#短歌レビュー 新着一覧
内面短歌・エデンの東
仕事場が閉鎖してから約二年合わせて書いた本は八冊勤め人時代に四冊と浪人時代に四冊に達す飛ぶように売れる本とは程遠く八冊辺りがいい所かも筆を折る後半生を思う時生き甲斐のないヤドカリの浜遠
内面短歌・鉱石標本
暦では秋に入るが真夏日に町を歩いて蝉の只中長いこと音信不通の待ち人と連絡が取れ胸は満ち...
内面短歌・今日の樹液
町外れ廃品回収業者から忘れた夢の断片を見る飛び疲れ落ちた野鳥は忘れられ別の野鳥がより遠...
内面短歌・時至る頃
芭蕉言う鳥啼き魚の目に泪この行く春は時満ちるはず冷え込みが思ったよりも深そうなつつじの...
心境短歌・蜂蜜の刻
久々に晴れ間が見えて暖かな春の妖精見える木洩れ日道端の忘れな草も知っている巣箱の蜜を幾...
自作短歌・賢者の石
後半生甘い喜び遠ざかりホイップパンで陶酔を得る吟行で花の名前を調べつつ町を巡れば歩く花...
日記短歌・文机
新宿か札幌かさえわからない雑踏に立ち帰れない夢詩人から賢人になり天に添うそうはいかない...
日記短歌・栞花
風呂上りいいアイディアを思いつき知的遺産を熱心に読む人類の知的遺産の一冊で新たな道のス...
日記短歌・詩の十景
友人がぜひお勧めのピアノ集イレーヌ・ルッソのリスト消え失せCDをごそごそ探しているうちに...
日記短歌・導火線
ビートルにコアな部分を叩き込むリトル・リチャードその高揚感次々に多様な形に変わり行く雲...
日記短歌・それとして
キャラメルのクリーム入りのパン菓子のクイニーアマンうっとり食す梅雨の朝くるみ割り人形バ...