おじさんのスポーツおたく奮戦記? 第2章:issanの諸国漫遊記!?

岡山のスポーツチーム、出身選手、岡山に関係する人々などを勝手に応援するissanの日本国内漫遊記 !?

第103回全国高校サッカー選手権 準々決勝の試合結果

2025年01月05日 09時56分35秒 | サッカー

第103回全国高校サッカー選手権大会は準々決勝4試合が行われました。この日でベスト4が出揃います。

試合予定は以下の通りです。

【準々決勝の対戦カード】

流通経大柏-上田西

明秀日立-東海大相模

前橋育英-堀越

静岡学園-東福岡

今大会は準決勝が11日(土)、決勝が13日(月)の予定です。まずは、準々決勝に勝つことに全力を注入しても、しっかり次への調整ができる日程になりました。但し、このスケジュールは絶対に関東勢に優位に働きます。この点は絶対に考えないといけない部分だと思います。成人の日に決勝を持って来る日程編成は絶対におかしいと感じませんか? 冬休み中にスケジュールを終える為にスタートを早めるなどの考慮が必要な時期に来ているように感じます。

試合結果です。

1月4日(土)

▽準々決勝

流通経大柏 8-0 上田西

   前半:6-0

   後半:2-0

得点者:

13分 山野春太(流)

17分 和田哲平(流)

28分 亀田歩夢(流)

37分 山野春太(流)

40分 和田哲平(流)

43分 亀田歩夢(流)

68分 奈須 琉世(流)

75分 柚木 創(流)

 

東海大相模 2-1 明秀日立

   前半:1-1

   後半:1-0

得点者:

34分 久保遼真(明)

40分 沖本 陸(東)

65分 高畑旺崇(東)

 

前橋育英 1-0 堀越

  前半:0-0

  後半:1-0

得点者:

55分 オノノジュ慶吏(前)

 

東福岡 0-0 静岡学園

 前半:0-0

 後半:0-0

 PK:5-4

⚽ベスト8の4校の内、関東勢が3校という結果を見ても、関東圏で開催されるこの大会が圧倒的に関東勢に有利に働いていることを示しています。しかし、それは何年も同じレギュレーションで開催されてきた大会なので今に始まったことではありません。今大会で唯一残った西日本のチーム、東福岡の健闘を願って止みません。

準決勝は1月11日(土)に行われます。準決勝、決勝は国立で開催されます。

【準決勝の対戦カード】

東福岡-前橋育英

流通経大柏-東海大相模

強豪校が集まった中で、東海大相模が異彩を放ちますね。神奈川を勝ち抜いたのだから弱い訳ではないのでしょうが、他の3校のこれまでの実績を見ると遥かに見劣りします。さて、これまでが運だけだったのか? 結論は試合が決すれば分かりそうですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

遅ればせながら初詣

2025年01月04日 21時12分35秒 | 日記

1月4日になって初詣です。

12月にも所用で行った沖田神社に今年初めてお参りです。

少なくはなって来たようですが、まだまだ参拝する方は多いですね。

沖田神社は沖新田全体の産土神として宝永6(1709)年に現在の地に移転して現在に至っています。広大な沖新田の氏神様ですから沖新田内外からも参拝者が多いのです。

 

当然、沖新田内に本社とクラブハウス、練習場を有するファジアーノ岡山の氏神でもあります。J1昇格を果たして迎えた新年にはファジサポの参拝も増えたことでしょう。

 

沖新田開墾には様々な伝説が残っていますが、その一つがおきた姫の人柱伝説です。現在では本田裏に沖田姫神社が建立されています。

 

まあ、そんな訳で今年の初詣は簡単に終わりました。1月には地区の行事で再び訪れることもあります。

まだまだお世話になることの多い氏神様なので、これからも時々登場するかも知れません。

ファジの新年御祈祷もあるでしょうしね。

よろしくお願い申し上げます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ファジアーノ岡山 16年の魔境生活を振り返る! その3:停滞期(2017年~2020年)

2025年01月04日 08時14分39秒 | サッカー

ファジアーノ岡山の魔境での16年間を振り返っています。越年企画になりましたが、今回はその3回目です。J2のことを「魔境」と誰が言ったかよく分かりませんが、私は誰かが言っているという情報抜きに『魔境J2』と呼んでいたように思います。また、誰かしら「J2沼」とも呼ぶようになりましたね。J1から降格して長らく抜け出せない底なし沼にはまり込んだ東京ヴェルディやジェフユナイテッド千葉、京都サンガF.C.などがそれを象徴する存在となりました。千葉と京都は「ズッ友」と呼ばれ、魔境に捕らわれた元J1クラブの代名詞になりました。

 

2016シーズン、初のJ1昇格プレーオフに進み、決勝に進出し、J1まであと1勝に迫ったファジでしたが、セレッソ大阪に「0-1」で敗れました。2024シーズンにプレーオフを制してJ1昇格を決めたファジですが、決勝で上位チームが下位チームに勝利してJ1昇格を決めたのは2016年のセレッソ大阪以来でプレーオフ史上2度目ということになりました。2015年のアビスパ福岡、2017年の名古屋グランパス、そして2023年の東京ヴェルディと3度リーグ戦上位チームがJ1昇格を果たしましたが、全て引き分けでの昇格でした。2018年、2019年、2022年は現行のJ1昇格プレーオフと異なり、J116位のチームとの入替戦を戦うレギュレーションでしたが、2018年リーグ戦6位からジュビロ磐田との入替戦(決定戦)に臨んだ東京ヴェルディは「0-2」で敗戦。2019年はリーグ戦4位の徳島ヴォルティスが決定戦に進出しましたが湘南ベルマーレと「1-1」で引き分けた為に昇格できませんでした。コロナ禍でプレーオフ自体が中止された2020年と2021年を挟んで、プレーオフの復活した2022年はリーグ戦4位で決定戦に進んたロアッソ熊本が京都サンガF.C.と対戦しましたが「1-1」の引き分けに終わり昇格を逃しました。上位チームのアドバンテージは殊の外大きく、下位チームがそれを打破する困難さがクローズアップされました。

Japanese J1 League - TheSportsDB.com

それでは、ファジの振り返りに戻ります。3回目の今回は「停滞期」と名付けました。2017シーズンから2020シーズンの4年間を振り返ります。

【2017シーズン】

J1昇格まであと1勝に迫った2016シーズンは昇格を逃したJ2クラブの宿命ともいえる容赦ない洗礼を受けることとなりました。いわゆる「草刈場」です。チームの中心として引っ張ってきたDF岩政が退団、GK中林はサンフレッチェ広島、FW押谷は名古屋グランパスへ移籍します。リオ五輪代表の矢島は浦和レッズへレンタルバックとなり、チームのセンターラインが全て抜けるという事態になりました。入れ替わって、鹿島アントラーズからリオ五輪代表のGK櫛引が期限付き移籍、レノファ山口FCからGK一森を獲得、FW赤嶺は完全移籍でチームに残留し、FW豊川もレンタル延長で残りました。更に松本山雅FCから喜山が復帰し、清水エスパルスからMF石毛が期限付きで、湘南ベルマーレからMF大竹が完全移籍で加入しました。塚川などのルーキーも加わってチームは新たなステージに移行します。

2017シーズンはJ1から名古屋グランパス、湘南ベルマーレ、アビスパ福岡の3クラブが降格し、前年のJ2首位の北海道コンサドーレ札幌と2位の清水エスパルスが自動昇格、プレーオフを制したセレッソ大阪とともにJ1に昇格しました。J3からはJ1経験クラブで初めてJ3に降格した大分トリニータが1年でJ2に復帰して来ました。前年J2最下位のギラヴァンツ北九州が入れ替わってJ3に降格しました。

この年のファジアーノ岡山の年間成績は以下の通りです。

13勝16分13敗 勝点 55 得失点差 -5

長澤監督3年目のシーズンは赤嶺の獅子奮迅の活躍で勝利を積み上げる時期があるものの、赤嶺の故障離脱期間は苦戦がつつきます。そんな中で一森がレギュラーGKに定着、FWからCBまでこなすユーティリティプレーヤーに成長した片山が活躍を見せました。豊川、石毛、大竹の3枚も存在感を示しましたが、昇格争いに絡むことはできずに13位でシーズンを終えました。

J1昇格プレーオフは3位名古屋グランパス、4位アビスパ福岡、5位東京ヴェルディ、6位ジェフユナイテッド千葉の4チームが進出し、名古屋と福岡が決勝に進出、決勝はスコアレスドローに終わり、リーグ戦上位の名古屋が昇格を決めました。

リーグ戦最下位のザスパクサツ群馬がJ3に降格しましたが、21位のロアッソ熊本はJ2ライセンスを持たないブラウブリッツ秋田が首位に立ったことで救済されJ2に残留しました。J3で2位に入った栃木SCはJ2復帰を果たします。J2は益々「魔境」の色が濃くなってきました。

【2018シーズン】

クラブはJ1昇格を本気で狙う姿勢を強く示し、大型補強を敢行します。上田、後藤が復帰し、その他にもJ2クラブでの主力クラスを全て完全移籍で獲得します。長澤監督4年目のシーズンに明確な昇格を照準に入れた強化を行いました。2017年限りで加地が引退、豊川はベルギーへ武者修行、篠原がアビスパ福岡に、片山がセレッソ大阪に移籍するなど主力の抜けた穴は大きかったのですが、それを補う大型補強で期待を膨らませました。

J1からはヴァンフォーレ甲府、アルビレックス新潟、大宮アルディージャの3クラブが降格、J3から栃木SCが復帰しました。前年、リーグ首位の湘南ベルマーレ、2位のV・ファーレン長崎が自動昇格、プレーオフを制した名古屋グランパスと共にJ1へ上がり、ザスパクサツ群馬がJ3に降格しました。

この年のファジアーノ岡山の年間成績は以下の通りです。

14勝11分17敗 勝点 53 得失点差 -4

開幕から3連勝するなどロケットスタートに成功したこのシーズンのファジは4月中旬まで順調に勝点を積み上げて首位を快走します。しかし、GWの頃から一気に失速することになりました。シーズンが始まって間もなく、2006シーズンから社長を務めた木村取締役がJリーグ専務理事に就任することになって社長を退任、北川さんが新社長に就任するという激震があり、その時からチームの低迷も始まりました。加えてチームの快進撃を支えたイヨンジェが骨折で長期離脱するようになると柱を失ったチームは全く勝てなくなりました。シーズン終盤まで調子を戻すことができないまま、15位でシーズンを終えました。大型補強の成果が中々出せないまま消化不良のシーズンでした。長澤さんはこのシーズン限りで監督を退任しました。

2018シーズンに加わった金山、高卒ルーキーで入団した阿部が今ではチーム最古参になるほどクラブは新陳代謝を繰り返すことになります。

このシーズンからレギュレーションを変更したJ1参入プレーオフはJ1ライセンスを持たないFC町田ゼルビアが4位に入ったことで、3位の横浜FC、5位の大宮アルディージャ、6位の東京ヴェルディの3チームでトーナメントを実施、勝ち抜いた東京Vがジュビロ磐田との入替戦(決定戦)に挑みましたが「0-2」で敗れ昇格を逃しました。参入プレーオフはこの後2019年と2022年に実施されますが、J1勢を破って昇格するJ2クラブは現れなくなります。

リーグ戦21位のロアッソ熊本と22位のカマタマーレ讃岐の2チームがJ3に降格することになりました。この年以降、瀬戸大橋ダービーができなくなり寂しさを感じることになります。

【2019シーズン】

長澤監督が2018シーズン限りで退任したファジは新たに有馬監督を迎えます。歴代の監督がDF出身であったチームは初めてFW出身の監督を迎えることになりました。チームは大きな選手の入れ替わりなく開幕を迎えました。

前年のリーグ戦首位の松本山雅FCと2位の大分トリニータがJ1に昇格し、J1からは柏レイソルとV・ファーレン長崎の2チームが降格して来ました。J3に降格したロアッソ熊本とカマタマーレ讃岐と入れ替わってJ3からFC琉球と鹿児島ユナイテッドFCがJ2に昇格しました。

この年のファジアーノ岡山の年間成績は以下の通りです。

18勝11分13敗 勝点 65 得失点差 +2

シーズン当初は試行錯誤しているように感じたチームはイヨンジェがゴールを量産するようになって順位を上げて行きました。7月には4連勝するなど昇格争いに加わりました。しかし、大事なポイントとなる試合に大敗するなどで最終的には9位で終わることになりました。チームはJ2昇格以降で最高の18勝をあげましたがプレーオフに届きませんでした。

J1参入プレーオフには、3位大宮アルディージャ、4位徳島ヴォルティス、5位ヴァンフォーレ甲府、6位モンテディオ山形の4クラブが進出し、徳島と山形が勝ち上がります。そして2回戦に「1-0」で勝利した徳島が湘南ベルマーレとの入替戦(決定戦)に進みましたが「1-1」の引き分けで昇格を逃しました。このレギュレーションは昇格には大変厳しいものとなり、「自動昇格以外に昇格の道はない」と思わせるようになりました。山形を指揮した木山監督は3度目のプレーオフ敗退となり、この悲運はファジの監督になってものしかかることとなります。

J2で22位となったFC岐阜と21位の鹿児島ユナイテッドFCがJ3に降格することとなりました。

【2020シーズン】

有馬監督2年目のシーズンを迎えます。ファジの財政状況は中々上向かず、大きな補強ができないままに開幕を迎えることとなりました。開幕戦のツエーゲン金沢戦にイヨンジェのゴールで勝利し、幸先良いスタートを切れたと思わせました。しかし、サッカーとは無関係のところでクラブは大きな存続の危機に瀕することになろうとは・・。

今から思えばとんだ茶番劇となったCOVID-19の為にリーグは3ヶ月以上の中断を余儀なくされます。一体、あのコロナ狂騒曲でに、昨年ある集まりに出席した時の会話です。私が「コロナに感染したことは一度もない」と言うと、「なんで?」と問われました。彼らは皆コロナ感染をしたことがある人々です。いや、PCR検査のからくりでコロナ認定されたといった方が良いのかも知れませんが・・? 私は「ワクチンを一度も打ってないからですよ」と答えました。mーRNAワクチンによって自然免疫を壊滅的に破壊された人々はコロナと称する感染症だけでなく、癌や心臓病、脳疾患にもなりやすくなりますから、死亡率が一気に高まります。そのことを暗に伝えたかったのですが、言葉の意味を理解されることはありませんでした。昨年、一体何人の著名人が鬼籍に入ったかは皆さんお分かりだと思います。それを誘発しているのが何なのかを真剣に考える時だと思いますよ。

閑話休題

話を戻します。6月下旬に無観客試合で再開した2020シーズンのリーグ戦は強行日程で試合を消化することになります。自動昇格制度は残りますが、プレーオフは中止になり、降格もなくなりました。調子を掴めなくなったファジは成績が低迷しました。変則日程はスタジアムの収容人数を制限した有観客になっても続き、このシーズンのファジアーノ岡山の年間成績は以下の通りになりました。

12勝14分16敗 勝点 50 得失点差 -10

J2参入当時のような惨憺たる成績で17位に低迷します。COVID-19がなければ順調に勝点を伸ばし昇格争いに絡めたと思われるシーズンは思わぬ邪魔が入り、近年では最低の数字で終えることになりました。

2020シーズン限りで赤嶺や上田、椋原などチームの功労者が退団することになり、変革を求められる時期になって行きます。

そんな中で上門や徳元、白井など新しい可能性を感じさせる新戦力が台頭の気配を見せて来ました。彼らは早晩J1へ個人昇格することになるのですがチームは新たなステージへ向かって行くきっかけとなるシーズンだったのかも知れません。

この年、リーグ戦で1位となった徳島ヴォルティスと2位のアビスパ福岡がJ1に昇格しました。

 

今回は停滞期として2017シーズンから2020シーズンを振り返りました。非常に苦しい時期が続いたのですが、やがてそれを乗り越えたクラブが悲願達成に向かって動き出すことになります。

次回はその4:悲願達成編(2021年~2024年)の昇格決定までの4年間を取り上げます。このシリーズは魔境脱出の為の苦闘16年のファジの歴史を4年ずつに分けた振り返りです。その16年は次回で一旦完結し、新たな世界へ挑むことになりますね。

よろしくお願い申し上げます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第103回全国高校サッカー選手権 3回戦の試合結果

2025年01月03日 07時04分59秒 | サッカー

第103回全国高校サッカー選手権大会は3回戦8試合が行われました。この日でベスト8が出揃います。

試合予定は以下の通りです。

【3回戦の対戦カード】

▽3回戦

東福岡-阪南大高

松山北-堀越

矢板中央-上田西

東北学院-東海大相模

高川学園-静岡学園

帝京大可児-前橋育英

流通経大柏-大津

明秀日立-帝京

やはり強豪校が残って来ました。青森山田の初戦敗退は衝撃でしたが、勝った方が強いということで・・。

第103回全国高校サッカー選手権大会/放送予定|チバテレ

試合結果です。

1月2日(木)

▽3回戦

東福岡 1-0 阪南大高

堀越 6-1 松山北

上田西 2-0 矢板中央

東海大相模 3-0 東北学院

静岡学園 2-0 高川学園

前橋育英 3-2 帝京大可児

流通経大柏 2-1 大津

明秀日立 1(PK:5-4) 帝京

⚽8強が出揃いました。プレミア王者の大津は敗れましたが、対戦相手が流経大柏でしたので番狂わせとは言えません。本命なき戦いの選手権はサバイバル戦に突入します。

準々決勝は1月4日(土)に行われます。

【準々決勝の対戦カード】

流通経大柏-上田西

明秀日立-東海大相模

前橋育英-堀越

静岡学園-東福岡

今大会の3回戦までの得点王は、堀越の三鴨奏太で5得点です。ここから得点王争いにも注目です。

今大会は準決勝が11日(土)、決勝が13日(月)の予定です。少し間隔が開くので調整が課題になるかも知れませんね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お節料理は無添加に限る!

2025年01月02日 19時55分17秒 | 日記

今日は何だかgooブログの調子が長い時間に渡って不調で、作成も投稿もできなくなりました。特に画像投稿は遅くまでできませんでしたね。

これはNTT本社へのサイバー攻撃に影響されている模様なのですが、昨今ではこのような事象が頻繁に発生していることが聞こえて来ます。

これらは、本来の防御態勢の構築が疎かになっている場合に狙われやすく、大企業とて経費節約で必要なところをケチっていればハッカー集団の標的にされてしまいます。

以前勤めていた会社で勤務部署のシステムがトロイの木馬にやられたことがあります。個人情報の流出は防げましたが、顧客請求に関するシステムが概ね被害を受けて、その修復に1週間ほど夜半まで残業して当たったことがあります。当時の偉いさんがセキュリティケーブルが高い為に安価なケーブルに変えて経費節約したと手柄を吹聴していたのですが、案の定ハッカー集団の餌食となりました。大事な部分をケチると数百倍の損失に繋がるという教訓として今でも持ち合わせています。特に自社システムをアウトソーシングする場合が殆どだと思いますが、回線をつなぐケーブルまでセキュリティは万全にお願いしたいものです。

私はシステムに関しては門外漢なので専門用語はチンプンカンプンなのですが、それでもデジタル化された今の世の中、基幹システムは絶対にサイバー攻撃を受けても跳ね返せるように出費を惜しまず万全を期して欲しいものです。以前のアナログだった時代が懐かしくなってくるようでは本末転倒ですからね。

 

毎年、年始のスポーツイベントは元日のニューイヤー駅伝と2日・3日に行われる箱根駅伝が注目されます。話題性のあるイベントなので当ブログでも毎年取り上げて来ました。しかし、考えてみればニューイヤー駅伝にしても、箱根駅伝にしても岡山に全く関係ないですし、私の母校が出場することもあり得ません。昨年度の大会で「全国に門戸を開く」という茶番劇を演じましたが、屁のつっぱりにもなりませんでした。

ということで、もはやこれを取り上げる意義も必要性も見出せませんので、今年から記事として取り上げることをやめにします。高校スポーツの中のサッカーとバレーボールに関してはライフワークとして岡山関連のチームが敗退したとしても継続して取り上げようと思います。

今年のお節料理は初めて石井食品の和風お節を購入してみました。

石井食品の各製品は全てが無添加ということはご存知の方も多いことでしょう。お節料理も完全無添加ということなので購入しました。

見た目が地味なのは着色料を使用していない為ですが、変な味付けもないので大変美味しくいただきました。

お品書きを見れば、添加物が一切入っていないことがよく分かります。原材料の後ろに/が入っていたら、その/の後に表記されているものは全てが添加物です。日本は添加物大国ですから、諸外国では禁止されている添加物でも何故か認められます。輸入食材が多いことと、消費者の過剰なまでの消費期限への拘りがそうさせたのでしょうが、日本は発癌性物質の宝庫に成り下がりました。

食品は特に「安かろう悪かろう」は命とりです。無糖とかノンカロリーは地獄への招待状だと思った方が良さそうです。食べるもの、飲むものは少々高くても国産で無添加に徹底的に拘るべきと思います。それでも摂取しないわけには行かないので、自己免疫力を高める努力を続けましょう。

添加物、ワクチン、薬品はその殆どが石油由来です。人は車ではありませんから石油を飲んでも動かないのですが、日本人はこの石油が大好物なようで困ったものです。日本人に癌が多いのも致し方ないことですね。自己免疫を添加物、薬品やワクチンで破壊し続けているのですから。

無添加の食品が食べられるなら少しでもその機会を増やす努力をしたい。

そこで、お正月は無添加のお節を食べようということです。

 

さて、ファジの今年はどうなりますか? ちょっと気になったのでファジゲートの記事を引用します。

J1元年への思いを揮毫し、クラブにエールを送る柴倉梨乃さん=山陽新聞社(中西弘之撮影)

出典:https://www.sanyonews.jp/fagigate

柴倉さんの揮毫の中に「専スタほしい!」の言葉があるのが何より嬉しい今年のお正月です。元記事は➡こちら

では、今年も頑張って全国津々浦々に出没したいと思います。

見かけたらお気軽にお声がけください。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

謹んで新春のお慶びを申し上げます。本年もissanは放浪すると思いますが見捨てないでください。

2025年01月01日 23時10分50秒 | サッカー

皆様、遅ればせながら・・ 

明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

年末年始のご挨拶 │ ショップニュース │ 伊東ショッピングプラザデュオ

元日だからと言って何かを決意するとかは特にありません。もう、この歳ですから、新たに事を始めることもそれほど多くはありません。

ただ、今年はファジアーノ岡山がJ1で戦います。そのことが全てのものよりも優先される事項です。

株式会社ファジアーノ岡山スポーツクラブの森井社長の新年御挨拶を転載します。出典は、https://www.fagiano-okayama.com/ です。

新年あけましておめでとうございます。

2024年は、悲願だったJ1初昇格をつかみ取る、クラブの歴史において大変重要な年となりました。長らくお支えくださった皆さまに、そしてファジアーノ岡山の勝利をともに願ってくださった全ての皆さまに、改めて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

Jクラブを持つ街の最大の価値は、その街の方々とともに、大きな目標を共有してそれを達成する、その一連の過程にあると考えています。昨年もJ1昇格プレーオフの期間、岡山に縁のある方々が、ファジアーノ岡山をJ1クラブにしようと行動してくださいました。責任企業をもたない県民クラブですが、目標を共有しながら全員で力を合わせれば、大きな目標を達成できることを証明できたことは、このクラブを皆さまとともに、今後さらに大きく成長させていく上で、とてつもなく大きな意味を持つものと感じております。

2025年は日本最高峰のカテゴリーへの挑戦となり、様々な取り組みが非連続な成長を遂げる大きな機会となるでしょう。シーズンパスはこれまで3,000枚強だったところ、すでに6,000枚を超える勢いでご購入いただいております。また、ファンクラブも同様に大変多くの加入をいただいております。そして、新規ご協賛のお問い合わせも大変多くいただき、日本最高峰のリーグに挑むにあたっての皆さまのご期待を強く感じております。
一方、J1クラブとして不足することも明るみになっております。一つひとつ挙げればきりがないのですが、その中でも、ここで共有させていただくべきことは、資金力とスタジアムだと考えております。

資金力においては、J2クラブの平均営業収入が20億円程度であるところ、J1クラブは50億円強となります。当クラブの現状の見通しでは、2025年度は28億円程度が予想され、それは過去の当クラブの収入と比較したときに大きく伸長はしましたが、一方、J1で戦う上では、大きな差という言葉で片付けられないほどの差を感じる金額差となります。J1に定着し、さらに数年後にタイトルを狙うクラブになることを目指すために、いち早くまずは40億円を達成できるよう、日々の活動に精励してまいります。

スタジアムにおいては、従前から申し上げていた通り、J1にいけば席数が需要に到底見合わないということが現実に起きることとなります。岡山の方に日本最高峰のサッカーをお見せすることを約束してここまで活動を続けておりましたが、今後はスタジアムの収容人数の関係で見たくても見られない方がほぼ毎試合、それも多数いらっしゃることとなります。岡山の方々はもちろん、県外からのビジターサポーターの来岡機会も制限せざるを得ない状況となります。

需要があるのにそれを満たせない、加えて安全な開催を前提にしなければならないにもかかわらず、コンコースの狭さなど満員ではない場合でも不安を抱える状態で、ご来場者の高い秩序とマナーに運用が委ねられる現状は、やはり健全ではありません。皆さまとともにこのクラブを成長させる上で、これらのことがその成長に制限をかけることにもなりかねず、私どもも施設のあるべき姿について、地域の重要なステークホルダーと早急に議論を進めてまいりたいと存じます。

長々とお伝えしてまいりましたが、今季も名実ともに『チャレンジャー』です。しかし、『最高のチャレンジャー』としてJ1で旋風を巻き起こすべく、まずはJ1に定着することを念頭に置きながら、1試合1試合に全力で挑んでまいります。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

株式会社ファジアーノ岡山スポーツクラブ

代表取締役社長  森井 悠


2025年はクラブも県民もまだ見たことのない新しい景色に遭遇する年になります。厳しい戦いとなりますが、乗り越えた先に輝く未来が待っていると信じて、全員で戦い続けましょう。

ファジは挑戦者です。失うものはないので果敢にチャレンジし続けないといけません。

素晴らしい1年にしましょう。

よろしくお願い申し上げます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第103回全国高校サッカー選手権 2回戦の試合結果

2024年12月31日 23時24分55秒 | サッカー

毎年、仕事は大晦日までと40年以上続けて来ましたから、還暦を遠く過ぎ去った今でもそのサイクルは変わりません。定年を過ぎ、年金受給者になりましたが、仕事を続ける意味はやはり第一に自らの体調の維持にあります。給与で得られる収入は微々たるものですが、少なくともファジやその他の岡山関連のスポーツクラブや母校の応援の為に費やす遠征費などを賄うことができます。何より、生活リズムが安定することが最大のメリットです。

若い頃は早々にリタイヤして悠々自適の第二の人生を夢見ていましたが、年齢を重ねてくると仕事をつづけながら、趣味に費やす時間を少しずつ増やして行けることは有意義なことと思えるようになってきました。人間は怠惰に生き物ですから、仕事でもしていないと1日約8,000歩は中々歩けませんしね。

今年も残り僅かになりました。ギリギリまで仕事をしていると年末という意識はほぼなくなるのですが、それでも時間は容赦なく経過していきます。

当ブログは、以前のGMO運営だったteacupブログから引っ越してきて2年半となりました。旧ブログの記事を全て引っ越せなかったのですが、teacupブログで約14年お世話になり、gooブログに引っ越して約2年半お世話になっています。多分生きている限り何かしら書き続けるでしょうから、個人的な生存確認として見ていただいてもいいですよ。

旧ブログ開設からその中心の一つだったファジアーノがJ1昇格を果たした2024年12月7日は、一生忘れない特別な日になりました。来季トップリーグで戦う地元クラブを応援し続け、その記録を残せたらこの上ない喜びですね。

2024年も僅かになりましたが、大変お世話になりました。2025年も良い年になるように頑張りましょう。

『第103回全国高校サッカー選手権大会 全国大会』 全47試合をTVerで無料ライブ配信:紀伊民報AGARA|和歌山県のニュースサイト

では、第103回全国高校サッカー選手権2回戦の試合結果を確認したいと思います。年末年始は高校スポーツ競技が目白押しですが、その中でサッカーと合わせて春高バレーも追いかけようと思っています。その選択は単なる興味の問題なので、ラグビーやバスケット推しの皆様には申し訳ございません。ご容赦くださいませ。

12月31日(火)

▽2回戦

高川学園 2-1 青森山田

静岡学園 2-0 高知

帝京大可児 5-1 大分鶴崎

前橋育英 2(PK:6-5)2 愛工大名電

流通経大柏 5-0 佐賀東

矢板中央 2-1 日章学園

明秀日立 2-0 近大和歌山

東海大相模 2-1 草津東

阪南大高 6-0 新潟明訓

東福岡 2-0 正智深谷

松山北 1-0 龍谷富山

堀越 2-0 津工

大津 2-1 札幌大谷

上田西 2-1 徳島市立

東北学院 1-0 滝川第二

帝京 5-0 金沢学院大附

⚽青森山田の初戦敗退は驚きましたが、そこは高校サッカーです。強いチームが勝つのではなく、勝ったチームが強いのです。毎回、最終的には本命なき戦いになる高校サッカー選手権。今大会の頂点に立つのはどこでしょうかね?

3回戦は1月2日(木)に行われます。

【3回戦の対戦カード】

▽3回戦

東福岡-阪南大高

松山北-堀越

矢板中央-上田西

東北学院-東海大相模

高川学園-静岡学園

帝京大可児-前橋育英

流通経大柏-大津

明秀日立-帝京

ベスト16の激突です。そろそろ頂点を意識する頃でしょうか?

いや、まだまだかな?

頑張ってほしいですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ファジアーノ岡山 16年の魔境生活を振り返る! その2:成長期(2013年~2016年)

2024年12月30日 23時14分28秒 | サッカー

前回、黎明期として2009年のJ2初年度から2012年までを振り返りました。ファジは16年という長期に渡ってJ2という名の魔境にいました。J1昇格を果たした今年までの歩みを4年ずつに分けて取り上げたいと思います。

 

2回目の今回は、成長期として2013年から2016年までを振り返ります。

2012シーズンからJ1昇格プレーオフがスタートし、3位から6位の4チームでトーナメント形式の昇格プレーオフを戦うレギュレーションが採用され実施されました。

第1回目のJ1昇格プレーオフは、3位の京都サンガF.C.、4位の横浜FC、5位のジェフユナイテッド千葉、6位の大分トリニータの4チームでトーナメントが行われました。この時は今年と同様に準決勝で2試合とも下剋上が起き、5位の千葉と6位の大分の間で決勝が行われ、6位の大分がJ1昇格を果たしました。この時の千葉を率いていたのが木山監督で、この敗戦から長い長いプレーオフとの戦いが続くことになります。また、5位でプレーオフに進んだチームが決勝に残ったのは、この2012年が過去一度だけで、今年5位のファジが決勝に進んだのが2度目ということもあり、「5位でプレーオフに進んだチームは昇格できない」というジンクスが出来上がりました。

また、2012年からJ2からの降格が始まり、初年度はFC町田ゼルビアが最下位となってJFLへ降格することになりました。この頃から、「上がるのは困難だが、残留するのも難しい」J2の魔境ぶりが際立って来ます。

それでは、2013シーズンから振り返って行きます。

【2013シーズン】

影山監督4年目となる2013シーズンは、J1からガンバ大阪、ヴィッセル神戸、コンサドーレ札幌の3クラブが降格して来ました。J1でも人気のオリジナル10の一角、ガンバのJ2降格は事件として報道されました。前年、1位のヴァンフォーレ甲府、2位の湘南ベルマーレ、プレーオフを制した大分トリニータがJ1に昇格しました。そして、JFLに降格した町田と入れ替わって、V・ファーレン長崎がJ2に昇格しました。J2はこのシーズンも22クラブ、年間42試合のリーグ戦となりました。

この年のファジアーノ岡山の年間成績は以下の通りです。

13勝17分12敗 勝点 56 得失点差 +4

ジュビロ磐田から荒田と押谷の2人のFWを獲得し、序盤は好調に勝点を積み重ねて昇格プレーオフ争いに加わりました。しかし、荒田が故障した夏場以降は勝ち切れない試合が増えてきてプレーオフ争いから脱落、最終順位は12位でシーズンを終えました。

2年目となったJ1昇格プレーオフは、3位京都サンガF.C.、4位徳島ヴォルティス、5位ジェフユナイテッド千葉、6位V・ファーレン長崎の4チームでトーナメントが行われ、3位の京都と4位の徳島が準決勝でいずれも引き分けで決勝に進出、決勝は徳島が京都を「2-0」で下して、初のJ1昇格を決めました。

【2014シーズン】

影山体制5年目となった2014年は大宮アルディージャから上田が期限付き移籍で加入、ファジに欠けていたゲームメーカーが加わったことで、プレーオフ争いに加わります。前年、J2で1位のガンバ大阪、2位のヴィッセル神戸が自動昇格、プレーオフを制した徳島ヴォルティスを加えた3チームがJ1に昇格、J1からは湘南ベルマーレ、ジュビロ磐田、大分トリニータの3クラブがJ2に降格しました。JFLからはカマタマーレ讃岐がガイナーレ鳥取との入替戦に勝利してJ2に昇格、敗れた鳥取はこの年から新たに発足したJ3に降格することとなりました。

J2はこのシーズンも22クラブ、年間42試合のリーグ戦となりました。

この年のファジアーノ岡山の年間成績は以下の通りです。

15勝16分11敗 勝点 61 得失点差 +4

18試合負けなしでプレーオフ争いに加わっていたファジでしたが、9月後半から失速、10月から11月にかけて4連敗を喫してプレーオフ争いからも脱落、最終順位は8位でシーズンを終えました。影山監督はこのシーズン限りで退任、長澤新監督が就任することになります。

「負けないが勝てない」とにかく引き分けが多いチームの悪しき伝統のようなものができてしまったのもこの頃です。

J1昇格プレーオフはJ1ライセンスを持たないギラヴァンツ北九州が5位に入ったことで、3位ジェフユナイテッド千葉、4位ジュビロ磐田、6位のモンテディオ山形の3チームで変則のトーナメントを行うことになりました。結果は準決勝でGK山岸の決勝ヘッドで勝ち切った6位の山形が決勝で準決勝不戦勝の千葉にも勝ち、6位からの下剋上でJ1昇格を果たしました。

プレーオフまでは進むものの昇格できない京都サンガF.C.とジェフユナイテッド千葉は「ズッ友」と呼ばれ、その後も長くJ2沼にはまり込むこととなります。

【2015シーズン】

長澤新監督の初年度となる2015シーズンは、元日本代表の岩政と加地の2人を獲得し、U-23日本代表で翌年リオ五輪にも出場する矢島を浦和レッズから期限付き移籍で獲得しました。前年J2で勝点「101」の記録を作った1位の湘南ベルマーレと2位に躍進した松本山雅FCがJ1へ自動昇格、プレーオフを制したモンテディオ山形もJ1に昇格しました。J1からは大宮アルディージャ、セレッソ大阪、徳島ヴォルティスの3クラブがJ2に降格し、初年度のJ3を制したツエーゲン金沢がJ2昇格を果たしました。入れ替わりにファジとJ2昇格同期のカターレ富山がJ3に降格します。その後、9年間をJ3で過ごすことになるとはこの時点では知る由もありませんでしたが。

ファジはこの年から「CHALLENGE 1」を掲げて新たな取組をスタートさせました。

この年のファジアーノ岡山の年間成績は以下の通りです。

12勝18分12敗 勝点 54 得失点差 +5

シーズン序盤は順調に勝点を加えて昇格争いを演じますが、GWの頃から一気に失速、早々にプレーオフ争いからも脱落します。夏場以降で少し上昇の気配を見せますが、最終順位は11位で終わりました。岩政、加地、矢島はそれぞれに良いところも見せますが、チームとしてのまとまりに欠けていたように感じています。

J1昇格プレーオフは、3位アビスパ福岡、4位セレッソ大阪、5位愛媛FC、6位V・ファーレン長崎の4クラブで争われ、福岡が決勝でC大阪を振り切ってJ1昇格を果たします。プレーオフが始まって初めてリーグ戦3位のチームが昇格することになりました。

リーグ戦22位となった栃木SCがJ3に自動降格、更にJ1経験クラブで初めて大分トリニータがFC町田ゼルビアとの入替戦に敗れてJ3に降格しました。

10月に起こった「ぶちくらせ」横断幕事件はファジの歴史の中でも暗い影を落とすこととなりました。そこから、数年間に及ぶファジサポが起こす幾多の不祥事に個人的には深く心を痛めました。そこから、段々とファジサポも成長して今に至るという感じではあります。

【2016シーズン】

長澤監督2年目の2016年はU-23代表候補の豊川が鹿島アントラーズから期限付き移籍で加わり、更にガンバ大阪から赤嶺も加わって攻撃陣の層が厚くなります。J1からはオリジナル10の一角の清水エスパルスが初めてJ2に降格、加えて松本山雅FCとモンテディオ山形も降格して来ました。J3からはレノファ山口FCがJ2に初昇格、FC町田ゼルビアが復帰しました。ファジとJ2同期組の栃木SCが降格したことで、J2参入同期のチームがなくなった年です。

この年のファジアーノ岡山の年間成績は以下の通りです。

17勝14分11敗 勝点 65 得失点差 +14

9月上旬まで順調に勝点を加えて行ったファジは上位でプレーオフに進める位置にいましたが、9月後半から秋恒例の失速劇を演じることとなり、10月の岐阜戦の勝利のみで勝ちがなくなったチームは最終的に首の皮一枚で6位に滑り込み、チーム初のJ1昇格プレーオフ進出を決めました。

プレーオフ準決勝は雨の降りしきるアルウィンで後半アディショナルタイムにあげた赤嶺の決勝ゴールで3位の松本を撃破、J1昇格まで「あと1勝」に迫ります。キンチョースタジアム(現:ヨドコウ桜スタジアム)で行われたC大阪とのプレーオフ決勝も雨の中で行われ、どうしてもゴールを割れなかったファジは終盤に喫した失点が重くのしかかり「0-1」で敗戦。悲願のJ1昇格にあと一歩届きませんでした。

チームは少しずつJ1に近付いているような成長の期待を持たせながらも、J1の厚い壁にはね返されていました。

今回は、2013シーズンから2016シーズンまでを振り返りました。

次回は、その3:停滞期(2017年~2020年)の4年間を取り上げようと思います。

よろしくお願い申し上げます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第103回全国高校サッカー選手権 1回戦の試合結果

2024年12月29日 22時08分04秒 | サッカー

昨日開幕した第103回全国高校サッカー選手権大会は、今日で1回戦を終えました。

『第103回全国高校サッカー選手権大会 全国大会』 全47試合をTVerで無料ライブ配信:紀伊民報AGARA|和歌山県のニュースサイト

早速試合結果を確認します。国立での開幕戦は帝京と京都橘の対戦でした。久しぶりですね。全国大会での帝京の雄姿。名門復活となるかどうかは大会を追って行かないと分からないかも知れません。

12月28日(土)

▽1回戦

帝京 2-1 京都橘

12月29日(日)

▽1回戦

高知 2-0 専大北上

正智深谷 2-1 長崎総大附

前橋育英 2-0 米子北

龍谷富山 0(PK:5-4)0 那覇西

大津 4-0 福井商

矢板中央 2-1 岡山学芸館

金沢学院大附(PK:4-3)0 鹿児島城西

滝川第二 2-1 山梨学院

静岡学園 2-0 広島国際学院

東福岡 0(PK:5-3)0 尚志

愛工大名電 6-3 明誠

札幌大谷 1(PK:12-11)1 寒川

日章学園 6-1 西目

松山北 1-0 東海大山形

東北学院 3-1 奈良育英

第103回全国高校サッカー選手権大会/放送予定|チバテレ

⚽岡山学芸館は矢板中央の「赤い壁」に苦しみ、2点をリードされて後半アディショナルタイムに突入。試合終了間際に香西のFKで1点を返しましたが既に遅く初戦敗退となりました。前々回大会で全国制覇を果たした学芸館ですが、前回は3回戦でPK負け、そして今回は初戦負けとなりました。勝負は時の運ですが、運を引き寄せるのは実力です。今大会は1・2年が中心でしたから来年以降に期待しましょう。

2回戦は12月31日(火)に行われます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ファジアーノ岡山 16年の魔境生活を振り返る! その1:黎明期(2009年~2012年)

2024年12月29日 14時10分37秒 | サッカー

2024シーズン、ファジアーノ岡山が悲願のJ1昇格を果たしました。思えばあっという間の16年でしたが、実に長く苦しい戦いの日々でもありました。昇格が決まった瞬間は頭が真っ白になって何の感情も湧きませんでしたが、少しずつ記憶を整理したくなりました。

2009シーズン、初めて岡山にJリーグクラブが誕生した年、地元の期待を背負って戦いの場に乗り込んだチームはJ2の壁にはね返されました。J1昇格などと口が裂けても言えないような惨状。惨敗の連続に心が折れそうになる日々を乗り越えて、16年の魔境での戦いに勝利して遂にJ1昇格を決めたファジアーノ岡山のJ2に記した軌跡を振り返りたいと思います。

今回は2009シーズンから2012シーズンまでの黎明期を取り上げます。

 

ファジが一度も昇降格なしで過ごしたJ2での16年間。それは、その年に生まれた赤ん坊が高校生になるまでの長い期間となりました。「いつかはJ1に上がれるのではないか?」という淡い期待はいつしか打ち砕かれ、生きている内にJ1には上がれないのではないかという不安の中で過ごしてきました。

16年間の軌跡というにはあまりに簡単ですが、その16年を思い出してみたいと思います。

J1昇格プレーオフ決勝のベガルタ仙台戦の試合前に掲げられたJ2昇格時のエンブレムのビッグフラッグ。そして、2018シーズンに変更された現行のエンブレムのビッグフラッグと入れ替わり、クラブの歴史を思い起こさせる演出となりました。「昇格」の2文字に長い苦難の時間を感じさせました。

【2009シーズン】

2008シーズンにJ2リーグで勝点「100」で圧倒してJ1に復帰したサンフレッチェ広島、そして2位でJ1に初昇格したモンテディオ山形と入れ替わって、東京ヴェルディとコンサドーレ札幌がJ2に降格。ヴェルディは2009シーズンから15年かかってJ1に復帰することになります。JFLからは、カターレ富山、栃木SCと共にファジアーノ岡山がJ2に参入しました。18クラブによる3回戦総当たりの年間51試合という地獄のリーグが幕を開けることとなりました。

初参入のファジアーノ岡山の年間成績は以下の通りです。

8勝12分31敗 勝点 36 得失点差 -44

そして、順位は18位。17位の同期昇格組の栃木SCとは勝点差「1」でしたが、このシーズンのファジの年間失点数は「84」と守備が完全に破綻しました。素人目に見ても戦力的に劣っており、Jリーグを勝ち抜く為には全く持って力不足でした。8月に3勝した時はこれで上向くかと思いましたが、9月以降は3ヶ月余りで1勝しかできず、最下位に沈みました。

同じ昇格同期のカターレ富山は15勝をあげて13位でシーズンを終えており、昇格組でも明暗を分けました。

【2010シーズン】

ファジをJ2に引き上げてくれた手塚監督が退任し、影山新監督の下で新たにリーグに挑んだ2010シーズンは、前年J2で3位までに入ったベガルタ仙台とセレッソ大阪、湘南ベルマーレの3クラブがJ1に昇格し、J1からは柏レイソル、大分トリニータ、ジェフユナイテッド千葉の3クラブが降格して来ました。この時はオリジナル10の一角であるジェフ千葉が15年上がれなくなるとは誰しも予想だにしておらず、この頃から「J2沼」とか「魔境J2」とか、面白いが恐ろしい2部リーグという考えが定着してきたように思います。JFLからはギラヴァンツ北九州が参入してきて、2010シーズンのJ2は19クラブの2回戦総当たり、年間試合数は36試合となりました。

この年のファジアーノ岡山の年間成績は以下の通りです。

8勝8分20敗 勝点 32 得失点差 -24

影山監督初年度は岸田、金、後藤、近藤などJ1クラブから新戦力を獲得、流経大から千明も入団して心機一転のシーズンとなりました。開幕戦のアウェー、愛媛FC戦を勝利して「今季は違うのか!?」と期待を抱かせましたが、J2は全く甘くなく順位は19チーム中の17位でした。得点「27」に対して失点数は「51」で攻守に力不足感は否めず、何とも消化不良のシーズンとなりました。

話題とすれば東大4年生の久木田が加入したこと。特別指定選手でこの年からJ2の試合に出場しました。初の東大出身Jリーガーとして最初は話題性先行でしたが、地道に力を蓄えて行くことになります。

【2011シーズン】

2011シーズンはJ1から京都サンガF.C.、FC東京、湘南ベルマーレが降格して、前年3位までの柏レイソル、ヴァンフォーレ甲府、アビスパ福岡がJ1に昇格していきました。JFLからガイナーレ鳥取が参入してJ2リーグは20チームで年間38試合を戦うことになりました。

この年のファジアーノ岡山の年間成績は以下の通りです。

13勝9分16敗 勝点 48 得失点差 -15

元ブルガリア代表のストヤノフを獲得して、3バックで臨んだシーズンは開幕戦で湘南ベルマーレに大敗し前途多難を予感させました。しかし、第2節の前日に発生した東日本大震災の影響でリーグ戦は1ヶ月半の中断を余儀なくされます。再開後は過密日程をこなしながらシーズンを消化する大変なシーズンとなりました。新加入のチアゴや金民均の得点力を生かして勝点を積む時期もありましたが、過密日程の影響からか思ったように勝てない時期も多く、最終順位は13位でシーズンを終えました。しかし、初めてボトム3を脱することができ、何とかJ2で戦える集団になったと感じさせるシーズンでもありました。

この年は後の主力となる石原や三村などの新人が加わった年でもあります。

【2012シーズン】

影山監督3シーズン目となった2012シーズンは、J1からヴァンフォーレ甲府、モンテディオ山形、アビスパ福岡の3クラブが降格してきて、前年のJ2で3位までのFC東京、コンサドーレ札幌、サガン鳥栖がJ1に昇格しました。JFLから松本山雅FCとFC町田ゼルビアが新規に参入してJ2は22クラブの年間42試合のリーグ戦になりました。

この年からはJ1昇格プレーオフが導入されることになり、更にはJ2からの降格もスタートしました。J2新時代への突入した初年度になりました。

この年のファジアーノ岡山の年間成績は以下の通りです。

17勝14分11敗 勝点 65 得失点差 +7

アルビレックス新潟から期限付き移籍で加入した川又が大化けして獅子奮迅の活躍を見せ、昇格プレーオフ争いにも加わる勢いでチームは年間8位に躍進しました。サンフレッチェ広島からGKの中林、DFの服部、FWの桒田を獲得して少しずつ戦力を充実していく年になりました。流経大からは後に「王子」と呼ばれ人気を博す関戸も入団しています。

ファジが初めてJ1昇格を照準に入れるきっかけともなったシーズンでした。

 

2012シーズンまでを足早に振り返りました。

次回は、その2:成長期(2013年~2016年)を振り返りたいと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする