テレパシーの科学的な考察(霊脳研究1988年4月号より抜粋、加筆)
大脳生理学によると、脳にはニューロン(神経細胞)があり、シナプスを通して他のニューロンに接続されて、情報信号を伝達し合っています。
脳の働きは、人の精神活動によりニューロンやシナプスなどの活動に伴って、その反応による神経伝達物質や代謝物などの増減作用を行っています。
そして神経の情報は電気信号として発生しています。つまり、脳内は化学的な一種の電解質である訳です。
従って、化学的な信号系としてのニューロンやシナプス及び、神経回路などは電気的に見て導体であり、常に電気が発生したり、流れたりする複雑な電気回路網であると考えられます。
この様に複雑な電気回路網であれば、構成する部分が何らかの形でコイルとしてのインダクタンス(L)が存在し、間隙はコンデンサーとしてのキャパシティー(C)があり、当然のことながら抵抗(R)も存在することでしょう。
このことから、電気的なLCR回路として必然的に何らかの共振することが出来る、各種の周波数も必ず有るものと推測されるのではないでしょうか。
しかし、体内の細胞構造ともなればLもCもRも定まった、特定の値に固着しているとは思われません。
それは、起きて働いている時、安らかに寝ている時、恐怖の時、驚いた時、怒っている時、悲しんでいる時、苦痛を受けた時……などによって、瞬間的に刻々と変わっていると考えられます。
血を分けた肉親の場合はDNAに類似性があり、これらの細胞上の構造は、肉体的にも感情的にも遺伝から見れば非常に似ています。
当然、同じ周波数を固有共振として持つと推測してもよいでしょう。
一方、神経回路を共振させる電源はというと、脳のみでなく身体の全体から発生していると考えられます。
筋肉の動きに電気が発生することは、ガルバーニのカエルの実験でも知られています。
つまり、人体は化学的な電解質であるバッテリーが無限に存在するわけです。
ですから、脳の電気回路から見た電源回路のインピーダンスは零と想定されます。
同様に脳の生物的な共振回路も多数にパラレルにあるとすれば、Rはほとんど零となるでしょう。
この時の共振時のQは、Q=ωL/R=1/ωCRですから、Q≒∞となります。
無限大のQがあれば、相当微弱な電波(霊波)でも共振して、想像もつかない感度で信号を受けることが可能であり、送信にしても微弱な感情の入力信号で想像もつかない程に強くなります。これはアンテナ回路についても同様です。
よって霊界通信やテレパシーの虫の知らせや夢枕がある訳です。
脳電波と虫の知らせと想念波動(主に霊脳通信1994年4月号より抜粋、加筆)
アメリカで最近に発見されたことで、人間の脳からは脳波とは異なる、ある種の未知なる電波らしい信号・波動が日常的に出ている兆候があると、いうことが確認されています。
それはスタンフォード大学が開発したばかりの超伝導量子干渉計という、非常に微弱な信号・電波を計測できる機器を使うことで可能になりました。
それによると人間の脳からは日常的に、ある種の未知なる信号・電波が外部に向けて出ており、しかもてんかんやヒステリーなどの発作時には、さらに強く出るということも確認されています。
もしかしたら、その未知なる信号・電波こそが電波(EM波)とは性質も伝播媒質層も異なる、テレパシーと呼ばれている念波(CE波)の正体の一部なのかも知れません。
昔から人々は以心伝心と云って、心の想いが他の人に伝わることがあります。
別名に精神感応とか思念感応とも言われ、親子とか兄弟など肉親にはたとえ遠方でも良く伝わります。
強烈な感情を発する「人の死に目」には肉親の人へ夢枕に立つとか、災害や事故や事件などで生命の危急に逢った時など、肉親に虫の知らせとか胸騒ぎとして伝わることもあります。
参考資料として会誌1988年4月号に、テレパシーの科学的考察(上述)があり、原理的な説明がしてあります。
それは、超再生方式のラジオは帰還量の調整で受信機にも送信機にもなります。
つまり、人間の心(意識)は想念というエネルギーを利用した、一種の放送局でもあるし、受信機にもなり得るのです。
他人から発せられた想念波動を知らない内に自分に受信すると、その精神内容を無意識の内にイメージ化し、創化力で現象世界に形として具体化して、その人の身辺に実現することになるのです。
クリーブランドの著名な外科医、ジョージ・クリエ博士の理論によると、基本的に細胞は絶縁体と誘導子を備えた発電機であると言われます。
そしてそれは発振回路として作動するのだと言うのです。
発振回路とは、外部からエネルギーが与えられた時に、特定の周波数の固有振動数で振動する回路のことであります。
細胞は水晶振動子(クオーツ)やセラミック発振子と同じ性質をもちます。
そして、この回路の伝導体は、周囲に磁場が形成されるとインダクタンス(誘導子のL)を持ち、絶縁体との間隙には容量(C)が生じます。
その様な神経回路からは、波動としてエネルギーが放出されるとクリエ博士は考えました。
様々な医療器具を開発したグレゴリウス・ラコフスキーも、同様に細胞の細胞核は発振回路であるという結論に達しました。
細胞核は、小包体、染色体、ミトコンドリアなどの絶縁体や伝導物質で出来ており、それは固有振動数をもつ発振回路である可能性が大きいのだと言うのです。
つまり、心遣い・意識・思念にも力・エネルギーがあると言うことであり、言動と同様に力と運動に関する法則が働くことになります。
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