全日本マスターズレスリング大会

過ぎてしまった事に「もしもあの時に…」というフレーズは何の意味も持たないけど、もしも11月の入院が無かったら是非とも出てみたかった大会だった。順調に練習を積んだとしてたった２ヶ月で、どこまで上達できるか想像もつかないけど、一般クラスは無理だとしてフレッシュマンのクラスでは自分の実力を試せるいい機会だと思ったから。閉鎖的な練習環境だと、どうしても井の中の蛙になりがちなので１人でも多くの相手と組んで練習なり試合を通じて自分の短所を洗いだした方が効率がいいと思ってる。キャリアが浅い者同士の試合なので、体力でかなわないなら頭を使えばいい。昨日の試合には各カテゴリーに豊島区協会の仲間達が多数エントリーしていた。去年秋の大田区大会で二位だった佐藤さんも二回戦まで勝ち進んでいたし、一番の励みは競技歴半年で９月に一緒に練習していた児玉さんが決勝まで駒を進めていた。惜しくもフォール負けで準優勝だったけど、次の試合の合間に他の選手のセコンド付いていたり大活躍だった。別の試合中、突然レフリーがストップさせて「何事？」と思ってたら「喋らないように」と二人の選手に注意していたのには観客も含
め笑えた。知り合いだったのか、よく練習する仲間だったのかはわかりませぬ。豊島区協会の選手達の次の目標は５月の大田区大会みたいだ。それまで練習できるぐらい健康を取り戻しているだろうか？今年中に試合デビューできるだろうか？昨日の大会で気が付いた事があったけど、エントリーが一番多かったのは最軽量の60kg以下クラス。パワーリフティングだと毎回最重量級と同じく一番少ないクラスだったのに…そう言えばアームレスリングのジャパンカップでも60kg以下級が一番激戦クラスだった。競技が違えば体格の分布も変わってくるのだろう。