ワンコ社長の大人の冒険 秘密基地

我が家の「秘密基地」計画をワンコ社長の大人の冒険記録として綴って参ります。

打合せ 楽しい!

2016年07月17日 | 建築設計あれこれ
設計(8) 打合せ 楽しい!

資料をメールで送り、PCの画面を見ながら意思疎通が出来るのだから
固定電話とFAXしかない時代を思えば便利な世の中になりました。
顔をみながら話したければ、Skypeでも、LINEでも、しかも無料って、
あたり前の様に使っているけど、改めてIT革命の心地良さを実感します。

 

電話とメールで打ち合わせをさせていただくことも多かったのですが
この頃にはフレンドリーな関係性を築けていましたので
少々面倒な事柄でも問題なく調整が図れていたと思います。

*フレンドリーな関係性とはお友達っぽくという意味ではなく、
お互いの目的を協力して達成していく関係性のことで
 ・工務店さんは自社利益と顧客満足度の為に !!
 ・私たちは要求仕様を予算内で完成させてもらえる為に !!
みたいな感じのことです。

この日の電話MTGは約2時間、お題は仕様の確認etcでした、あざ-す 〆

建築模型 作り方

2016年07月16日 | 建築設計あれこれ
設計(7) 建築模型 作り方

気合いを入れて書こうと思ったけどやめたー
僕が書くより僕が参考にしたHPを紹介した方が理にかなっているのでそのHPというのが コチラ です。
これで終わらすのもなんだから建築模型を作る時にこれだけは気を使いましょう的なことを少しだけ紹介します。
〝 弘法筆を選ばず ″というけど素人はそんな偉そうなことを言ってる場合じゃなくて
カッターだけは薄刃で高価なモノを買った方がいいよ!! という話で
どうでもいい所は庶民の味方の100均カッターを使って
精度が求められる所には高級カッターを使うといった感じで使い分けると
高級カッターの替刃コストが削減できます!! という役立ちそうな当たり前の話。

 

どんなカッターを使ったかというと〝 OLFA製特選黒刃250μm ″
カッコ良く紹介させてもらったのでその切れ味を下の写真で確認してもらおうと思ったら
あれま- この時は100均カッターを使ってるわ(・・;

 

まぁ僕みたいに才能がある人は100均カッターでも出来てしまうのだけど
下の写真の様にスチレンボードのおもて紙100μm厚を残しながらの
カッティングする技が必要なわけでだからカッターは薄刃で高価なモノを使った方が成功率が上がるよ。

 

あとは 〝 1/50サイズを厳守しましょう- ″
なぜ1/50かは知りませんがそんなことを知らなくても全部1/50で考えた方が万事うまく行くので
だから1/50はとても重要でどれだけ重要かと言うと・・・
原寸2500mm×2500mmの1/50は 50mm × 50mm その片辺だけが1/51になったりすると 49mm × 50mm
この△1mm の違いが致命的なエラーと言うか組立てた時にズレているとカッコ悪いよね。
だから手先の器用・不器用は問われないけど性格が大雑把な人には不向きな建築模型の世界なのだ。

   
beforebeforebeforebeforebeforebeforebeforebeforebeforebefore after

あとは 〝 アイデア次第でいか様にもなりますよ- ″
床をフローリングにしたり、ベットやクローゼットを置いたり、鏡や化粧梁をつけたりすると
見栄えが良くなるのでアイデア次第でいか様にもカッコよくなるという話で
お化粧前と後の状態を before and after の写真で確認してみるとこんな感じになるのだ。
ちなみにフローリングは実際に使われる床材のサンプルを極限まで薄く削って使ったのと
クローゼットと鏡と化粧梁は自作してベットとソファは1/50フィギュアを買ってきた。

   
beforebeforebeforebeforebeforebeforebeforebeforebeforebefore after

屋根には煙突がのっかていてその煙突はセブンイレブンのアイスコーヒー用のストローを
使って作ってみたのだけどなかなかの出来映えに満足。
それから煙突を固定するには煙突囲いというものが必要でこれも本物と同じサイズで作って
煙突の固定には自宅にあったシリコ-ン補修材を使ったのだけどこれまたリアルな感じで満足。



作業時間はトータルで10時間ぐらいだけどアイデアを考えたりする時間もあるから15時間ぐらいは必要なので
またまた手先の器用・不器用は問われないけど気の短い人には不向きな建築模型の世界なのだ。
20時間と言っても連続して作業をしているわけではないので
作業中の机の上はこんな感じで誰も手を触れるな!! 的なアンタッチャブルな世界なのだ。



ハァハァハァ、そろそろ飽きてきたから書くのを止めようと思うのだけど
最後にエアコン製作中の写真をお披露目しますがホントはもっと
気の効いた写真があったハズなのだけど見つからなくて
ベストショットがエアコンの室外機を作成中の写真になっちゃった。



〝 実は2回作ったのだ- ″と苦労したぜ!! 的なことをアピールしたいわけではなくて
1回目は基本設計が始まった頃に自分で1/50の型紙を作図して作ったのだけど
仕様の検討を進めていく内に間取やらなんやらを変更したので作り直したのだけど
さすがに2回目はOさんにお願いして1/50の図面を模型の型紙用にもらって作ったという話で
何を言いたいかというと・・・
1回目に作った建築模型は仕様を検討する上ですごく役立った!!
2回目に作った建築模型は壁の補強や細部の設計変更を検討する時にとても役立った!!


建築模型

2016年07月10日 | 建築設計あれこれ
設計(6) 建築模型

建築模型は工務店さんが作ってくれると思われている方が多いかも知れませんが
私たちはその逆で、施主である私たちが工務店さんに対して〝 こういった建屋を作りたい ″
といったイメージを伝える為のツールとして使いたかったので、自分で作りました。

仕様検討をする際に手元に建築模型があると便利ですよ。
外構 (庭/塀/車庫/玄関アプローチetc) のイメージ創りにも役立つので、オススメです。

この章では室内限定で建築模型の出来栄えをお披露目させていただきますね。
下の写真2枚は多目的スペースで奥の右側の扉は 私の寝床 に通じる扉です。 

 

 


上から撮ってみました。 トイレと洗濯機はなんでも売ってるジョイフル本田で買ってきた
1/50サイズの模型で、化粧室の鏡は自作だよ。



 



ほんとはたくさん写真を載せたいのいだけど、まだ工事中だし、
完成の折に模型と現物をコンペアしてお披露目したいのでこの章ではここまで。

*ひとつだけ誤解をされないように伝えておきたいのですが
㈱O工務店さんは 建築3D-CAD + 大画面LCD がありますので
建築模型を作らなくても問題なく打ち合わせが出来ますので。


つづく

仕様 vs 施工費

2016年07月09日 | 建築設計あれこれ
設計(5) 仕様 vs 施工費

概算見積りの段階で予算をオーバーしていたので、
Oさんに協力してもらいながら二人三脚でCDの検討を重ねていきました。

工費を抑える為、建屋の形状をシンプルにしたり、水周りを集中させたりといった
基本的な事から、建具の細部に至るまで、仕様の確定作業と見積りを繰り返し、
書いた図案は27枚、仕様書の類は42頁。

仕様変更(追加/削除/変更etc)をお願いする時には、仕様書を改定し、
両者で認識のズレが生じない様に注意深く進めて行きました。
特に見積りに対しての ▲up ▼down は都度確認。


↓ 仕様書の一部を抜粋してご紹介

*課題整理表(変更履歴管理)
 
*仕様変更に対する見積り ▲up ▼down 精査


*追加仕様(工事開始直前で化粧柱の追加を依頼)



*仕様変更(工事着工後に照明器具の位置変更を依頼)


前項でも書きましたが、工務店さんとの打合せで大切なことは
自分たちの想いを具体的に伝えること、そしてエビデンスを残すことだと思います。


つづく

イメージを伝える

2016年07月08日 | 建築設計あれこれ
設計(4) イメージを伝える

工務店さんに詳細設計を進めていただく上で、いかにイメージを正確に伝えられるかが要となるので、
図やWEB写真を使い、なるべくビジュアルで示すように心掛けました。


イメージを図や模型でビジュアル化したものをいくつか紹介させていただきますね。


↓ こちらは壁の補強をお願いしたい箇所を建築模型を使って図示 
   
 Design by potere  



↓ こちらはOさんと一緒にイメージを見える化した図
 Design by O san & potere


 Design by O san & deburin



↓ こちらはキッチンを図面化 

 
 Design by deburin


なかなか面白かったよ。


つづく