ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

映画記事も散在報告も停滞中…ですが、自分が飽きない程度のマイペースで運営中。良かったら読んでいってくださいませ。

【映画】リトル・シングス…シッカリオチてもらった方が有難いのだが

2021-09-19 00:06:00 | 映画
そういえば3連休だったですね…
その真ん中、2021年9月19日(日曜日)になりました。



以下は映画鑑賞記録です



「リトル・シングス」🕳
監督 :ジョン・リー・ハンコック
出演 :デンゼル・ワシントン、ラミ・マレック、ジャレッド・レト
制作年:2021年
制作国:アメリカ合衆国🇺🇸
原題 :The Little Things



TSUTAYA DISCASから「ロックダウン」と一緒に届いた1本。
2021年9月12日(日曜日)の深夜から日付変わって13日(月曜日)の1:10ごろまでにかけて、日本語吹き替えで鑑賞しました(DVD)。



概要
1990年、カリフォルニア州カーン郡で保安官を務めるジョー・ディーコン(デンゼル・ワシントン)は、強盗事件の証拠品を取りに行くため、ロサンゼルス郡保安局に行くよう命じられる。かつてロサンゼルスで刑事だったディーコンは昔の同僚たちと再会、また女性連続猟奇殺人事件を追っていた若手の凄腕刑事ジミー・バクスター(ラミ・マレック)から興味を持たれ、連続殺人の5人目の殺害現場に同行することを許される。被害者の女性を見たディーコンは昔自身が捜査し、未解決に終わった連続殺人事件に酷似していると気付き、休暇を取って独自に操作を始める。



感想
おそらくこの映画を観た多くの方と同じように、私もスッキリはしていない。
最後に事件が解決もしくは解明されるサスペンス映画を観ていたつもりだったのだけど、そうはならない。
逆にドンデン返しとか、ちゃぶ台返しとかでもないというか…

後日談も無いので…
「犯人は特定できずじまいだったけどこの後犯行が止まった」…とかも観客には知らされるわけでもなく。
最後の方でFBIが語っていた犯人像が、一応の答えなのかも知れませんが

要はスッキリしない。
世の中には「こういうこともある」みたいな話なんよね。

デンゼル・ワシントン演じる主人公の、ほんの少し精神的にイッているキャラクター性と行動原理は理解できたし、彼の過去もそういうことか…周囲のフォローもそういうことか…と分かる。

デンゼル・ワシントンだか、事件自体だか、いけ好かないジャレット・レト演じる男への反応だかで、だんだんハマってしまうラミ・マレックのキャラクターも理解。
ただし彼が“髪留め”で救われたかどうかは不明
一方、我々観客は“髪留め”で一旦救われる、もしくはスッキリした感じになるのだけど…あーちゃうんや💦と、またまたモヤモヤしはじめるというオチ。

ジャレット・レト演じる男は、賢いつもりかも知れないけど、ああいう態度だとああなるか、証拠でっち上げられて捕まるか…になるんじゃないかな
面白がっての行動にしてはリスクが大きいので、こいつも狂っているか、本当の犯人なのかな(と観客としては思いたい、制作者としてはそういう思考に向かわせた後考えさせたい)
本当の犯人で、殺されたい、もしくは自分を殺させたい…というキャラクターだったのかも知れませんが…ここもはっきりしない…というか、こいつのキャラ設定のせいでこんな映画になっている💦

まぁ、実際こういう事件は、藪の中に入ったままになることも多く…
被害者が帰ってくる訳でもなく、捜査官も何らかのトラウマを抱えてしまうことは儘あり、現実は映画観終えた観客のようにスッキリすることなど無い訳で…
事件が起こった時点で救われる人などいないという教訓の映画と受け取ればいいのかも知れません
そういう事実を観せた映画があるということで、逆に救われる人もいるのかも知れませんね。

あと、警察は少なくともサイコな思考の奴を始末したからメデタシメデタシという解釈もできなくは無いですかね😅

…まぁ何れにせよ、ずっと“どうなるか”と観ていられる出来の映画ではありました
オチないのがダメな方にはオススメしませんけど😅


あとは…ラミ・マレック「ボヘミアン・ラプソディ」の時みたいなフレディ似せ用義歯を付けなくても、割と歯が変なのね


点数は4点(5点満点中)です



では、このあたりで



★当ブログ内映画DVDレビューの検索はこちらで★


最新の画像もっと見る

コメントを投稿