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2020年はパワリフ・ベンチ大会出ません

ラーメンの思い出

2008年09月11日 | Weblog
世の中、いろんなラーメンがあって皆さん何度も食べたことがあるだろう。味もミソ・醤油・塩・トンコツ・つけ・冷やし・焼きそばとバラエティーも豊富。それぞれ好みがあって食べるときには迷ったりすると思うけど、誰にでも「今まで食べた中で一番」というラーメンがあると思う。僕が今まで食べた中で一番美味かったと思っているラーメンは実はお店とかで食べたものではない…しかもインスタントというか…それは1992年に発売された日清ラ王である。発売当初はインスタント(初の生麺だが)なのに200円近い価格で手が出なかったが、1993年に鴻巣駅の近隣でマンション新築工事の際に現場監督で赴任していた頃、大体夕方5時には職人も引けて現場内は静かになるが、巡回やらスミ出しやらで一人で残っている事も珍しくは無い。そんな時に、仲良くなったガードマンさん(おじいさんぐらいの年齢)が詰所にコンビニでお湯を入れてもらったラ王を持ってきてくれた。何の変哲も無い醤油味のラーメンだったけど、11月の夕方の寒さと空腹感でものすごく美味く感じた。「監督さん若いんだから一杯食べなきゃダメだよ」と言ってくれた菅谷さん。それから一ヶ月して自分は持病の尿管結石が悪化して本社に上がったけど、当時の上司は2現場位菅谷さんを指名して使っていたらしい。口は悪いところがあるが、江戸っ子気質で義理人情に厚く、近隣住民ともすぐに仲良くなってしまう愛すべき人だったな。他にもいろいろとかわいがってもらったのに最後の挨拶もロクにできなかった事が残念でたまらない。部屋でラ王を食べたり、ラーメン屋の前を通り過ぎると思い出してしまうな。

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