癒しの泉

もともとは映画好き、最近は舞台好き(特に宝塚♪)の趣味ブログ★宝塚の中では宙組の真風涼帆さんにハマってます!

ホテルスヴィッツラハウス②~今後が楽しみな宙組子ばかり!~

2021-05-10 15:43:11 | 宙組

昨日に引き続き、ホテルスヴィッツラハウスの感想の続きです!

さぁ、いってみよー!

 

■ニーナ・デュボワ: 潤花

今回、宙組トップ娘役に就任する潤花ちゃんにぴったりのお役でしたね!

トップ娘役が潤花ちゃんになると決まるまでお芝居も歌もほとんど見たことなかったのでどんな雰囲気になるのかまったくの未知数だったんだけど、これが予想以上に良かった!

 

完全に私の好きな映画の女優さんタイプの娘役さん。素顔も美人なんだけど宝塚のお化粧がめっちゃ似合う!目力があって、一見気の強そうな感じなんだけど中身は等身大の女の子そのもの。そして笑顔が本当にかわいい!!

んで、お芝居が好き。声がまずいい。落ち着いてて台詞回しが自然で。まっすぐでストレートに響く嘘のないお芝居。

衣装もよく似合ってる。赤い羽付きの帽子が似合うよね〜あのときの衣装が一番好きなんだけど、最後プロポーズされる時の全身白も好き。映画から飛び出してきたようなクラシカルさ。

初日映像で好きなタイプだな〜と思ってハリウッド・ゴシップを見たらお芝居と純心な笑顔にきゅんとしちゃって、スヴィッツラ配信を見る頃にはやっぱりいいわ〜ってもうかなり好きになっちゃってました。(笑)

真風っちとのコンビ感もアダルティで今までとは違った一面をどんどん引き出してくれていいですね〜

まどかちゃんとは初恋寄りのカップル像が多くて初々しい頃の思い出が蘇る感じだったんだけど、潤花ちゃんとは色々経験した上で出会う男と女で、わりと最近の恋愛模様を思い出す感じ。これがもうすごくリアルに響いてくる。

ニーナの「恋と仕事をうまく両立できないのよね」の台詞とかさ〜うん、わかるわ〜!しかもロベルトとはヨーロッパとアメリカで離れ離れでいわば遠距離恋愛というか、いや一度別れて友達以上恋人未満って感じかな…いや私も日本とアメリカで遠距離恋愛を約6年やってたもんで、うわ〜ロベルトもニーナもよく頑張った!!!ってなんか感慨もひとしおでw(私のことはどうでもいいw)

てか、ロベルトにアプローチされてよくアメリカに行けたな!と、もはやニーナに尊敬の念を抱くほど。あんな人に出会ったら離れたくない!って思っちゃうかもw

そういう意味では自分のやりたいことにまっすぐで芯の強い女の子像がぴったりハマってましたね。

親友のパリでの活躍を嫉妬する姿もめっちゃ人間臭くて。
こういう時期って人のことばっかり羨ましくなっちゃうんだよね・・・って、なんかとにかくわかるわ~ってなりました。

あと、ダンスが得意と言われる潤花ちゃん、踊ってるところをまだそんなにしっかり見れてないんだけど、踊ってる時の表情が本当に楽しそうで生き生きしててもうニーナそのものでしたね。

アルマから本番前日に言われる台詞とかもすんごくあったかくてトップ娘役就任をみんなから祝福されているような演出。景子先生あったかいわ〜ロベルトも完全に真風っちに当て書きでしたが、ニーナもまた潤花ちゃんにしっかり当て書きされてましたね。

まか潤コンビと私は呼んでるけど、この2人が今後どんな役やカップル像を作り上げていくのかワクワク。

ニーナは等身大のバレエダンサーの役だったけど、次のアイリーンは一癖も二癖もありそうな役。

どんな引き出しを見せてくれるか楽しみにしてます。


■ヘルマン・クラウスナー:芹香斗亜

今回、一番切なかったのがこのキキちゃん演じるヘルマン。

ららちゃん演じるアルマとしどりゅー演じるラディックと3人で同じ音楽院で学び、ヘルマンはアルマ のことが好きだったけど、アルマはラディックと両思いで、ヘルマンは諦めて、今はユダヤ人であるラディックがドイツから脱出するのをアルマと一緒に画策している、という状況。(認識合ってるかな?)

これさ、好きな人が自分には振り向かないことわかってて、でも音楽のために、芸術のために、自分の命を投げ打つ覚悟で親友のヘルマンを助けるわけですよね。

思うんだけど、アルマはラディックのこと、音楽抜きにしても好きだったのかな~なんて・・・
もちろん、彼の作り出す音楽抜きに彼のことは考えられないのかもしれない。

アルマの台詞で「彼の音楽を聞いたら・・・彼を思い出して」みたいなこと言っていたから、アルマにとってラディックの音楽は彼の一部でありそれも含めてラディックが好きなんだろう。

でもさ、ずっと近くでアルマのことを見てきたヘルマンじゃだめなの?

ヘルマンに音楽の才能があったらアルマは好きになったの??とか色々考えちゃった。

いや、もちろんヘルマン自身が納得してればいいんですけどね。彼にとっては恋愛より音楽を後世に残すことの方が大事なのかもしれない。

でもさ、アルマを見つめる表情や、ラディックを助けた後にラディックがアルマを抱きしめてるときに歌う歌がもうなんかとてつもなく切なくて・・・あの歌めっちゃ良かった。胸が締め付けられました。

SAPAのノアときと似た状況なんだけど、SAPAのときにはちゃんとイエレナと結ばれたのがうれしかったけど、今回はスパイの罪を一身に背負う姿がとにかく切なかったな。

それと、ロベルトにスパイ容疑摘発されて言い合うシーン、良かったな~

こういうまかキキ見たかった~なんか久しぶりじゃない?

アナスタシアはほとんど絡みなくてちょっと寂しかった。今回はガッツリ、でも敵対して憎み合うとかじゃなく、ちゃんと自分たちの信念をぶつけて、解決策を探るという、めっちゃ大人!

そう、今回ロベルトもだけど、このヘルマンも超大人な男で懐が大きくてかっこよかった。自分の欲のためだけに動くんじゃない、周りのことも考えた上で答えを出すところ。

その二人が最後バレエが終わった後にこの件にどう決着をつけるか決断するところ。
熱い抱擁!そして見つめ合う表情がとにかく熱い!
めっちゃよかった~景子先生にまたまた感謝しかない。こういうトップと2番手の関係性をしっかり描いてくれるところ、ほんと好きです。

キキちゃんは切ない役が続いているから次は明るい役が見たいな・・・と思いつつ、次はモリアーティなんだよなw
でも久々の悪役だし、ホームズと直接対決絶対あるだろうからかなり楽しみにしてます!


■アルマ・ミュラー:遥羽らら

ららちゃんがこんなに超絶美女を演じてくれるなんて!初日映像を見たらもう大歓喜!!金髪でスタイルもよくて衣装がどれもこれもめっちゃ似合う!タバコ吸うところもカッコイイし、これぞザ・美女!!!なんか、峰不二子いけるんちゃうか!?とか思っちゃいましたw

この時代、女性も結構タバコ吸ってたんだよね、きっと。マリリンモンローとかも吸ってるの観たことあるんだけど、なんか好きだわ~(タバコはヤニと匂いが嫌いだけど、吸ってる姿は大好物です)
子役とかが多かったのでららちゃんのこういうお役見れてうれしかったな~

ラディックとヘルマンの間で揺れるアルマの表情が本当に良かった。ラディックに抱きしめられた後に見せる、ヘルマンに向ける複雑な表情。きっと彼女にも色んな葛藤があったんだろうなと思わずにはいられない。

あと、ちょっとコメディなシーンもありましたね。アルマに思いを寄せるチャールズとのやり取りは笑わせてもらいました。特に最後の方の「あら、まだいたの」のとこ!

ららちゃんのこんな役、これからも見たいです!!

 

■ユーリ―・バシリエフ:桜木みなと

振付家でありダンサーでもあるユーリ―!今回、めちゃめちゃ色気たっぷりでしたね~
こんなに踊るずんちゃん初めて見たけど、振りの一つ一つから色気が放出されているようで、これはファンの方たまらんやろうな~と思って見てました。

前半はイライラしていたのに、ジョルジュと再会したらもうずーっと笑顔で幸せそうでよかったな~と。確かに、ジョルジュはイケメンだった!

ユーリ―中心でバーでダンサーたちが歌い踊るシーンは暗くなりがちなストーリーの中で明るくなれる瞬間でした。

ストーリー的にサスペンスの本筋には絡んでこないところがちょっともったいなかったのと、最後のニーナとのシェヘラザードは踊ってるところをもっと長く見たかったな~

でも、最後、ロベルトとニーナが再会するところ、ニーナをユーリ―がエスコートするんだけど、そのあとにちゃんとジョルジュもいてよかった!と幸せな気持ちになりました。


■ラディック・ブリーチェク
 ネイサン・ヒューズ
 :紫藤りゅう

天才ピアニストのラディックとロベルトの元上司のネイサンを演じていたしどりゅー!
それぞれ色の違う役をしっかり演じ分けてましたね。個人的にはラディックが好きだったな~

それにしてもどっちも出ているシーンが少ないのがもったいない!もっとそれぞれの役で深めたシーンが見たいなと思いました。全部やってたら時間が足りないだろうからしょうがないんだけど!特に、ロベルトの元上司のネイサンについてはもっと見たかった~
昔のロベルトがどうだったかとか、スパイキャッチャーとしてどういうことを教えたかとか。
ラディックについてはヘルマン、アルマとの音楽院時代が気になる!

サイドストーリーやりませんか?劇団さん??

 

■エーリク・カウフマン:瑠風輝

もえこちゃんのエーリク、めっちゃ好き!!!主人公の相棒役、めっちゃ好きなの!しかも真面目で仕事に一直線で女を知らないあの感じ!24歳なんだっけ?

アルマがチャールズに色目を使ってるときにものすごい目でアルマを見ていたのが印象的でしたw

テキパキと仕事をこなし、ロベルトが逮捕しようか渋ってるときにズバズバ進言するところもいいですね~ロベルトに「君も一度女に溺れてみるといい」って言われてるところも、なんかわかってるのかわかってないのかって感じで、エーリクはむしろこのままでいてほしいな、なんて思ったりw

もえこちゃんのお芝居、すんごく好きなんですよ。滑舌いいし、役をしっかりつかんでいる感じ。そしてなんといっても、ロベルトと並んだ時のスーツ姿がもう絶品!!!

ロベルトとエーリクでなんかバディものみたいんですけど!

もえこちゃん、見るたびにかっこよくなってて、宙組の中でどんどん気になる存在になってきてます。こういう下級生の成長を感じられるのって宝塚の醍醐味だよな~

しかも、もえこちゃんがやってるお役って星組時代に真風っちがやってたようなお役でもあるので、それもあってか、めちゃめちゃ懐かしく見てしまって、今回のまかもえコンビがすんごく好きになりました。

もえこちゃんの将来、楽しみですね~♪


■ジョルジュ・ヤーコブ:泉堂成

ジョルジュが初めて登場したときとか、バーでダンサーたちが踊ってるところとか、とにかくキラキラしててこれは誰や!?と観終わった後プログラムで確認したところ、泉堂成くんということが発覚!しかも105期生!?ついこの間初舞台に立った子たちがもうこんな大きな役をもらうのか!とびっくりしちゃいました。時が経つのは早いね~

とにかく笑顔が眩しく踊ってる姿キラキラしてたので、今後も追って見ていきたいな~
こういう輝く若手を見つけられるのはこれまた宝塚の醍醐味ですね。

 

その他、柚美さん演じるマーサウェリントン子爵夫人の貫禄とマダム感はさすが専科でしたね~

まっぷー演じるペーターは安心安定の心の安らぎでした。あんなホテル泊まりたいわ~ロベルトとのやり取りが良くてほっこりさせられた。

さおちゃんのリチャードはネイサンの回想で出てきたところから、ん?とちょっと怪しいなと思ってたんだけど、やっぱり何かありましたね。

春乃さくらちゃんのシルヴィと聖斗亜くんのオットーの場面は泣かされました・・・この二人も下級生なのにすごいね!今後注目したいと思います。


ホテルが舞台ということもあって一人一人の背景がちょっとずつ描写されて、それぞれが複雑に絡み合っていく模様がよかった!!

ホテルが舞台のストーリーは好きなものが多いな。

さて次はシャーロック・ホームズにショーもあるぞー!!!

ワクワクしながら待ちたいと思います♪

 


ホテルスヴィッツラハウス①~真風涼帆に当て書きされた唯一無二の珠玉の舞台~

2021-05-09 11:33:10 | 宙組
久しぶりのブログ投稿です。

ホテルスヴィッツラハウスのライブ配信見てから、書きたい欲がウズウズ…

私生活が毎日バタバタしすぎてまとまった時間が取れず・・・
(2児の育児は想像以上にテゴワイ・・・はい、初っ端から言い訳ですw)

アナスタシアも書けてないし、SAPAも中途半端なとこまでしか書けてないしどうしようかと思ったんだけど、書かないと後悔する!と、えいや!で書き始め。
(アナスタシアも絶対どこかで書くぞ!!!)

長文、乱文になりそうですが、お許しを!


※以下、ネタバレ含みます!!

 

 

 

 

 


ということでホテルスヴィッツラハウス

いや~ライブ配信見れて良かった~~~!!!

東京のブリリア公演、行きたくてしょうがなかったのに、なんせ期間が短いしチケット取れないしで泣く泣くあきらめた・・・
今は土日しかムリなんやーーーー!!!!!
そしたら、緊急事態宣言で梅芸は中止になっちゃうし、ブリリアは映像撮ってないらしいと聞いて、このまま配信も円盤も出なかったらマジでどうしよう・・・
と絶望しそうになっていたところ、ライビュとライブ配信やってくれるとの劇団の手厚いご対応。

本当にありがたすぎました。
一日の配信のためにセットも組んでくれて、稽古もしてくれて。本当に手厚すぎます。

でもさ、覚悟はしていたけど無観客・・・
いや、もうね、ほんと・・・拍手がないのツラすぎた。
こっちは画面越しに死ぬほど拍手送ったけど・・・
ジェンヌさんたちに届いたかな。。届いているといいな。。。

今まで見てきた舞台がいかに当たり前のものではなかったということに今一度痛感させられました。
これからは舞台一つ一つ、一瞬一瞬を大事に丁寧に観て感じて拍手を送っていきたいなと。

次は絶対劇場行くからね!待っててね!!


ということで、肝心の本編の話ですが・・・

一言でいうと見たいものが全て詰まっていた舞台。
今、欲しているものが全てそこにはあった!

とにかく、とにかく!!真風っちが最高すぎたーーーーーーー!!!

初日からTwitterの感想がなんかすごいことになってたし、初日映像もめちゃめちゃヤバくてすでにHP削られてたけど、、、

いやーもう全ての場面が、一挙手一投足が洗練されててとにかくかっこよすぎるんだ!
なんで男役が好きなの?と言われた時の模範解答のような真風ロベルト様!!!

これよ、こういうの宝塚でしか見れないでしょ!?っていう。
もう、かっこよすぎてため息でるし、体熱くなるし、ゴクリってしちゃうし、ニヤニヤしちゃうし、とにかくたまらんかったーーーーー!!!!!

細かすぎる好きなポイントは後ほど。

あと、ストーリーも好みで、伏線の張り方、回収の仕方、構成、人物の描き方、景子先生が描くヒューマンドラマ、好きなんですよね。
派手な盛り上がりというよりは一つ一つが丁寧に構築されてる。
人間の弱さもちゃんと描いてくれてて、そしてなんといってもトップと2番手をしっかり対立・言い合って衝突させどうやって着地させるかまで描いてくれる。
ヒリヒリする場面ではあるんだけど、これぞヒューマンドラマっていうのが好きなんだな。

あと、戦争ものだとどうしてもドイツ/ナチスが悪く描かれるけど、今回、ユダヤ人とドイツ人が両面とも描かれていたのが良かったな。
ドイツ人側にも一人一人ちゃんとストーリーがあるんだよね。
勧善懲悪なんて現実にはありえない。
そういう人間愛にあふれたところ、好き。

観終わってから気づくこともあって、ロベルトとニーナの「私がもしドイツのスパイだったら~」のくだりの場面。
ロマンティックで好きなんだけど、最後のリチャードの話を聞いてから思い出すと、ロベルトがリチャードみたいになっちゃう可能性もあったわけで、それをロベルト自身が分かっているからこそ、最後の方でエーリクに「君も一度女性に溺れてみるといい」的なセリフになるわけだなと。
それだけロベルトはニーナに惚れていたんだな~と思うと余計にムヒムヒしちゃうんだけどw

あと音楽もよかったな~
個人的にプロローグがめっちゃ好き。
演出もいいしドキドキワクワクする。
そしてなんといっても後半のLives in the theaterは涙なしには見られない!
もう歌詞があかん・・・ファンの気持ちを代弁してくれてるような歌詞。

そう、「客席の片隅で舞台に恋した」んですよ!
いや~もう思い出すだけで泣けてきちゃうな。
芸術を愛する人に突き刺さる舞台ですね。


では全体の感想はこの辺にして、続いて役ごとの感想!


■ロベルト・フォン・アムスベルク:真風涼帆

真風涼帆のために作られ、演じられ、愛される役!
いや当て書きだからそりゃそうなんだけど、もう何から何まで完璧すぎて、しかもそのすべてに説得力がありすぎて、もはやひれ伏したい。
もう真風ファンとしてこんなに幸せなことはありません。
景子先生にひたすら感謝・・・
好きなところがありすぎてもう挙げるのにそりゃ苦労する・・・が、挙げていこう。

・まず幕開き
三つ揃えのスーツに紺のロングコート、ソフト帽、ってもう初っ端から最高すぎるやろ!
しかもまた、声がイイのよ~ロベルト。
落ち着いた声でちょっと低めで。余裕のある感じ。
大勢口でのダンス、曲も相まってプロローグ最高すぎる。


・ニーナと出会い不安そうな表情をする彼女にホワイトチョコのホットショコラ―デを勧める大人の男!その子の一日を悪い日にしない姿勢がなんという紳士!
しかもその後、女性を口説くのには甘いものって教えられたとかなんとか、最初から口説くつもりだったんか!!!ともう大人の余裕かましすぎてクラクラしちゃう。 


・ホテルの最上階のディナーをとナチュラルに誘い、ナチュラルに手にキスをしちゃうやーつ!
なんかもうナチュラルすぎて怖いんだが!!!もうこんな人に出会ったらホイホイしちゃうわ!
(私が出会うことは一生ないw)


・男役のビリヤードタンゴ!
いきなり上着脱ぎ始めてベスト姿!たまらーーーーーん!!!
あのストレートなラインがね、好きなんです。真風っちの肩から脚までのラインが!
んで、キューを跨ぐ振りが最高。んで締めのキメキメバッコーンの目つき。痺れまくった。


・バレエリハーサルの後、ニーナと一緒に踊り始めるところ。
お堅い職業なのにちょっと無邪気な笑顔が垣間見えてキューンとしてしまう。
しかも、意外と結構踊れるロベルト。稽古場で観たときデュエダンかと思ってたけどこの振り、劇中で踊るんや!となる。素敵な振りだったな~
多分さ、ロベルトはドラマとかお芝居とかそっち系の世界も好きだったと思うんだ。
けど、自分の将来を考えたときに自分には向いてないとかって思って諦めたのかな~だからその世界にいる人たちが眩しく見えるのかななんて思ったりしました。
そういう気持ちちょっとわかるので(役者志望とかではないけど)めっちゃ共感してしまった。


・「私がもしドイツのスパイだったら~」のくだりのキスシーン。
いや、もうなに!?めっちゃナチュラル!!!
なんていうか、今回真風っち、極限までリアルを追及してませんか!?
宝塚なんだけど、めっちゃリアルにありそうな感じで、手は添えてるけど見えそうなキス!
このドキドキが今後加速してしまう・・・
ほんでもって、上手いこと相手の質問をかわして、自分のペースに持っていく・・・
大人の男すぎる~こんな人に騙されてみたい・・・
でも自分が自分じゃなくなりそうだ。。
ニーナはすごいよ。こんな人に出会ったのに自分の夢にまっすぐになれるんだもん。


・エーリクからヘルマンをまだ逮捕しないのかと言われる場面。
あの紺スーツだけでもたまらんのに、そこでタバコを吸い始めるロベルト。
このタバコを吸う一連の動作がもうね、オ・ト・コ!
私キスシーンフェチだとずっと思ってきたんですが、今回タバコ吸いフェチだと思い知らされました。
あの、タバコ吸い始めて頬をすぼめて吸って、煙吐いてちょっと上向いたりするの、
もうかっけぇよぉおおおおお!!!
しかもこのときちょっとイラついてるのも、なんかイイんですよね。もはや何でもかっこよく見えてくる始末。
エーリクは八つ当たりされててごめんよwイケメンだから許してあげてw


・親友からの手紙で落ち込んで飲んだくれたニーナを部屋まで送って行って、話を聞いてあげて、慰めてあげてその後ベッドに・・・のシーン。
いや~もう心臓バクバクが止まりませんでした。体温の上昇を抑えられなかった。
まずね、ポロポロ泣くニーナを優しく頬を撫でるとこ。
手の甲側の指で撫でるの!めっちゃ美しすぎる!!
相手のことを愛おしいと思ってることが伝わりすぎてもううひゃ~~~~って感じで、その後ナチュラルにベッドに誘導、からの・・・カーデガンスルっからの、雄の目つき(なんなのっこの目は!!!)をニーナに向けつつネクタイを緩めるところ・・・
肩に手を添えて、ニーナのリボンをしゅるしゅる・・・しゅるしゅる・・・(エンドレス反芻)
そしてゆっくり身体を支えながら押し倒す・・・
そこに一切の焦りはない、美しくて絵画のような映画のような名シーン。
相手のことを包み込みながら大事にしながらこの流れ・・・
もう完璧以外の何物でもない。
なんなんでしょう。もうほんっとに!こんなの見たら現実には戻れなくなりそうだ・・・

・バレエ終演後の、ヘルマンとの熱い抱擁。
もう、このシーン大好き。あの固く抱き合ったときに、ロベルトが腕でぎゅっとして、そのあと目を見つめる二人の表情が胸熱すぎた。
分かり合ってる。この二人完全に分かり合ってる。そのまんま、信念を同じくするまかキキやん!
景子てんてー(T0T)ありがとう。。。もう感謝しかない。


・アメリカに行くことを決意したニーナにやんわりと振られるが、クリスマスカードを送ってもいい?と言うところ。
なにそれ、なんかいきなりかわいくないですか?
クリスマスカードっていうところがもうなんか、めっちゃ欧米の紳士だ~
うん、クリスマスは特別だもんね。
でもさ、ここで変にしつこく追っかけるわけでもなく、内心はめちゃめちゃ寂しいし離れたくないはずなのに相手の幸せを願って送り出すところ。
好きや~真風っちって結構こういう最終的に女性側の意思を尊重して決して束縛しないという役、めちゃめちゃ似合うよね。ダニーといい、ディミトリといい。
そしたらちゃんと女性は戻ってくるんですよ!!!
男性陣、ここはしっかり観といた方がいい!束縛してもいいことないよ!(誰目線w)


・ニーナと再会してエーデルワイスを送るロベルト。

出会った場所、このホテルで再会するというところが何とも粋で彼らしい。二人だけの"大切な思い出"がある場所。

最後に告白して、ニーナと抱き合った時のロベルトのなんとも幸せそうな顔が印象的で忘れられん。
お堅い職業だからこそ、こんなホッとできて自分自身のままでいられる居場所が彼にも必要だったんだろうなぁ。
この日のために1か月休まず働いたところもなんかかわいくて。もう最高でした。


・爽やかフィナーレ!!!
なんか白基調で夏を感じさせる衣装でよき。デュエダンはお芝居の続きみたいで!
今回は久々にリフトもあって幸せ感満載でした♪ダンスも合っていたので次のショーもますます楽しみ!


ということで、たくさん書いたけど、大人な余裕を感じさせる男でお堅い職業なのに、所々温かみを感じさせる表情やしぐさ、そして一瞬にして雄になるそのギャップにとことん落ちまくりました。。


真風っちだけで書きすぎたのでw、続きは次回。