ポッと 芽が出る うたが出る♪

Violinレイトスターター”ぽっとめ”の 日々のあれこれ。

緩和のフロアにて

2018-05-27 08:57:43 | Violn


先日、緩和のために 入院している 合奏団仲間のために

トレーナーの先生方と団員有志と一緒に、ミニコンサートに参加させていただきました。

演奏会、発表会、お楽しみ会、新年会、告別式で 弾いたことはあるけれど

今回のようなコンサートは 初めてでした。



心の整理がつかないまま、

ちょっとパニクッていた私は、

個人レッスンの先生にも 変な質問をしてしまったり…。

モヤモヤのまま でしたが、

演奏するときは、一生懸命弾かせていただきました。



他の団員への報告や 諸々の整理をしながら、

このモヤモヤがどこから来るのか

自分の中を探っていました。



演奏したメンバーも いろんな考えがあって、

いろんな捉え方があり、

いろんな反応をしていて、

いろんな気持ちがあって、

でも どれも 共感できず

私は 一体何を 感じて、考えているのか?



ふと入院中の彼女の言葉を思い出しました。

「病気であっても 生活の質は落としたくない。」

そうやって 2年間一緒に弾いて 聴きあってきたじゃないか!




私は、対立的にとらえようとしていたことに気がつきました。

病人と、健康な人。

演奏する人と、聴く人。

癒す人と、癒される人。。。。

なんて 傲慢だったのだろう…。



きっと 彼女は この世を離れる瞬間まで、

音楽に 触れ続けたいだけなんだ。

身体の自由が利かなくなり 演奏はできないかもしれないけれど、

良い音楽を聴きたいだろうし、

一緒に弾いてきた仲間と 弾き続けたいだろうし。。。



そして 音楽がもたらす何かを 一緒に感じあいたい。






それには、もっともっと上達したいなぁ(;^ω^)