報を聞き喜ぶエイプたちだったが、その夜、ウェズリー・マカロー大佐(ウディ・ハレルソン)率いる人間の部隊が集落に入り込み、ブルーアイズと妻のコーネリア(モーションキャプチャー:ジュディ・グリア)が殺されてしまう。
感想
とんだ猿人生🐒を送ることになった、賢い猿シーザーの物語最終章。
人間側の大攻勢は失敗に終わり、それどころか猿インフルエンザの更なる症状で、言葉が喋られないほど知能が低下していく展開😨
…ここで、北米大陸では、猿インフルエンザの被害の他に、猿側に統率者シーザーがいて、人間がどんどん追いやられて行くのはなんとなくわからないでもない、
しかし他の世界はどうなのよという疑問が

そもそも、日本とかでは大型類人猿の個体数が動物園にいるやつぐらいで少ないから、猿インフルエンザの被害はさておき、生き残った人が普通に社会を形成できているのではないか


…それでも中華人民共和国🇨🇳とかでは、人体なり、猿体実験を繰り返し😨、ワクチンなり治療薬💊なりをしたたかに作っていそうな気もするのだけど


猿側は猿側で、
猿側の良心であり人間と猿との共存の要かもしれなかったシーザーがお亡くなりになり、恐らく今後は(結局)タカ派が台頭してしまうのではなかろうか

知能のない人間は奴隷、
知能のある人間は粛清(知能のある人間など生き残らないのだろうか

とかなって、昔の「猿の惑星」シリーズに向かって展開していくってことなんかな。
となると、
新シリーズ1作目の「猿の惑星:創世記」の途中ニュース映像で流れていた宇宙船🚀が、ウラシマ効果と宇宙の拡張が丁度ガチあって😅、猿の惑星と化した地球に戻ってくるという展開に…さらに、自由の女神🗽がこれ見よがしに残っているけど、ニューヨークが砂漠化…みたいなベタな崩壊後世界になるんでしょうか

ここまでの(新シリーズの)リアル路線で重厚なストーリー展開していたこのシリーズが、急にトンデモSFに巻き込まれるのかと思うと、なにか複雑です💦
映画で描かれているテーマは、望んでいないのに変わっていく人間との関係性と、エイプ自体の未来のために苦悩して悩み戦い続けるシーザーというのは、前作と同じ。
(前作の記事でも書いたけど、全前作のエンタメ性は薄れ、SFなのに社会派みたいになって、個人的には好みとは離れていった感は、引き続きあり)
シーザーは、前作より疲れており、エイプ同士でも殺しあったりせねばならず、運命を恨んで自暴自棄になっても良さそうなところをなんとか頑張る。
感情はコントロールできたり、できなかったり💦
ここに、人類が(神的な何かから報いを受けるかどうかして…描写では病気の新症状で💦)言葉も失い衰退していき、
猿の方は、新天地目指して微かな明かりが見えてくるという…キリスト教的な

よくよく考えれば(原題の意味は知らないけど)「創世記」「新世紀」「聖戦記」という邦題が、そういう話だ元々言っていたわけですが…
この宗教色は映像にも出ていて、シーザー達が荒廃した世界を数人のパーティーで、話せなくなった人間の女の子を連れて、バッド・エイプと会う…流れの全体的な描写は、
なんとなくヴィゴ・モーテンセン主演の「ザ・ロード」とかに近い雰囲気。
新天地を求める猿たちの行軍は「十戒」とかの雰囲気で、最後にたどり着いた場所もなんとなく昔のそういった映画風(マット画風と思ってしまったのだけどどうなんでしょう

さらに昔の「猿の惑星」の頃、1960〜ぐらいの頃を時代的に思い出させたいのか

そういう宗教色含めた、古いタイプの映画の意図的なオマージュ(だと思う)が多く、
ウディ・ハレルソンの大佐は「地獄の黙示録」ばりに登場、
その後の滝壺に飛び込むシーンもどこかで観たようなもの(「ミッション」とかなのだろうか

この人は崩壊後の人間社会を力と恐怖で支配している「マッド・マックス」とか「ポストマン」風の悪役。
病気になった人間は殺してしまい、自分も最後は同じ症状に…というのは、独裁者によくある展開です。
前述したシーザー達の旅は「許されざる者」みたいな雰囲気もあり。
捉えられて強制労働させられたりするのは「ベン・ハー」とかその辺りのもの。
収容所からの「大脱走」(ここは他にも参考にした映画がありそう

最後に雪崩で人間の軍隊が全滅しちゃうのも「十戒」的なやつなのかも知れません

ダラダラ書きましたが、
これらのオマージュ各種は、鬱陶しくなく、押し付けがましくもなく、「猿の惑星:聖戦記」としてまとまっている感じで高評価です

(私が元ネタに思い入れがなく、気にならないだけなのかも知れませんが😅)
3部作全体を通し、前述までの宗教色の他に、人種差別的なものが含まれている映画でしたが、
この点では、黒人差別とか、西部劇でのネイチィブアメリカンの描写はよりも、相手が人間では無い分、
「所詮、猿じゃん」とか思ってしまいがちに作られていて…
観る側の人間性に迫りやすいものなのかも知れません😅

…私はこの事態になったら、猿を敵視してしまいそうです…なんかすいません😅💦
ということで点数は5点(5点満点中)
リメイクといっても、旧作に引っ張られ過ぎることもなく



私の印象では、いろいろな映画の中でそこまで目立ったシリーズでは無いのですが「そういえば名作だった」…みたいなポジションの映画なんじゃ無いですかねコレ

(当ブログ内の関連記事)
2012年09月16日 【映画】猿の惑星:創世記…猿の気持ちで観たらいいのか、人の気持ちで観たらいいのか?
2020年05月05日 【映画】猿の惑星:新世紀(映画鑑賞記録棚卸148)…猿の気持ちで見るのが正っぽいな
では、このあたりで

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