今日も感謝の中で

毎日、感じ思ったことを書きます。

視点

2020年02月22日 11時34分00秒 | 精神世界
今日は朝から雨が降っていて‥そんなに寒くもなく‥これで冬も終わりかな‥と思っていたら‥こんな事を思い出しました。
それは長女がまだ幼い頃、ある日曜日の朝‥雨が降っているので‥縁側にいた長女へ‥私:「〇〇ちゃん、今日は雨が降ってるから外で遊べないね〜」 長女:「傘差せばいいにか〜♪」 私:「そっ‥だね~」(目からうろこ状態)
視点を変えるとは正にこの事でした。


ちなみに‥下の絵はどんな風に見えますか?
やっぱり貴婦人?‥それとも‥視点を変えて‥


人生では‥いろんな場面で視点を変えることが、自分自身や他人からも求められます。『人間万事塞翁(さいおう)が馬』というように‥話は長くなりますが‥これは、中国の古典『淮南子(えなんじ)』に書かれた「塞翁」の逸話ですが‥「塞翁」とは砦(とりで)に住むおじいさんという意味で‥その話とは‥昔、砦に一人のおじいさんが住んでいて‥そのおじいさんの馬が行方不明になり‥周りの人はおじいさんに同情しましたが‥おじいさんは落ち込んでいる風でもなく‥ しばらくすると、その馬が大勢の仲間の馬を連れて戻ってきました。しかし、おじいさんは喜んでいる感じでもなく‥すると、おじいさんの息子が落馬して足を骨折してしまいます。周りの人は同情しますが、おじいさんはそんなに気にしません。 やがて戦争が起こり、多くの若者たちは戦死してしまいましたが‥おじいさんの息子は足を骨折していたために戦場に出ることはなく、命拾いしたという話‥ このように何が幸福につながり、何が不幸につながるかなど、誰にもわからないという話です。


半世紀以上も生かして頂いている自分が言えるのは‥人生にはいろんな出来事(その時は幸不幸、辛い,楽しいと思える事)が、いっぺんにでは無く、ほどよく無理なく順番通りに現れるものだったと言えます。なぜなら‥自分があの世にいる時、神様にお願いして‥もしこの世に自分が生まれたら‥少しの幸せと多くの困難を自分に与えてください‥多くを経験し、それを乗り越えて自分の霊的借金を返し、願わくば徳を重ね‥今の魂のレベルを上げて‥もっと自由になり‥いつか必ず、神様と一つになります‥などと神様と自分自身に誓って、この世にやっと生まれてきたと思うからです。

そして視点を変えるとは‥それは水の流れ‥魂‥人生の生き方と同じようにも思えます。山から海へと‥勾配に任せて流れていく水の流れは‥途中に岩や木があり、否が応でも曲がらなければ流れることはできない‥それは自分が自ら変化して‥その流れに合わせて生きること。このことは,様々に変化していく人生に‥いろんな視点を変えて‥より良く行動し、乗り越えて生きていく事と同じだな‥と思います。


ご存じ、ピカソの『泣く女』
視点を変えることで、いろんな泣いている女性が一枚の絵に現れて見えます。


今日も一日、いろんな視点から多くの感謝の中で…ありがとうございます。


成仏

2020年02月21日 21時51分16秒 | 精神世界
今日、会社の同僚の親父さんの告別式へ行って来ました。去年末から肺炎を何度か繰り返して‥84歳でした。多くの年配の方々が弔いに来られていて‥式が進む中‥自分は最前列の椅子に座っていたので、焼香は早めに終わり‥その後は頭を少し下げて‥何気なく皆さんの足下の方を見ていました。足下の動きだけでも分かったのですが‥その中で…丁寧にお坊さんや喪主へ深々と礼をする人、さっさと済ませて席へ帰る人、ゆっくりと祭壇の写真に向かって参っている人‥そこで思ったのは‥故人とどんな関係だったかもあるけれど‥人間は死を前にすると‥その人の心が自然と現れるものなんだな‥と。


そして‥あの長いお経を聞いていて、もう一つ思ったのは‥故人はこれを聞いて本当に成仏するのだろうか‥と。いろいろ意見はあると思うけれど‥生きている時はそのお経の意味が分からなくても、あの世へ行ったら理解でき成仏できるのだというのは‥ちょっと無理があるように思えるし‥。そもそも成仏とはどういう事なのか‥自分が思うに‥人間とは生きている間に自分の心を絶対安心させることが成仏なのだと思うから‥今生で成仏できなかっただろうから、他人様が話す意味を知らないお経を10分ほど聴かせて、あの世で成仏させてあげるというのは‥この世で精一杯生きて‥善徳を積むだけ積みに挑戦しに‥この世で努力して成仏できるよう‥神様にお願いにお願いして‥‥やっとこの世に生まれて‥そして‥あの世へ還って逝かれた本人に失礼な気がします。


だから‥もし自分があの世へ還ったなら‥大げさな葬儀などせずに、自宅で自分の亡骸の前で‥親族が集って私の思い出話をしながら‥お酒を飲みながら楽しく食事をして貰える方が良いな‥と思っています。その方が自分は安心してあの世で成仏できるように思えます。

今日も一日、感謝の中で…ありがとうございます。


微笑み

2020年02月20日 19時51分54秒 | 精神世界
最近、『アルカイック・スマイル』という表情を表す言葉を知り‥自分も日頃からそういう表情でいれたら良いなと思って心がけています。少し詳しく話すと‥古代ギリシアのアルカイク美術の彫像に見られる表情だということですが、ここ日本でも飛鳥時代から奈良時代にかけて広隆寺などにある国宝の弥勒菩薩半跏像(みろくぼさつはんかぞう)(宝冠弥勒) にも見られる美術用語としての「アルカイック・スマイル」は、顔の感情表現を抑えながら、口元だけは微笑みの形を伴っている表情のことです。

自分だけなのか‥この像をパソコンの画像で見ているだけなのに‥不思議と心が「スーーーッ」としてきますが‥この像の表情だけでなく、右手の指の仕草が‥なんとも神秘的な雰囲気に‥時間を忘れそうです‥。
いつか‥この京都の広隆寺へ行って、実物を見てみたいと思っています。

そういえば、浅田真央さんって‥観音様とか菩薩様とかに似ているような気がするけど‥(^^)


そうそう‥微笑みと言えば~モナリザですが‥これはアルカイックスマイルとは違うような‥(-_-)

『笑う門には福来たる』と言いますが、そうしている事で自分の方に沢山幸せが来る‥かどうかわかりませんが、笑って無いより、笑っていた方が幸福さんも来やすいんじゃないかと‥というより、そもそも幸せとは何かが運んでくれたり、誰かが与えてくれるものでは無く、自分自身で人生を精一杯生きて、気づき見つける事だと思っています。

今日も一日、感謝の中で…ありがとうございます。

靴下

2020年02月19日 20時07分42秒 | 精神世界
今夜のテレビ番組の、NHKの『ガッテン!』で、《靴下は裏返しで洗う》ことで、臭い匂いは半分以下、傷や毛玉、色落ちも非常に少なくなっている事を放送していました。
靴下を表のままで洗っている場合、裏返しで洗うより匂いが臭く、傷みなどが早い理由は、靴下は表と裏の繊維の質が違っていて、表は風合いと出すのに天然、裏は履き心地を高めている化学繊維なので、表にして洗っていると、表は天然だから結果的に傷みが早く、また裏は収縮しやすい糸で皮脂などの汚れが絡み易く、汚れが落ちにくい理由だとの話でした。

そこで思ったのは‥靴下の糸にもいろんな種類があって‥その一つ一つに特徴があって‥使い方一つで長所が短所に、短所が長所に変わるものなんだなと‥これは人間と同じことを表しているな‥と思ったことです。
その人の、良い意味での優しさが時として反対に甘さとなり、またある人の良い意味での厳しさが、いつしか頑固な人と言われる事もあるようにです。
だからといって、何事もほどほどの中道が良いんだと言われても‥なんだか違うよに思うし‥自分らしく、そして人間的で‥良心に恥じない生き方をしたい。
自分とはいったい何者なのか? それは人生の一つの課題だと思います。
自分の心に履かせている感謝という靴下は、毎日の先祖供養という洗濯で、いつまでも綻びないように明るく歩いて生きたいと思っています。

今日も一日、感謝の中で…ありがとうございます。






細胞

2020年02月18日 20時06分23秒 | 精神世界
最近知った事ですが‥人間が一生の内に打つ心臓の心拍数は大凡30億回だそうです。なので‥一分間70回の脈拍の人なら30億回に達するのは大凡80年という事で、それが心臓の耐用年数=人の寿命ということになりそうです。で‥やはりネズミのような小さい動物は心拍数が速く、象のように大きな動物はゆっくりだそうですが‥一生の間に打つ回数は同じ8億回なのだそうです。だから、小さな動物より大きな動物の方が長生きしている理由の一つらしいです。


そんな心臓を思うと‥生まれた赤ちゃんの時からずーーーっと‥この心臓さんは動いていてくれいて‥これは心臓さんだけではありませんが‥目や鼻、口に歯、もちろん肝心な脳や舌、手に足、胃袋に骨‥あと沢山いーーーーぱい、このご先祖様からお借りしている身体を、自分は一日中な~にも考えてもいないのにちゃんと動いて生きていてくれる‥この身体には60兆個とも言われている細胞があり、数ヶ月で生まれ変わっているといわれています。だから‥だからこそ、これからも毎日多くの細胞さんたちに感謝をして生きたいと思っています。

今日も一日、感謝の中で…ありがとうございます。
おやすみなさい…。