ビッグサイトを出て、駅前のPRONTOを目指しました。
電車が動かないので、バス乗り場に長蛇の列ができています…
メンバーは、会社の上司、取引先、私の3人です。
運よく席が取れましたが、安全のため火が使えないということですが
この先何があるかわからないということで、ケーキを食べながら
その後の打ち合わせをしました。
当日朝まで泊っていたホテルにかけ合おうということで、
電話をしますが案の定通じません。
上司がその会社の会員なので、直接掛け合ってくる!と
一人でホテルに向かいました。
30分くらいして帰ってきましたが、やはり無理っぽいとのこと。
ここにいても埒が明かないので、東海道新幹線は動いているかも?ということなので
駄目もとでタクシーを探しに動き始めることにしました。
ホテル方面に向かいましたが、大渋滞の中ほとんどタクシーはいません。
いてもやっぱり人が乗っています。
結局、ホテルにたどり着きましたが部屋は開いてません。上司がいろいろ掛け合いますがやっぱりどこも同じような状況。ロービーわきのPCスペースで隣になった人達は有明出張の帰り、羽田で飛行機に乗る寸前に地震に遭ったのこと。
都内近郊のホテルが軒並み満員なので、有明あたりならあるんじゃないか?ということで
有明に戻ってきたそうです。
しばらくPCで情報収集をしていたのですが、どこかで食事をしたいと思い再び駅前に向かいました。ここでも、レストランは満員・コンビニの棚は空で食事もままなりません。
やはり人の多そうな駅に近い場所は厳しいです。
次はTOCを、再度ホテルに戻る前に覗いてみました。
ここは昨年レストランフロアがあまりに空いていたので、淡い期待を抱きつつ入りました。
そうはいっても、緊急事態のためか?レストランは満員。コンビニを覗くも、商品はありません…
食事をあきらめるつもりで、再度レストランを覗くと なんと!韓国料理店が弁当を販売しています。韓国風スープとご飯の簡単なものでしたが、暖かい食事にありつけるのは非常に魅力的です。20分ぐらい待つとのことでしたが、なぜか?突然広がるカーペットのスペースに靴を脱いでくつろぎながら待つことにしました。
コンセントを拝借し(すいません)携帯などを充電しながら、こんな夕食にありつけました。
かばんの中のお菓子でしのぐつもりだったので、嬉しい誤算の暖かい食事はありがたいものです。
そうこうしているうちに、12畳ほどのカーペットのスペースに人が集まってきました。腰をすえて、一晩あかそうと思っていましたが22時ごろ「23時には退出をお願いします。ご要望のある方は、守衛室でご意見を」とガードマンがやってきました(-_-)
予想はしていましたが、この寒空の中 屋外は厳しい…。同じように出張で帰れなくなった人たちもいたようで、守衛室前で押し問答?が始まっていました。
場所を換え、それぞれ意見のある人達と守衛側が相談しているのですが一向に話がまとまりません。30分くらいいろいろやっていたのですが、守衛側の代表が引き下がりそのままうやむやに中に居られるようになった?ようです。
結局、暖房は切れましたが退去は免れたようで、ビル全体で何十人かが朝まで過ごしたようです。横になれる環境はかなり恵まれていましたが、窓際で寒くなりあまり眠れず、2時間ほどうとうとしただけでしょうか?
東京メトロは動いているとの情報があったので、眠れないついでに5時過ぎにはTOCビルをあとにしました。東京メトロの豊洲か東雲までタクシーで行こうと思いましたが、りんかい線の国際展示場駅に人が集まりつつあります。とりあえず覗いてみようということで着いた途端、駅の扉が空きました。
そんな夜明け直前の、ビッグサイトの様子
始発電車が部分開通するようでした。ようやく最初の一歩です!有楽町線が動いているということだったので、新木場へ向かい有楽町線で有楽町へ向かいました。
ホームに並んでからも、30分ほど待ちましたが無事出発。有楽町線はすぐに来たので、順調に有楽町へ。そこから徒歩で東京駅まで行きました。
スマートフォンを使いなれない上司のおかげで、新幹線の切符は発券済みだった(前日分ですが…)ので、駅員に見せながら改札をとおり、すぐに出発の新幹線に飛び乗りました。
グリーンだったので、新横浜で移動しましたが空いてる所に座りサンドイッチを食べながら無事名古屋まで帰りました。
9時過ぎに名古屋駅まで家族に迎えに来てもらい、自宅にたどり着きました。
自宅に着き東北地方の凄惨な現状を大きな画面ではっきりと見たときには、ショックのあまり涙が止まりませんでした。
私自身 家族と離れた場所で地震に遭い一晩帰れない被害にあいました(東北の方々と比べるすべもありませんが…)が、当事者の一人であると思うと他人事とは思えません。また、被害に遭ったのが私本人で家族でなかったことが幸いだと感じます。被災された方がのことを思うと、かわりない日常を過ごすことさえ心苦しいと思うこともありますが、私たちが前を向いてしっかりと日常生活を過ごすことも非常に大切だと思います。
今回の大地震で命を落とされた多くの方々に謹んでお悔やみ申し上げます。また、被害に遭われた方々には 一日でも早く復興されることを切に願っております。
最後に 一晩場所を提供して頂いたTOCビルの皆様、電話・メール・mixiで心配して頂き、励ましや情報をくれた多くの友人・会社の人達・家族のみんなに感謝したいと思います。
ポコ
電車が動かないので、バス乗り場に長蛇の列ができています…
メンバーは、会社の上司、取引先、私の3人です。
運よく席が取れましたが、安全のため火が使えないということですが
この先何があるかわからないということで、ケーキを食べながら
その後の打ち合わせをしました。
当日朝まで泊っていたホテルにかけ合おうということで、
電話をしますが案の定通じません。
上司がその会社の会員なので、直接掛け合ってくる!と
一人でホテルに向かいました。
30分くらいして帰ってきましたが、やはり無理っぽいとのこと。
ここにいても埒が明かないので、東海道新幹線は動いているかも?ということなので
駄目もとでタクシーを探しに動き始めることにしました。
ホテル方面に向かいましたが、大渋滞の中ほとんどタクシーはいません。
いてもやっぱり人が乗っています。
結局、ホテルにたどり着きましたが部屋は開いてません。上司がいろいろ掛け合いますがやっぱりどこも同じような状況。ロービーわきのPCスペースで隣になった人達は有明出張の帰り、羽田で飛行機に乗る寸前に地震に遭ったのこと。
都内近郊のホテルが軒並み満員なので、有明あたりならあるんじゃないか?ということで
有明に戻ってきたそうです。
しばらくPCで情報収集をしていたのですが、どこかで食事をしたいと思い再び駅前に向かいました。ここでも、レストランは満員・コンビニの棚は空で食事もままなりません。
やはり人の多そうな駅に近い場所は厳しいです。
次はTOCを、再度ホテルに戻る前に覗いてみました。
ここは昨年レストランフロアがあまりに空いていたので、淡い期待を抱きつつ入りました。
そうはいっても、緊急事態のためか?レストランは満員。コンビニを覗くも、商品はありません…
食事をあきらめるつもりで、再度レストランを覗くと なんと!韓国料理店が弁当を販売しています。韓国風スープとご飯の簡単なものでしたが、暖かい食事にありつけるのは非常に魅力的です。20分ぐらい待つとのことでしたが、なぜか?突然広がるカーペットのスペースに靴を脱いでくつろぎながら待つことにしました。
コンセントを拝借し(すいません)携帯などを充電しながら、こんな夕食にありつけました。
かばんの中のお菓子でしのぐつもりだったので、嬉しい誤算の暖かい食事はありがたいものです。
そうこうしているうちに、12畳ほどのカーペットのスペースに人が集まってきました。腰をすえて、一晩あかそうと思っていましたが22時ごろ「23時には退出をお願いします。ご要望のある方は、守衛室でご意見を」とガードマンがやってきました(-_-)
予想はしていましたが、この寒空の中 屋外は厳しい…。同じように出張で帰れなくなった人たちもいたようで、守衛室前で押し問答?が始まっていました。
場所を換え、それぞれ意見のある人達と守衛側が相談しているのですが一向に話がまとまりません。30分くらいいろいろやっていたのですが、守衛側の代表が引き下がりそのままうやむやに中に居られるようになった?ようです。
結局、暖房は切れましたが退去は免れたようで、ビル全体で何十人かが朝まで過ごしたようです。横になれる環境はかなり恵まれていましたが、窓際で寒くなりあまり眠れず、2時間ほどうとうとしただけでしょうか?
東京メトロは動いているとの情報があったので、眠れないついでに5時過ぎにはTOCビルをあとにしました。東京メトロの豊洲か東雲までタクシーで行こうと思いましたが、りんかい線の国際展示場駅に人が集まりつつあります。とりあえず覗いてみようということで着いた途端、駅の扉が空きました。
そんな夜明け直前の、ビッグサイトの様子
始発電車が部分開通するようでした。ようやく最初の一歩です!有楽町線が動いているということだったので、新木場へ向かい有楽町線で有楽町へ向かいました。
ホームに並んでからも、30分ほど待ちましたが無事出発。有楽町線はすぐに来たので、順調に有楽町へ。そこから徒歩で東京駅まで行きました。
スマートフォンを使いなれない上司のおかげで、新幹線の切符は発券済みだった(前日分ですが…)ので、駅員に見せながら改札をとおり、すぐに出発の新幹線に飛び乗りました。
グリーンだったので、新横浜で移動しましたが空いてる所に座りサンドイッチを食べながら無事名古屋まで帰りました。
9時過ぎに名古屋駅まで家族に迎えに来てもらい、自宅にたどり着きました。
自宅に着き東北地方の凄惨な現状を大きな画面ではっきりと見たときには、ショックのあまり涙が止まりませんでした。
私自身 家族と離れた場所で地震に遭い一晩帰れない被害にあいました(東北の方々と比べるすべもありませんが…)が、当事者の一人であると思うと他人事とは思えません。また、被害に遭ったのが私本人で家族でなかったことが幸いだと感じます。被災された方がのことを思うと、かわりない日常を過ごすことさえ心苦しいと思うこともありますが、私たちが前を向いてしっかりと日常生活を過ごすことも非常に大切だと思います。
今回の大地震で命を落とされた多くの方々に謹んでお悔やみ申し上げます。また、被害に遭われた方々には 一日でも早く復興されることを切に願っております。
最後に 一晩場所を提供して頂いたTOCビルの皆様、電話・メール・mixiで心配して頂き、励ましや情報をくれた多くの友人・会社の人達・家族のみんなに感謝したいと思います。
ポコ