#星座の会 新着一覧
短歌研究が選んだ五首:作品自註
短歌研究社の「短歌年鑑」に五首首えらばれた「短歌」に寄稿した六首からのもの。いずれも「相聞」だった。・汝(なれ)はいま大人の表情見せたりき紫式部のいろ淡き日に・舗道(しきみち)を踏みしめ...
飛翔する鳥の歌:尾崎左永子の短歌
・望まざる地上の戦史みおろして飛翔する鳥または魂 2015年に開催された「色紙展」の出...
春玉葱歌:尾崎左永子の短歌
・独りよりふたリはよしと春玉葱のスープ盛りつつ言葉はいはず「尾崎左永子八十八歌」所収。...
孔雀の歌:尾崎左永子の短歌
・炎天の檻に飼はるる孔雀ゐて檻を宇宙なしたる威厳「尾崎左永子八十八歌」所収2015年開...
霊(こころ)の力のうた:尾崎左永子の短歌
・かまくらや草木蟲魚もろもろの霊(こころ)の貸したまへわれに 「尾崎左永子八十八歌」所...
独りのむ酒の歌:尾崎左永子の短歌
・独りのむ五勺の酒にありありと花ある過去に還りなんいま「尾崎左永子八十八歌」所収。20...
残雪の富士の歌:尾崎左永子の短歌
・残雪の富士の片身が昏れてゆく車窓に渾身の一日が終わる・「尾崎左永子八十八歌」所収。2...
花の香の歌:尾崎左永子の短歌
・影のごとつき(原作は漢字表示)くるものは人ならず闇に沈丁の香を曳く「尾崎左永子八十八...
遠白波の歌:斎藤茂吉の短歌
・まかかよふ真夏なぎさに寄る波の遠白波の走るたまゆら「あらたま」所収。この作品には「佐...
さくらの散る歌:尾崎左永子の短歌
・とどろきて風過ぎしかば一呼吸おきてさくらはゆるやかに散る「尾崎左永子八十八歌」所収。...
高速路の歌:尾崎左永子の短歌
・高速路の下の運河に雪の積む舟いくつありこの年の冬「尾崎左永子八十八歌」所収。2015...