三連休の最終日。
本日は部屋の大掃除をしました
私の部屋の場合、先日の家庭訪問時に廊下に積んであった様々なアイテムが持ち込まれて以来(※こちらの記事を参照)、実に乱雑な状態でしてまだ片付いていませんでした。
で、今日はとりあえずオモチャ関連だけを片付け。
屋根裏収納庫を一旦全て出して、そこに再収納を試みるも満タンに
息子曰く、
「小さな玩具屋ぐらいの量があるんじゃないの?」
との指摘
仕方なく溢れた分のいくつかは処分することにしました。
一旦はホビーボックスさん(※いきつけの模型屋さん)のがたくた市には出品しようかとも思っておりますが、売れるかなぁ。
激安で出品したとしても、人が欲しがるかどうかは微妙なアイテムばかりです
で、とりあえずオモチャ関連は片付いたのですが、
まだ、書籍が大量に。
雑誌は捨てないとイカンでしょうねぇ多分
まぁ、来週にでも考えます。
さて、本日は映画の記事です。
最近ハズレ映画ばかりのレビューをアップしておりましたが、
今回のはアタリでした
「時をかける少女」
(監督:細田守、声の出演:仲里依紗、石田卓也、板倉光隆、原沙知絵、谷村美月、2006年邦画・アニメーション)
TSUTAYAさんで「ディパーテッド」と一緒にレンタル。
2007年7月14日・土曜日、まだ台風の来ていない午前中に鑑賞。
ストーリー
筒井康隆の原作小説を20年後という設定でアニメ化。
高校2年生の紺野真琴(声:仲里依紗)は、ある日高校の理科準備室で不思議な体験をする。その帰り道、自転車のブレーキが効かず踏切事故にあってしまう真琴だったが、列車に轢かれたと思った瞬間、数瞬前に戻っている自分に気がつく。博物館の学芸員をしている叔母、芳山和子(声:原沙知絵)に相談すると、それは“タイムリープ”であり、真琴ぐらいの年頃の女の子には良く起こる現象だというのだが…
詳しくは…http://www.kadokawa.co.jp/tokikake/
ピロEK的感想&点数
この作品は楽しめました
期待して鑑賞したのに期待以上
アニメの本分である“絵”も上質
キャラデザインは貞本義行で、嫌味と無駄の無い絵柄は好み
この映画では制作側の意図なのか、手法なのか、特に線が少ない気もしましたが、
線が少ないという事は、絵が常時、そしてリアルに動いていないと、多分ヘボヘボなアニメになっちゃう訳で、逆に大変なんでしょうねぇ。
何度も登場するキャッチボールのシーンとかは、なにげに凄い労力がかかってそうだし、演出的にも効果的と思いましたよ。
それら(絵柄と線の少なさ、線を補う躍動感のある動き等)がまた作品世界とマッチ(しているような気が)して、ナイス
他にアニメ関連のスタッフの名前を言われてもわからないのですが、背景の絵(美術?風景?)もとてもキレイな作品でした
アニメだからストーリーとかはイマイチなんじゃないの…という偏見は基本的に持ってる私ですが、
このお話はテンポも、ストーリー展開のバランスも実によろしくて
映画としての見せ場もシッカリな作品でした
特に後半、友人を救おうと坂道を疾走する真琴のシーン、
最後に未来に戻れなくなった友人のためにタイムリープをするシーンなどは、
手に汗を握る(?)といいますか、転倒した痛さとか、タイムリープなCGの空間に入ったときの意思等々、真琴の色々な感情まで伝わってくる感じでした
ん?なんかいつに無く真面目な記事書いてますか(?)私
(内容は相変わらず薄いですが)
主人公の叔母さんが芳山和子(原作版の主人公)というのも、この映画観ているメイン層であろう(?)30代後半のモノ共には、いい感じのサービス設定
彼女が語る少女時代の思い出、棚に飾ってある写真、その横のラベンダー
感涙モノでした
もちろん20年前には、
原田知世版の映画も(あんまり憶えていませんが)
ショコタンのお父さんが出てた南野陽子版も観ましたよ私。
(その後の内田有紀とか、モー娘のはチェックしておりませんが)
映画が小説から20年後の設定ということは、
スタッフの意図としては、小説が書かれた40年前のお話の続きというより、
原田知世の映画版、もしくは南野陽子のTV版あたりの続編を想定しているんじゃないかなぁ(妄想)
…実はそれらの作品への私の評価は高くないんですけどね
…今回のアニメはアイドル映画なつくりじゃなくて良かったです
ということで点数は6点(5点満点中)。久々の反則満点越え作品。
家族みんなで楽しめました。オススメ作品
私どものような健全なご家族にも
アキバでリュックを担ぐ青年にもオススメできる作品です
「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society」の記事の際、日本のアニメにそんなに面白いものは無い。的な事を書いた私ですが、その数少ないラインナップに1件追加。良作です
でも、今回ラベンダーの香りはしなかったのね
補足・蛇足
【蛇足1:タイムリープ】
この話の“タイムリープ”は、他の映画でよく観るようなタイムスリップでは無い様子(まぁコレは前から…原作以降…ですけどね)。過去の自分に会って宇宙崩壊の危機を孕んでなんかはいないタイプ。
どちらかというと「あの頃の自分をやり直したい」方式で、その時間をやり直せる仕組み…と理解していたのですが、未来人の登場により難解に
今の年齢に成長する前の時間に戻るとどうなるのでしょう?
…例えば小学生の頃に戻るとして、
現在の意識を維持したままで小学生の大きさになるのか?
小学生に戻ったはずなのに急に大きなおねぇさんの登場なのか?(うちの娘はこの説だと思っている様子。「あんまり前には戻れないよね」的な感想を述べていましたから)
前者だと、生まれる前には戻れない訳で、未来人の時間移動に説明がつかなくなって。
後者だと、イロイロ危険だね
…ここは、ファンタジーという言葉で納得しないといけないのですかねぇ
…真琴自身が何も気にしていない様子ですしね(というか基礎知識も無い設定なのかな?)。
不思議テイストを重視したのか?
単なるご都合主義か?
…まぁ良いか…理論原理主義ではないので、減点対象にはならないポイントですが、気になったので蛇足としてみました。
【蛇足2:スイング・ガールズ】
こいつは本当に蛇足なのですが、
「時をかける少女」のDVDパッケージのイラスト(※この記事の一番上にある画像)。
「スイング・ガールズ」のソレと酷似している(?)と思っちゃったのは私だけなのでしょうか
(↑コレがスイング・ガールズのDVDジャケね)
【蛇足3:リリー・フランキー】
高校の先生。
碇ゲンドウと同じ声の先生。
モデルはリリー・フランキー(?)ですよね(??)
似てるもん
では、今日はこのあたりで、
来週から仕事がタップリあるみたいですが、頑張りまーす
(2021年7月17日追記)
再鑑賞した記事をこちらにアップしました。
★当ブログ内映画DVDレビューの検索はこちらで★
本日は部屋の大掃除をしました
私の部屋の場合、先日の家庭訪問時に廊下に積んであった様々なアイテムが持ち込まれて以来(※こちらの記事を参照)、実に乱雑な状態でしてまだ片付いていませんでした。
で、今日はとりあえずオモチャ関連だけを片付け。
屋根裏収納庫を一旦全て出して、そこに再収納を試みるも満タンに
息子曰く、
「小さな玩具屋ぐらいの量があるんじゃないの?」
との指摘
仕方なく溢れた分のいくつかは処分することにしました。
一旦はホビーボックスさん(※いきつけの模型屋さん)のがたくた市には出品しようかとも思っておりますが、売れるかなぁ。
激安で出品したとしても、人が欲しがるかどうかは微妙なアイテムばかりです
で、とりあえずオモチャ関連は片付いたのですが、
まだ、書籍が大量に。
雑誌は捨てないとイカンでしょうねぇ多分
まぁ、来週にでも考えます。
さて、本日は映画の記事です。
最近ハズレ映画ばかりのレビューをアップしておりましたが、
今回のはアタリでした
「時をかける少女」
(監督:細田守、声の出演:仲里依紗、石田卓也、板倉光隆、原沙知絵、谷村美月、2006年邦画・アニメーション)
TSUTAYAさんで「ディパーテッド」と一緒にレンタル。
2007年7月14日・土曜日、まだ台風の来ていない午前中に鑑賞。
ストーリー
筒井康隆の原作小説を20年後という設定でアニメ化。
高校2年生の紺野真琴(声:仲里依紗)は、ある日高校の理科準備室で不思議な体験をする。その帰り道、自転車のブレーキが効かず踏切事故にあってしまう真琴だったが、列車に轢かれたと思った瞬間、数瞬前に戻っている自分に気がつく。博物館の学芸員をしている叔母、芳山和子(声:原沙知絵)に相談すると、それは“タイムリープ”であり、真琴ぐらいの年頃の女の子には良く起こる現象だというのだが…
ピロEK的感想&点数
この作品は楽しめました
期待して鑑賞したのに期待以上
アニメの本分である“絵”も上質
キャラデザインは貞本義行で、嫌味と無駄の無い絵柄は好み
この映画では制作側の意図なのか、手法なのか、特に線が少ない気もしましたが、
線が少ないという事は、絵が常時、そしてリアルに動いていないと、多分ヘボヘボなアニメになっちゃう訳で、逆に大変なんでしょうねぇ。
何度も登場するキャッチボールのシーンとかは、なにげに凄い労力がかかってそうだし、演出的にも効果的と思いましたよ。
それら(絵柄と線の少なさ、線を補う躍動感のある動き等)がまた作品世界とマッチ(しているような気が)して、ナイス
他にアニメ関連のスタッフの名前を言われてもわからないのですが、背景の絵(美術?風景?)もとてもキレイな作品でした
アニメだからストーリーとかはイマイチなんじゃないの…という偏見は基本的に持ってる私ですが、
このお話はテンポも、ストーリー展開のバランスも実によろしくて
映画としての見せ場もシッカリな作品でした
特に後半、友人を救おうと坂道を疾走する真琴のシーン、
最後に未来に戻れなくなった友人のためにタイムリープをするシーンなどは、
手に汗を握る(?)といいますか、転倒した痛さとか、タイムリープなCGの空間に入ったときの意思等々、真琴の色々な感情まで伝わってくる感じでした
ん?なんかいつに無く真面目な記事書いてますか(?)私
(内容は相変わらず薄いですが)
主人公の叔母さんが芳山和子(原作版の主人公)というのも、この映画観ているメイン層であろう(?)30代後半のモノ共には、いい感じのサービス設定
彼女が語る少女時代の思い出、棚に飾ってある写真、その横のラベンダー
感涙モノでした
もちろん20年前には、
原田知世版の映画も(あんまり憶えていませんが)
ショコタンのお父さんが出てた南野陽子版も観ましたよ私。
(その後の内田有紀とか、モー娘のはチェックしておりませんが)
映画が小説から20年後の設定ということは、
スタッフの意図としては、小説が書かれた40年前のお話の続きというより、
原田知世の映画版、もしくは南野陽子のTV版あたりの続編を想定しているんじゃないかなぁ(妄想)
…実はそれらの作品への私の評価は高くないんですけどね
…今回のアニメはアイドル映画なつくりじゃなくて良かったです
ということで点数は6点(5点満点中)。久々の反則満点越え作品。
家族みんなで楽しめました。オススメ作品
私どものような健全なご家族にも
アキバでリュックを担ぐ青年にもオススメできる作品です
「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society」の記事の際、日本のアニメにそんなに面白いものは無い。的な事を書いた私ですが、その数少ないラインナップに1件追加。良作です
でも、今回ラベンダーの香りはしなかったのね
補足・蛇足
【蛇足1:タイムリープ】
この話の“タイムリープ”は、他の映画でよく観るようなタイムスリップでは無い様子(まぁコレは前から…原作以降…ですけどね)。過去の自分に会って宇宙崩壊の危機を孕んでなんかはいないタイプ。
どちらかというと「あの頃の自分をやり直したい」方式で、その時間をやり直せる仕組み…と理解していたのですが、未来人の登場により難解に
今の年齢に成長する前の時間に戻るとどうなるのでしょう?
…例えば小学生の頃に戻るとして、
現在の意識を維持したままで小学生の大きさになるのか?
小学生に戻ったはずなのに急に大きなおねぇさんの登場なのか?(うちの娘はこの説だと思っている様子。「あんまり前には戻れないよね」的な感想を述べていましたから)
前者だと、生まれる前には戻れない訳で、未来人の時間移動に説明がつかなくなって。
後者だと、イロイロ危険だね
…ここは、ファンタジーという言葉で納得しないといけないのですかねぇ
…真琴自身が何も気にしていない様子ですしね(というか基礎知識も無い設定なのかな?)。
不思議テイストを重視したのか?
単なるご都合主義か?
…まぁ良いか…理論原理主義ではないので、減点対象にはならないポイントですが、気になったので蛇足としてみました。
【蛇足2:スイング・ガールズ】
こいつは本当に蛇足なのですが、
「時をかける少女」のDVDパッケージのイラスト(※この記事の一番上にある画像)。
「スイング・ガールズ」のソレと酷似している(?)と思っちゃったのは私だけなのでしょうか
【蛇足3:リリー・フランキー】
高校の先生。
碇ゲンドウと同じ声の先生。
モデルはリリー・フランキー(?)ですよね(??)
似てるもん
では、今日はこのあたりで、
来週から仕事がタップリあるみたいですが、頑張りまーす
(2021年7月17日追記)
再鑑賞した記事をこちらにアップしました。
ワタクシも期待して観て期待以上に楽しめました^^
この作品の持っている世界観とか雰囲気とかと、脚本・演出・作画がばっちりフィットしまくってましたよね!
背景の美しさは流石に宮崎アニメを支えた山本二三だな~なんて思ったのですが、どーやらちょっとマニアックな発言だったよーなので自重すべきでしたw
ではでは~、これからもよろしくお願いします♪
大当たりでした~☆☆
なんとじわっと涙まで出ちゃいましたよ~。
ブログお友達でアニメに関わったことのある方が仰るには、輪郭線が黒ではなく茶系で、すごく丁寧に彩色してあったそうですよ。
主人公の声もいいな~って思いました。
満点を超えたのですね!(笑)
たしかに、よい映画でした☆
絵的にもキレイだったし、
ストーリーもよかったですね。
後半はウルウル涙でした。
いつもコメントありがとうございます
>どーやらちょっとマニアックな発言だったよーなので自重すべきでしたw
いえいえ、個人のブログなんだから恥ずかしがらず(?)にもっと深くいってくださいよ^^
では、また来てくださいね。今後ともよろしく御願い致します。
★ミチさんへ★
いつもコメントありがとうございます
>アニメ作品ってあまり劇場に見に行ったりはしないのですけど、これはすごく評判が良かったので見に行きました。
アニメ作品って私もあんまり劇場には観にいきません。
最近では劇場自体行けない訳ですけど
ちなみに最後に劇場で観たアニメは「エヴァンゲリオン」です。
>輪郭線が黒ではなく茶系で、すごく丁寧に彩色してあったそうですよ。
そうなのですか。
他にも、色々と地味な努力の積み重ねられた作品とは聞いております。
努力の甲斐あってか評判いいですよね。
>主人公の声もいいな~って思いました
声優さんの名前見ても誰だかわかりませんが、なかなか自然(というかアニメ一般的には不自然?)な良い感じの声でしたよね。
声優といえばいじめられっ子(?)の男子生徒は松田洋二でしたね。久し振りの再会でした(アシタカ以来?)。
では、また来てくださいね。今後ともよろしくお願いいたします。
いつもコメントありがとうございます
>満点を超えたのですね!(笑)
満点越えは良作に私のテンションガ合致した際起こる現象です。
ということで、主にそのときの気分だから、私のブログの点数はアテにならない訳です。
>後半はウルウル涙でした。
最近は泣かされるアニメって割と多いです。
元アニメオタク(自称)の特性として、アニメをバカにしている部分のある私ですが、こういうの観るとアニメも悪くないなぁと思います。
では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願いいたします。
最近、レスポンスの悪いカゴメであります♪♪♪
カゴメもカレンダーの絵柄を見て、
すぐにスウィング・ガールズが頭に浮かんだですよ。
ちょっとは意識したんですかね?(笑)
この作品も結構良かったんですが、
今監督の「パプリカ」と、それに触発されて観た「東京ゴッドファーザーズ」の良さに痺れちゃって、
もうこの作品の事はほぼ忘却状態です(←薄情)。
まだ未観でしたら、是非一度ご覧になって観てくらさい。
(「パプリカ」は子供さんにはちとキツイかも、ですが。苦笑)
いつもコメントありがとうございます
>最近、レスポンスの悪いカゴメであります♪♪♪
最近は、お忙しいようですねぇなんとなく。
でも、その中あんな密度の濃い記事が書けるなんて尊敬しておりますよ。
>すぐにスウィング・ガールズが頭に浮かんだですよ。
同じこと思い浮かんだ方がいて嬉しいですよ^^
ちなみに上野樹里ちゃんはスイング・ガールズの頃が好きです。
>今監督の「パプリカ」と、それに触発されて観た「東京ゴッドファーザーズ」の良さに痺れちゃって、
>もうこの作品の事はほぼ忘却状態です(←薄情)。
「パプリカ」は観る予定ですよ。まだ新作なので旧作オチを待っている次第。
あと、「東京ゴッドファーザーズ」ですね。そちらも是非観てみます。
では、また来てくださいね。今後ともよろしくお願いいたします。
私はこの映画はちょっと苦手でした…。
というか、主人公のマコトが苦手…。
私は『東京ゴッドファーザーズ』の方が好きだなぁ。
いつもコメントありがとうございます
コメントへのお返事が遅くなってスイマセン
今年の夏の暑さは異常みたいですねぇ。熱中症で死者がでてるとかで…
奈緒子さんも気をつけてくださいね。
>というか、主人公のマコトが苦手…。
なんだか真琴キライって人多いみたいですね。
「イケメン2名を侍らしている時点で女子には人気無い説」とかもあるみたいです。
>『東京ゴッドファーザーズ』の方が好きだなぁ。
カゴメさんからもオススメされているので、そのうち観てみたいと思っています。
では、また来てくださいね。