ワンコ社長の大人の冒険 秘密基地

我が家の「秘密基地」計画をワンコ社長の大人の冒険記録として綴って参ります。

活躍に場を失った家具の再生

2017年03月04日 | ハンドメイド
工作(6) 活躍に場を失った家具の再生  


自宅で活躍の場を失った家具を改造して基地で使う事にしました。
改造元は自宅の間取りに合わせて作ってもらった三位一体の造作家具で
自宅ではカフェテ-ブルとして使っていたものです。

改造するのは  で囲った部分で、「電子レンジのラック」と
「ミニコンポのラック扉」、そして「開き棚」を増設します。



まずは改造内容をマンガ絵におとしこみながら寸法を決め、
ジグソ-でジャァ-と一気にカットしてパ-ツ化してしまいます。
次にサンドペ-パ-で軽くヤスり、仮組をしながらポンチで下穴を打ちます。
多少の失敗は味と捉えば済みますが、5mm超でズレてたりすると追加工が大変なので
マンガ絵を描きながらの寸法決めは慎重にやりました。

 



・電子レンジのラック
今回は Φ6 × 25 の木ダボを使って組み立てます。
ドリルストッパ(赤いの)とダボマ-カ-(画鋲みたいなの)があると便利です。

 

ダボあけは Φ5.5 の鉄工用のモノを使いました。
木工用ドリルは先端がネジ切りになっているので、ドリルの挿入力にストッパが負けてしまい
グイグイ中に入っていってしまうので、鉄工用(兼 木工用)がおすすめです。

 

あけたダボにダボマ-カ-を圧入し、接合対象の片材に えぃっ! と押しこみます。
この えぃっ! というのがポイントです。
押しこみが弱いと ポチ がつきませんので
恥ずかしがらずに えぃっ! と声に出しながら押しこみましょ-

 
 

ポンチが打てました。
ダボマ-カ-を使わなくても出来ますが、上手く出来たためしがないので
素直にダボマ-カ-を使った方が得策です。

 

ダボに木工用ボンドを垂らして、予め片材に打っておいた木ダボと
合体させて出来あがったのがコチラ です。

 
 

で、これは電子レンジ用のラックを支える為の柱(兼 敷居)となります。
どんな感じで使ったかは写真を見てちょうだい。
ちなみにこのラックは自宅用です。

 



・ミニコンポのラック扉
次はミニコンポのラック扉です。
写真の様な感じで木ダボ( ×4隅)を使って扉の枠を作ります。
反りの関係で枠が微妙に歪んでしまいましたが、この歪みは手曲げで矯正してあげます。
木ダボは軟性なので矯正が可能です。ここに限っては木工ボンドは多めが良いかな。
矯正により生じた4隅のズレはヤスって誤魔化しました。



塗装・乾燥後に 糸カスガイ を使って金網を固定します。
ついでに4隅を糸カスガイで繋ぎ、歪み矯正で柔になった木ダボの固定力を補強してあげます。



最後に 蝶番取っ手 を付けて完成です ^^





・開き棚の増設
両サイドに置き板を貼り、その上に平板をのせます。
置き板は板厚10mmのカラマツを使ったのですが、下穴をあけずに貼ったら見事に割れました。
横着するとダメですね。



扉には真鍮の取っ手を付けました。
あとはマグネットキャッチと帳番、そして開閉ストッパを使って組み上げれば完成です。
さらっと書きましたが、マグネットキャッチと帳番の取り付けに関しては
扉を開閉させながら左右のバランスとガタ取りを行ったので
微調整に30分ほど要しました。



完成です ^^



こんな感じに出来ました ^^



次は残った端材で何か作ろうかな ・・・・・



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