先日サマーウォーズを観ました。
出典https://s-wars.jp/special/images/SW-Wallpaper1-M.jpg
夏休みに彼氏役を頼まれた主人公が大家族の一員となって過ごす中、仮想世界OZの混乱から始まる世界の危機に立ち向かう物語。
私が映画の中で1番好きなのは、家長である栄おばあちゃんが、各地での混乱の中で知り合いや教え子に電話をかけて「あんたならできる」と励ますシーンです。
この「あんたならできる」という言葉は、お互いの信頼関係がないと言えない言葉です。
励ますという行為は、信頼関係のない人から言われても心には全く響きません。
自分のことを知ってくれていて、自分以上に自分を信じてくれている、応援してくれる人から言われるからこそ、「自分も頑張らなければ」と奮い立つのだと思います。
そして、言った側にも責任が伴います。
無責任に何も知らず「できるできる」と言うこともできますが、言われた側が「この人がここまで言ってくれるなら頑張ろう」と思えるのは、お互いが尊敬し合ってるからだと思います。
大学受験の時に、自分がとてもお世話になった日本史の先生と受験で使わなかった科目の先生。
その2人の先生から言われる「できるよ!」は、受け取る側として同じ言葉でも、頑張ろうと思えたのはお世話になった先生でした。
もちろん応援してくれてる事は嬉しいしありがたいのですが、お世話になった先生に言われる方がより嬉しいのは、自分の頑張りを見てくれていたからだと思います。
出典https://鳥取遊戯.com/archives/7486
励ますというのは、その言葉を言い合える関係値があるのが前提です。
そんな信頼関係を結んでいる人に囲まれて、みんなから愛されているからこそ、栄おばあちゃんは魅力的に映るのだと思います。
自分も人を信頼して、信頼されるような存在になっていきたいと思います。
皆さんもぜひ見てみてください♪