つまり政を執り行うには、統治者・政治家が天・神意に心・意識の波長を合わせて、天・神から発せられるメッセージを受け取り、神意に基づく法律とか政策や行政の執行が必要であると言うのです。
かつては、統治者の側には天からの声を聞くシャーマンが存在して、それに基づいて政を執り行っていたのです。
しかし今は正に、神からのメッセージが世の中を治める政治家や行政の人々を始め、民衆へも伝わっていない状況で、世の中が乱れたり、争いが絶えなかったり、人心が腐敗したり堕落したりして、難題の解決や創造には役に立たないのです。
人間社会における最大の弊害の起こりは、特権階級(国民を統治する政治家や権力者)や財界とか、上流階級にある貴族や富豪を始め、真理を説く宗教家にまで及んでいます。
それは、諸聖人の教えを無視して実質(人格・品性)を充実せずに、身分不相応な事象の形式である見栄や名誉や金品とか権力などの立身出世・光明富貴とかを尊び故郷に錦を飾るなど、メンツを護持して金儲けに邁進することが生き甲斐だと考え力を注いだ結果であり、利己的で退廃的な精神であるのです。
多くの人々は自分の優越性を示さねば、生きている価値がないかの様に思い込んでいるものです。
一般的に現代の物質的な面を重んじる現象界の社会生活では、他者との優劣を比較したくなり差別化しますから、必然的に他者との競合が生じて来て勝敗を争うことが度重なる結果として、自然に階級のような制度が出来上がってしまいます。
ここで言う本当の適者生存とは、高尚な人間が自分の名誉や出世とか利益のために他者と競争し、弱者や敗者を無理に押し退けて行くという意味ではありません。
例えば野望から武力で政権などを奪い取っても、何時か他の智徳ある者に奪い取られやしないかと心は休まらず、不安で言論統制や脅威となる者たちや集団を不当に弾圧・拘束・迫害・排除したりして、精神科学の法則に背き自らの徳を食い潰しているのに気付いていないのです。
権力者の一部は、地上を好き勝手に使うことのできる所有支配者であるかの様に偏狭と独善な思考から勘違いして、貪欲と高慢な考えに従って領土の拡大や資産などを追求する言動をしています。
例えば、「川の流れに逆らって上流に向って舟を押し上げて行く両手の力」との言葉が、「流れに勝つ」との意味がありここで「勝」とは、本当は相手や他者を倒したり殺したりして犠牲にする事ではなく、又相手や他者を押える事でもなく傷付けたり害する事でもなく、自分が社会的な地位・階級を上昇する為に、日々に於いて努力を惜しまず積み重ねる事だと解されます。
この意味からすると、例えばクーデターや戦争や侵攻を引き起こして、相手を害し傷付け倒したり殺す事は「勝」ではなく、「壊す」である事が解ります。
つまり「勝」事とは、相手や他者や周囲を害し壊し潰す事ではなく、自分が弛まぬ努力と苦労をしながら突き進んでいく理だと言えるのです。
人間のように高等な動物ほど精神の作用が複雑であり、且つ高尚な思考や意識を持っていますから、一般の動物のように単なる弱肉強食という畜生の様な人類の生存競争とは、自ずから意味が異なるでしょう。
つまり単に自己保存の本能や保身に訴えて自分の生存や欲望や安全のみを図ることは、心の法則からも却って自己の生存や安全を害するものであるのです。
人間の様に高尚な意識を持つ者は意識・言動の創造(創化)力を正しく使わなければ、破壊力に変えてしまう制限作用が自らや愛する者に伸し掛かって来て、利己的で過剰な営利主義が人間を霊肉共に支配して遂には破壊・自滅することになります。
相手を犠牲にして自分の欲望を叶えたり、利益とか権力を得ようとする利己的な方法では、何時か「奪うものは奪われる」という因果の法則によって、奪い盗って手に入れた権力や金品はやがて無くなり、下流階級で生活する智徳の低い者はどんな場合にも、急に高い階級に昇ることは出来ません。
政官財界など組織のトップやブレーンに位置する人々は、大衆に比較してより多くの人徳(人格や品性が高い)が備わってないと、組織の体制は吸引力が低下してバランスを失い弱体化して、崩壊の危機に直面したり役職の地位に留まることも困難になるでしょう。
組織体制の維持発展に於いては社会的な権力支配者層ほど、人格と品性が極めて高く天(神)意に通じて叶う神性なる意識を保つ必要があります。
高尚な知的生命体にとって利己主義的な意識と言動では、人格・品性の低下から霊性・魂は退化し、即ち徳が尽きて自滅の道を辿る事だけです。
何れにしても「自由意志」の使用・振る舞いには、当然に「自己責任・因果律」が付いて回る訳です。
因果の法則から他者への犠牲や破滅は自然との協調性を欠き、やがて自らへ反射作用して来て、自身が犠牲や破滅へと向かうのです。
暗黒面に陥った悪漢共は自らの思考と言動には、精神科学で説く法則の自己責任が因果応報として跳ね返りや循環して、自らに降り掛かり「自己処罰」をして自滅へと辿る事になるからです。
どの様な存在であっても自然の法則を無視して逸脱すれば、道を正そうとする摂理の働きで、バイオ・フィード・バックという超巨大サイ情報網系を通して、自然界に於ける秩序・調和・浄化・是正・清算の作用が動き出します。
人類の長い歴史に於いては文明の栄枯衰勢として、自然の法則に反する存在は淘汰され、自然の法則に適合・調和する存在は発展と繁栄が約束されます。
地球外知的生命体(五次元世界の住人)が言うには地球上には理性が欠落した一部のグループがいて、エゴが強過ぎて狂気で邪悪な闘争に明け暮れる情勢から、極めて危険が高く深刻な問題を引き起こして一時も目を離せないそうで、一部に見られる強い利己主義は地球以外の惑星にも人間の穢れた想念波動が届いて悪害を及ぼして、もはや許容の限度を超えていると言います。
旧イスラエル(ヘブライ、ユダヤ)の南朝ユダ2支族の末裔が抱く「選民意識(思想)」と、「約束の地」が与えられているとする伝説により誤った解釈と認識に固執して、利己的で世界情勢を煽って陰謀を企て国際紛争を仕掛けたり、無謀にも戦争を画策して世界の支配を計画実行したり、世界帝国の野望だとかに邁進しています。
端的に例えれば、布教を口実に植民地化の支配を進めて来たキリスト教原理主義教会は、人種差別や隔離による黒人や有色人種を絶滅させよとの主張を繰り返したり、黒人や有色人種は奴隷か家畜並みの対応や待遇しか認めない独善と排他性を抱き、女王蜂のためにひたすら働くだけで死んで行く「働き蜂」となる事を人間の「理想」と掲げ唱え、神意から逸脱した邪悪で偏狭な思想を持っている様です。
しかし、選民意識の元となったイスラエルの称号を神より与えられたとしても、証である契約の箱を持っていないのに不完全な思想だとも言えます。
1990年代に計画された李鵬・江沢民らによる「領土拡張計画」は、以下のように壮大な内容で日本列島に対して第一列島線と第二列島線が定めら、インドも豪州も2050年までに中国領土とする計画で、「遅れてきた帝国主義」といわれる中共が組織力・集金力・軍事力によって、永遠の世界帝国を築こうと夢見ているのです。
ミャンマーだけでなく、インドシナ半島・インドネシア・豪州・台湾・日本まで中国領土に組み入れる計画でなのであり、南シナ海・東シナ海・尖閣諸島・ブータン・ウイグル・チベット・モンゴルや、インド・ミャンマー・カンボジア・ベトナム・フィリピン問題も、すべての根源は中国共産党の優れ主義という、一種の自己陶酔による拡大野望であるのです。
習近平は、権力の誇示から自らを歴史上の始皇帝・劉邦とか、チンギスハンなどに重ね合わせて准え、「一帯一路」や「南水北調」に拘り「万里の長城」や「モンゴル帝国」と、同様な凄い業績を実現して後世に名を残そうと考えているのです。
自然・人間社会の調和という概念を理解できずに、世界制覇とか世界一を目指すこと自体が神意に背く訳で、それは中共の崩壊と滅亡を約束する道であるのです。
中共は中華思想なる優越意識を持っており、かつて「華夷(かい)秩序」のあった地域では、上下の差別意識による他民族支配思想で、漢族を華と称して「中華」と呼んで美化し、異民族を文化程度の低い夷狄(いてき)と称して蔑視していました。
「中華思想」とは単なるお国自慢、愛国思想ではありません。上下意識・差別意識による他民族支配思想である。その象徴が「中華」「中国」という国名なのです。
中国には、古代から「械闘」という伝統・習慣があり、周辺国には未だに200年前の奴隷狩り時代の国際感覚で、現代に存在しているとも言えます。
中共が行なう偏狭と歪曲した教育方針により、古来からの郷土文化の原点である民族固有の、伝統的な価値観に基づいた文化を喪失したとも言えます。
尚、未だ喪失して無いにしても政治思想や理念からして、社会の表に現すことが許されないのかもしれません。
【2013年3月17日、第12期全人代第1回会議の閉会式において習近平は国家主席として就任演説を行い、「中華民族は5千年を超える悠久の歴史を持ち、中華文明は人類に不滅の貢献をしてきた」「中華民族の偉大なる復興という中国の夢を実現するため引き続き奮闘、努力しなければならない」と述べてナショナリズムを鮮明にし、外交政策においてはヨーロッパまで及ぶ広大なシルクロードを勢力下に置き、鄭和の艦隊がアフリカの角にまで進出したかつての中国の栄光を取り戻すという意を込めて巨大な経済圏構想である「シルクロード経済ベルトと21世紀海洋シルクロード」(一帯一路)を打ち出した」】
この様に中華圏の統一戦争は大々的に始まっているのです。
中国経済の実態が僅か4つの家族、即ち蒋・宋・孔・陳の一族によって独占支配されて来た経緯があり、蒋一族が居なくなり李一族が台頭してきました。
つまり、中国は共産党が支配しているのでも、中国政府が支配しているのでもなく、李一族等、僅かな少数一族のグループによって現在も中国は支配されているのです。
李一族は、中国の元国家主席、李先念、台湾の元総統で李登輝、中国の元首相、李鵬などがいて、中国最強の秘密結社「三合会」を統率しています。
中共権力の正体は歴史的な、青幇や紅幇の秘密結社でマフィア集団グループであり、共産主義は隠れ蓑でヤクザ同盟の連合体ですから、昔から平気で人権蹂躙や強奪や非道や仏教弾圧と僧侶の大量殺害とか、かつての紅衛兵による文化大革命による大規模の追放と殺害とか、臓器狩りと臓器売買ビジネスの残忍で凶暴さが出来るのです。
故谷口雅春氏(生長の家創始者)によると、戦争や侵略や侵攻やテロ事件が発生する原因の根本は、小さな個人の利己的な怒りや闘争精神からすでに起こり、その闘争精神である悪想念の波が集まって集団的な闘争精神波の大きな渦巻きを作ると言われます。
その闘争精神である邪悪な想念波の強烈な波動渦巻きに、感受しやすいネガティブな人生観を抱いて同調の精神を持った者に感応して、扇動され示唆して一波は万波を呼んで増幅する結果エスカレートし、野望を抱く某国の権力者とか政治への不平不満を強く持つ者が対立し、世界各地に実力をもって内戦・闘争・侵略・侵攻・テロ事件を始めると言われます。
心から発する想念はエネルギーであると同時に、ものの実質であるのです。
ですから、暴政に対して感情の趣くまま直様に腹立たせて、不満・怒り・糾弾などの感情を抱いて反対・抗議デモなどに出るのではなく、一旦、頭を冷やして思考・意識を転換して、陽気さや光明のポジティブな気持ちになることも必要です。
各国の市民による自発的な反対運動や抗議活動のデモ行進や反戦集会などは、咎め・反目・怒り・憤り・非難・抗議が含まれて、天意に背き逆効果であり慎むべきでしょう。
反対デモなどでも政権への不平不満から、怒り・憤り・憎しみ・咎め・糾弾などの利己的な感情が先走り、ネガティブな言動であると言え独り善がりに成り勝ちです。
この事は人々が日々に於いてネガティブな意識・思考を抱くと、悪想念・利己的・暗黒面の渦巻きは大きくなる訳ですが、反対に、人々が日々に於いて心を鎮めて穏やかになりポジティブな意識・思考を抱くと、善想念・光明面の渦巻きは大きくなり平和・善良・幸せな想念波からは、調和と利他心を呼び起こし利己心を抑制する方向へ働きます。
各自の洗心と和気藹々で前向きな思考・意識は集合して光明波動の想念として渦巻き、ポジティブなエネルギーとして働きネガティブな想念を退けて消滅へと向かわせます。
日々の生活では理不尽な事柄も多く、精神を荒ら立たせる場合が多いですが、一息入れて心を鎮めこれも試練だと受け止め遣り過す覚悟が必要です。
法輪功が1999年6月に邪教リストに掲載されて、7月20日には当時の江沢民国家主席が「3カ月以内に法輪功を消滅させよ」「肉体を消滅させ、名誉を失墜させ、財力を奪え」との方針を定め、全土規模の弾圧政策を始めました。
それは、法輪功学習者の数が共産党員の人数を上回ることへの恐れと嫉妬からであり、610弁公室・防範弁・ネット情報弁公室は、「法輪功取締機関」として国家の総力を挙げて、あらゆる面から法輪功(ファルンゴン)への名誉毀損・集団絶滅・殺戮を行ってきました。
法輪功問題は中国の政治問題の核心であり権威主義からメンツを重んじて、共産党の「政権維持」の必要性から反対派や不穏な存在を脅威になると予想される、仮想な敵・集団・学習者を徹底的に排斥・弾圧・拘束・迫害・蹂躙・虐殺などを繰り返して、予期せぬ政治危機から逃れる為だそうです。
かつて、法輪功は法輪大法とも呼ばれ、佛法に基づく中国古来の精神修養の功法であり、「道徳的な枠組みである真・善・忍」という、原則・理念に基づき、1996年までは「百利あって一害なし」と評価されていました。
霊的に目覚めていない人というのは、「共有する価値観の縄張り内で自分の偏狭と排他的な認識で、理解できない存在の者たちを排除しないと怖くて仕方ない」という、錯誤する妄念の習性を持っているのです。
権力者たちは自分たちに都合の悪い思想や言動をする存在を排除します。
人は自分が望むモノや信じるモノとして、見たいモノを見たり、聞きたいコトを聞く傾向にあり、思考や判断の基準が確りしていないと客観的に見れず、主観的に見たり聞いたりした内容を偏向したり歪曲したり誤ったりする様です。
影の政府に操られた権力者たちは、権力者と既得権者に都合の悪い思想や言動をする存在の者たちの、活動を阻止しようと封じ込めて排除すべく取締が強化される様です。
しかし、別の見方では天に棄物(きぶつ)なしと言われて、都合の悪い思想や言動をする存在と言えども、何かの役割を担っていると考えられて、単に排除すれば良いと考えるのは偏狭と排他的で間違いであり、独善的な思考からでしょう。
霊性の低い邪悪な者に「平和を」とか「悪政反対」とか、「軍事的な挑発を止めろ」とか「兵器・武器を使うな」とか、何遍も叫んだり言い聞かせたり、「反戦集会を開催」したり、「デモ行進」をしても「馬の耳に念仏」と同じく、聞く耳を持たなくて無駄であり体験学習でしか気付けないのです。
ここで見方・視点を変えて、人間には「祈り」と「想像」から未来を「創造」して、紡ぎ出し切り開いて行く優れた能力が備わっていますから、意識を集中して実践しましょう。
1940年以降にロシア人セミョン・キルリアン氏によって実験され貢献が大きく、名を残した謎の発光写真「キルリアン写真」は、写真乾板の上に物を置いて高電圧・高周波放電で電界を作ると乾板に画像が写ることを、1891年にニコラ・テスラは偶然発見しました。この画像は色のついた後光かコロナ放電のように見えます。
キルリアン写真を用いれば“幽霊の影”を写し取ることができると主張 する者さえいる。つまり、乾板の上に半分に切った葉を置いて写真を“撮る”と、あるはずのない切りとった半分も含む葉の全体が撮影できるというのです。
この現象は物理的な葉は切り取って無いのに、恰もそこに在るかの様に撮影できる作用は、幽霊の影とも言われる様に高次元の領域に「雛型」が存在するからであり、高次元のアストラル界やエーテル界から現象界へ天下り投影されて物質化されるからです。
つまり、物質的な葉はアストラル体とエーテル体の力により現れていると言えます。
人間の目には見えていない高次元の領域については、欧州の超大型粒子加速器「LHC」とCERN理論物理学研究会で働く研究員、米ハーバード大学教授のリサ・ランドール博士の五次元空間の仮説では、四次元世界(時間と三次元空間)と密接した形で、時間、空間ともに一つ次元の高い、五次元宇宙が存在している。
五次元宇宙には、四次元世界が折り重なる様に多重多層階的に存在し、その間の時空を超えて重力子を通して情報と重力エネルギーは、パラレル・ワールド間で相互アクセスしていると言われ、目に見えない異次元の世界が私たちが暮らす三次元の空間を取り巻いている、壮大で超巨大な時空であるということを理論上、立証されました。
神智学で100年も前から信じられていた4層の「不可視の脳(深層意識)」の存在は、神道でも以前から信じられていて4魂在ると云われています。
他にも、米国の科学者バクスター氏は、1960年代に嘘発見器を使った実験で「生物感応現象(バクスター効果)」からは、植物にも感情があり既存の通信以外で意思の疎通が可能で、植物は人間が考えていることの感知反応を示し、高次の世界でテレパシー・念波を用いて、コミュニケーションしているのが分かっています。
中国では古代から「万物に霊あり」(全ての生物には魂がある)と考えられていました。
中国の政府要人らは深層心理学で言う「自己同一視」の作用を知らないようです。
彼ら自身の間違った想いと行動で心の奥にある潜在意識の力により、何れは彼ら自身を無意識の内に自己処罰の作用が働き出すことは明白です。
人の持つ心の力をマイナス的に間違って乱用すると収拾がつかなくなり自滅に至るでしょう。
ネガティブな者は、安心や豊かさや快適さや幸せを求めつつも、知らない内に手には爆弾や銃を握っていて、豈図らんや「己に背くが如く」に「自己処罰」をして、不安や不幸を招来していると言えます。
真の正義とは、暴力に対して暴力で立ち向かうのではなく、勇気を持って自制し、その痛みや悲しみに耐え、処刑される寸前に言われたイエスの言葉にある如くに、最後には神に向かって ”神よ、あの者たちをどうかお赦し下さい、彼らは自分のしていることが分からないのです” と祈りながら、相手を赦してしまうことを云うのです。
意識を高尚に保ちポジティブな心得で、平和の祈りと何に付け相手を赦すことで、魂・霊性のレベルが一段と上がり神性に覚醒を遂げて、準聖人並みのレベルに達する時がきます。
人間は他の生命よりも強く念じられる心を持っているにも拘らず、これを実行しない人々が多い為に、挫折や災難に遭うことも多いのです。
人類の未来は意志と意思の力(想念)が有れば、変えられるのですから再認識が必要で、その能力は皆さんが想像する以上に偉大なのです。
天命に気付いて努力を続け期待以上の活躍・偉業を成し遂げられた、マザー・テレサは「反戦集会には出席しませんが、平和の祈りには喜んで参加します」と言っていました。
今の現状を打開するには心を鎮めて『平和の祈り』が不可欠です。
2月に発表された第78回ゴールデン・グローブ賞では、この作品が映画部門の作品賞を、監督のジャオが監督賞を獲得した。
「ノマドランド」がアカデミー賞、監督賞など三賞を受賞し、アジア系女性初のオスカー監督賞に輝く。
しかし、4月25日に執り行われた第93回アカデミー賞(作品賞・監督賞)の発表だが、中国では異常なほど盛り上がっていない。
その背景には、本来なら中国で最大の注目作になる筈だったクロエ・ジャオ監督の『ノマドランド』に関する投稿が、中国最大のソーシャルメディアプラットフォーム「微博(ウェイボー)」から締め出されている事情がある。
ジャオ(中国語名は趙)監督は北京生まれで、同賞を受賞した初のアジア系女性となった。その快挙は2月の当初、全国民の勝利として中国で祝福されていた。
だが、その1週間後に発掘された8年前のインタビューの中で、中国に対して批判的ともとれる発言をしていたことから、ジャオは突如として中国社会の大敵になって報道規制されネット検閲された。
問題になった2013年のインタビュー(現在はウェブアーカイブでのみ閲覧可能)は、ニューヨークの雑誌「フィルムメーカー」によるもので、ジャオ氏はその中で、中国を「至る所に嘘がある場所」と形容している。
ジャオ氏の発言は、わたしが若い頃に得た情報の多くは真実ではなかったと、中国に対する侮辱と見なされた。
ジャオ監督は「中国には至る所にウソがある」と、本当のことを言ってしまって虚構国家から総スカンを食った。
それまではジャオ氏の才能をめぐって行われていた議論はすぐに、彼女の市民権についてや、母国に対する誇りと忠誠心の欠如を巡るものに変わった。
ゴールデン・グローブ賞での快挙を報じ続けていた中国のメディアは、直ちに批判的なコメントで溢れた。
昨年9月、ジャオ氏は同作品で、ベネチア国際映画祭の最高賞、金獅子賞を受賞した。
中国共産党機関紙・人民日報系の環球日報を始め、各メディアはジャオ氏を「中国の誇りだ」と称賛した。程です。
米国の第16代リンカーン大統領は、かつて「人民に事実を知らせることが、国家を安全にする」と語った。この言葉は、米国のニュージアム(報道博物館)に刻まれている。
しかし、言論の自由および真実を報道することを抑制する中国共産党の専制政権は、中国本土のメディアを厳しくコントロールするだけでなく、更に言論抑制の黒い手を自由社会にも伸ばしている。
今の人類は他の生き物とは違う進化を遂げるべき時代に入っており、貨幣や物質的な富を絶対的な価値と見なす文明は、もはや継続する事が許されていません。
今迄の様な覇権・制覇・支配を目指し権力闘争に明け暮れて、野蛮な暴虐や汚職と犯罪や利害の損得勘定で悪知恵によりずる賢く生きる時代は、ほぼ2046年頃迄に終焉を迎えるでしょう。
今日のように人の生き方が混濁し混乱して、不心得の不正・偽装・隠蔽する者が多くいる社会に生存するためには、正直とか善や正義をモットーとして貫くだけの単純な方法では、最早進むことが出来ないものです。
現在のように遠い過去から続く人間の利己心から起った社会的な弊害の中で、正面に生活して仕事をするにしても他者の生き方が混乱していますから、何に付け自分にも影響が及ぶようなこともあるでしょう。
私たちは政官財界の矛盾だらけで理不尽と不条理で、歪な世の中や組織の動きや流れには逆らわずに不正を無闇に糾弾したりせず、成るが侭や在るが儘の動きや流れに身を任せて、その辛く苦しく悲しく嫌な時を辛抱して難無くやり過ごす事が大切です。
どうしても止むを得ない場合には不道徳の形式を黙秘して、差し支えのない範囲内だけは相手の示す要求に応じて、自らは聖人の共通する教え(真理、正法、倫理)を体得しつつ実践し、他者に移し植えて人心を救済し、利己心から出た弊害を除去することに努力すると、物事はきわめて円滑に進むことが出来ると共に、自らの徳も積むことが出来るのです。
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