
セミに限らず、虫類はつかもうとしなければ、案外おとなしく手乗り状態になる。そのうち動き始め、指を登っているうちに、針のような口を突き刺そうとする。注射針のような形状は、樹木に刺して樹液を吸うらしい。針を細かく確認するように探って、ここかな?と思ったらホントに刺そうとする。それが結構な力でかなり痛い。ただその行動は人を刺そうとしているのではなく、あくまで樹木と思って樹液吸いたくて刺そうとしているだけ。ひっくり返っているセミが、生きているか死んでいるかは、見たらすぐわかる。足を広げていれば生きているし、折り畳んでいれば死んでいる。腹に突起物の丸いパーツが2個付いていれば雄で、触ればジージー鳴くし、付いてなければ雌で、いじっても鳴かない。働き蜂の99.9%は雌で、ギンブナの99.9%は雌で、三毛猫はほぼ100%は雌。水槽にアメリカザリガニの雄ばかり入れておけば、3ヶ月後ぐらいに1匹が雌に変わって、腹に卵をかかえている。生物界の不思議。
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