この回の村田新三郎は
早川一派に後をつけられてるのを知ってか知らずか生麦村を目指すたみは
生麦村の旅籠麦屋について早速偵察かしらん
旅籠の娘に居所を聞き出してます
「このうちの人か
少し聞きたい事が有るのじゃ
このうちに中山五郎左衛門というお侍が居るはずだけど部屋は何処じゃ」
「五郎左衛門さんなら裏庭の向こうだよ」とうめが言っちまったわ
安政の大獄のはじまり・・・
まったく人騒がせな話だと
「拙者はこの浅草が嫌いだと申しておるのだ
このあたりに来たばっかりに左衛門殿は大川に浮かび
新三郎は女におぼれた」と平岡円四郎は未だに苦々しく感じてますが
とうの新三郎は生麦村で武士を捨て町人になって慎ましく暮らす日々ですね
たみが探し出して其処までやって来てるのにね
「新三郎はん 遠慮せんとどんどん食べなはれや
鯛なんかなぁ~なかなか釣れへんねゃでぇ」と上機嫌の五郎左衛門




「この前江戸へ行ったけど江戸湾に黒船が現れてるちゅ~うのに
ほんま~のんきちゅ~うかたるんどるちゅ~うか・・・何も緊張しとらん・・・」と
天下泰平の世が続き侍はたるんでるとおかんむりですね~
そんな楽しそうに食事する様子をそっと覗き見るたみの手が懐剣に
まあ親子三人の幸せそうな姿を見ちゃったらねぇ耐え切れませんよねぇ



「あかん・・・諦めたらあかん」と大声張り上げ刀を抜き振りかざす五郎左衛門の姿に
新三郎とみよも驚くけど五郎左衛門の大声で赤ん坊も泣き出して

「久しぶりの殺気やな~」と
五郎左衛門はたみの殺気を感じたとしたら辰五郎が見張り役としてつけた甲斐は有るわね~
「唯の駆け落ちでは無い
あの二人江戸で何して来たのや」とブツブツ・・・


明くる朝
「いない いない お初がいない お初がいない」と騒ぐみよ


「お初がいない・・・」


「お初 お初・・・」
『初 初 初』
「お初がいない」
『初』と泣き崩れるみよを抱きしめる新三郎
斬るより「思い知れ」と二人の一番大事なモノを奪うなんてちょっとなぁ~
たみの気持ちはよく分かりますけど・・・
早川一派に後をつけられてるのを知ってか知らずか生麦村を目指すたみは
生麦村の旅籠麦屋について早速偵察かしらん
旅籠の娘に居所を聞き出してます
「このうちの人か
少し聞きたい事が有るのじゃ
このうちに中山五郎左衛門というお侍が居るはずだけど部屋は何処じゃ」
「五郎左衛門さんなら裏庭の向こうだよ」とうめが言っちまったわ
安政の大獄のはじまり・・・
まったく人騒がせな話だと
「拙者はこの浅草が嫌いだと申しておるのだ
このあたりに来たばっかりに左衛門殿は大川に浮かび
新三郎は女におぼれた」と平岡円四郎は未だに苦々しく感じてますが
とうの新三郎は生麦村で武士を捨て町人になって慎ましく暮らす日々ですね
たみが探し出して其処までやって来てるのにね
「新三郎はん 遠慮せんとどんどん食べなはれや
鯛なんかなぁ~なかなか釣れへんねゃでぇ」と上機嫌の五郎左衛門




「この前江戸へ行ったけど江戸湾に黒船が現れてるちゅ~うのに
ほんま~のんきちゅ~うかたるんどるちゅ~うか・・・何も緊張しとらん・・・」と
天下泰平の世が続き侍はたるんでるとおかんむりですね~
そんな楽しそうに食事する様子をそっと覗き見るたみの手が懐剣に
まあ親子三人の幸せそうな姿を見ちゃったらねぇ耐え切れませんよねぇ



「あかん・・・諦めたらあかん」と大声張り上げ刀を抜き振りかざす五郎左衛門の姿に
新三郎とみよも驚くけど五郎左衛門の大声で赤ん坊も泣き出して

「久しぶりの殺気やな~」と
五郎左衛門はたみの殺気を感じたとしたら辰五郎が見張り役としてつけた甲斐は有るわね~
「唯の駆け落ちでは無い
あの二人江戸で何して来たのや」とブツブツ・・・


明くる朝
「いない いない お初がいない お初がいない」と騒ぐみよ


「お初がいない・・・」


「お初 お初・・・」
『初 初 初』
「お初がいない」
『初』と泣き崩れるみよを抱きしめる新三郎
斬るより「思い知れ」と二人の一番大事なモノを奪うなんてちょっとなぁ~
たみの気持ちはよく分かりますけど・・・