満天の空にきらめく無数の星たち。これによく似た画像を星空とは関係ない場所で見る。造影剤を噴射しながらMRIで連続撮影した時の画像だ。肝臓の中の血管壁に穴(シャント)が無数にできてしまい、その穴を塞ぐ為にカテーテルで金属コイルを注入しまくる事5回。バイパスステンドの血流は確認できても、周りのコイルが白く光って脇の脾臓の大きさまで見えない。日医大の先生曰く「こりゃあ凄い数だ。見えて確認できるだけでも600は入ってるな。300万円じゃあきかないぞ」。確かに写真で見る綺麗な星座か大星団によく似ていた。それで見えていなかった脾臓の超音波検査を受けに行ったんだけど、やはり血小板を破壊するぐらい大きい事は事実でも、1年前に比べたら4割は小さくなってきている。なんてったって、肝臓の倍の大きさだったものだから、ある意味信じられないぐらいのデカさだった。もう少し経過観察が必要らしい。
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