短期放牧4 [少年期ノスタルジック]

今日は朝から小学二年生から五年間住んでいた能代市に来ています。僕が通ってた頃は「渟城第一小学校」という名前だったが隣にあった二小と統合されて「渟城西小学校」と名称が変わっていた。画像は見にくいが右に見えるのがバスケットで有名な「能代工業高校」である。ここ数年、母方の祖母の具合があまり良くないので、ゴールデンウィークとお盆には必ず帰省してるのだが、半日は能代に釣りをしたり級友を訪ねたり昔住んでいた家を見に来たりしてる。昨年のお盆に帰省した時も港で釣りをした後、16年振りで一番仲が良かった野球部の友達の家に顔を出しに行ってみたら、会えたには会えたのだが、仏前での再会となってしまった。彼の両親の話によると名古屋で家庭を持って幸せに暮らしていたが、同僚の披露宴の二次会の帰りに交通事故に遭いなくなったそうだ。アイツと暗くなるまで野球してた思い出がよみがえって号泣した。「生きてるうちにやりたい事を成し遂げよう」と決心したのもこの日だったと思う。もうアイツに会う事はできないけど、ソフトボール大会とかでグローブ見る度にキャッチボールした感触がほんの少し残ってるような気がする。よく
入り浸っていたゲーセンや駄菓子屋やデパートなど、跡形もなく更地になってたり繁華街の半分以上の店のシャッターが閉じたままだったりする光景を目の当たりにすると切ない。アイツの両親は旅行中だろうか？新聞受けにたまっていたので手紙と仏壇に備えるお菓子を置いてからもう少し街の中を散策して思い出を確認しようと思う。