待望の
原田知世が当時宣伝していたTOSHIBAオシャレなテレコ系コンパクトスリムラジカセの最高傑作!!
しかも2モータオートリバースメカx2のRT-RW7発掘しました。
このモデルは随分昔から狙っていたものの、ドフで中々出会えなかったラジカセの一つ。
トップのシルバーメッキが腐蝕しておりグッドコンディションとは到底言えない状態でしたが
出会いもまずないだろうと言うことで捕獲。
可能な限りクリーニング。
幸いラジオアンテナ折れもなかった。
メカ部ではお馴染みのキャプスタンベルトどろ溶けに床から指からでろでろに汚れがこびりついて酷いものでしたが、
それもわかっていたので。
キャプスタンべルトは80φにした。かけて動作を見てみたら、左手のデッキ1は問題なく全動作フェザータッチで
カセットを鳴らせたんですが、
デッキ2は再生ボタンでベッドは上がるものの、リールが回らないのでテープを巻き取る事が出来ない。
よって早送り巻き戻しも不可。但しボタンを押した際にはキャプスタンモータが反応して回るという不思議。
暫く悩んだのですが、いざ制御基板をめくってハンダ修正してみる。
元に組み上げて動作確認してみれば何と巻き戻し早送り再生動作も反応するようになった。
しかし組み上げていくうちに把手ハンドル左がわのボディ・プラスティックがバリっ!と割れてしまう
(涙目)
元通りにと、上手くつなぎ合わせ瞬間接着剤で何とか止めた。
トーンのポットも効かないので外してバラし清掃、煽動部を少しだけ持ち上げ、
タミヤ接点グリスを薄く塗り元に戻した。
このラジカセは良いですね。フェザータッチのボタン反応もそんなに遅くないからストレス知らず。
そしてなんとLINE INの他にフォノイコライザー内蔵で直にレコードプレーヤーも繋ぐ事が出来て現代でも充分使えます。
ない機能は録音レベル調整、ドルビーBのノイズリダクションくらい。
オートリバースを利用した両面ダビング録音、また使えるのがカセット1,2のリレープレイが可能だから
カセットテープのA,B,A,B合わせて4面がテープをひっくり返さなくても聴けてしまう。
何か作業をしながらの長時間好きなカセットをBGMにできるので良いです。
この娘は昔から何気に結構な人気機種なのが使ってみてよく分かりました。