#プロダンサー 新着一覧
愛の横顔 ~100万本のバラ~ (十六)
こんやは人恋しくもある栄子だ。35才という年齢が、現実感をともなって栄子に襲いかかっている。そんなときの正男の出現だ。なにかしら運命めいたものを感じてしまう。- こんやは人恋しくもある栄子...
愛の横顔 ~100万本のバラ~ (十五)
栄子と正男のふたり、こぢんまりとした5、6人の客が入れば満席となってしまう小さなバー...
愛の横顔 ~100万本のバラ~ (十四)
「もういい、やめろ! 今夜はここまでた。これ以上ムリして、もっとひどくなったらどうする...
愛の横顔 ~100万本のバラ~ (十三)
沙織とは、あの旅行を境として疎遠になっていた。いまはただ、自宅とバイト先を往復するだけ...
愛の横顔 ~100万本のバラ~ (十二)
正男が目ざめたとき、沙織の姿はなかった。脇のテーブルに「さきにかえる」との走り書きがあ...
愛の横顔 ~100万本のバラ~ (十一)
正男に言ったのかひとり言なのか「まず、セビジャーナスね」と、うなずいている。あくびを...
愛の横顔 ~100万本のバラ~ (十)
一旦は仲直りができたはずだった。スペイン村で諸々のアトラクションを楽しみ、ようやくいつ...
愛の横顔 ~100万本のバラ~ (九)
観光特急しまかぜの車内にいるふたり。沙織のこころないに焦りがうまれていた。「玉の輿だ...
愛の横顔 ~100万本のバラ~ (八)
松下の居ない部屋で、ひとり取りのこされたユカリ、これからのことを考えると不安でいっぱ...
愛の横顔 ~100万本のバラ~ (七)
昨夜も口論となった。中食と称される総菜類をならべるユカリに対し「たまには料理ぐらいし...
愛の横顔 ~100万本のバラ~ (六)
激しい雷雨のなか、東京駅のとけいは夜の九時をさしている。ひさしぶりの外出をした松下だ...