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2020年はパワリフ・ベンチ大会出ません

冬のひまわり

2015年11月24日 | Weblog
春に種を蒔けば、夏に咲くひまわりが今咲いているという事は、誰かが意図的に夏に種を蒔いたのだろう。花を見ると普通のひまわりではなく、八重咲きのひまわりだとわかる。季節外れでも一生懸命に咲いている自然の力強さというか、逞しさを感じる。逞しいというよりは、しぶとい自分の生命力(笑)。致死率50%を何度もかいくぐり、最後の頼みの綱の手術で大量腹腔内出血しながらも、再手術が成功し、当時200例のTIPS の中でも希少な5症例で、予後1年前後だった記録を超えてから働き始め、前例が無い3年経過しても普通に働いている。通算4~5年も入退院を繰り返してリハビリばかりやっていれば、もう働く意欲も湧かないし、働く自信も無いままだったろう。その間、周りには絶望に近い心配をかけ通しで、終わりの無い闘病に巻き込んでいた。当たり前に普通に働ける感謝は、普通に過ごしている人には理解できないだろうし、理解しないまま年を重ねて行くのだろう。やりたい事はたくさんあって、やりたくない事も山積していて、どのような順番でこなしていけばいいのか混乱してしまいがち。でも、
今まで苦労をかけっぱなしだった嫁さんをもう少し楽にしてあげたいし、大事にしなければならないと思っている。人生の分岐点で、ほとんど相談もしないで決断した事に文句も言わずに、ずっとついてきてくれる。何度か医師からサジを投げられた時でも「あなたのせいじゃない」って、いつまで生きられるか先が全く見えなくなっても、容態急変で病院から呼び出しされても決して取り乱さず、側に寄り添ってくれている嫁さんを粗末になんかできない。自分の知らないところで(実家やうちの親に電話)何回か泣いてたらしいけど、目の前ではそんな素振りも見せずに普通にいてくれるぐらい逞しくさせてしまったのは全部僕が悪い。これからは世間並みプラスアルファぐらいは、いい暮らしをさせてあげたい。

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