五次元世界へ誘う魂の道案内 ブログ

開運グッズと心の支配、成功と真の幸福の条件と要素 真の幸福を掴む心の法則3

真の幸福の条件と心の支配 当旧HP 2000/8/19~HP移転 2005/3/31---2022/8/ ブログへ掲載
幸福への道シリーズ(心の支配、幸福の条件)

開運グッズと心の支配(主に霊脳通信1989年8月号より抜粋)

 古来より人間の幸、不幸、富、寿命などは人智を持ってしても、計り知れない何か不思議な存在によって支配されていると考えられてきました。
 この世の中、一生懸命に努力しても遣ること為すこと上手く行かない人がいるかと思えば、反対にそれほどに努力や苦労もしないのに事物はスムーズに進展して順調に過ごす人もいます。
 人にはそれぞれに見えざる運命の糸に操られながら一生を送っていくものです。
 人間には超心理学の分野で証明されているように、潜在意識に働かせるように心の奥底から想い祈り念ずることにより、事物を成就させる力が備わっていますから、その能力を最大限に活用することによって、大難を小難に、小難を無難にしたり、不運を幸運に変えることも出来ます。
 この時に強力な手助けをしてくれるのが開運グッズなのであり、中には宇宙に充満しているサイ波動と共鳴して神秘的なパワーを放射したり、不思議な現象を発揮することもあります。

 自分の人生を心で支配するとは、自分の日々における一瞬々の心の中の状態が如何なるものであろうかと、いうことを知ることなのです。
 常に抱く想い、志、思考、願望、信念、信条、祈り、想念、意志などのイメージ内容によって積み重ねられ、その人の性格が知らず知らずの内に決まり、生活状態が定まり、環境も整い、境遇までも同化して人格が形成されて行き、やがて月日が流れると運命も決定してきます。
 人は誰もが、未来・将来への夢や希望や志を何か描き、夢や目標を追い駆け追い求め、抱いた夢を叶えるために日々努力していると云えます。

 若者向けの月刊誌や週刊誌を読んでいますと、幸運を呼ぶペンダントやブレスレットとか宝石、絵画などの広告をよく見掛けます。
 説明文によると、それらの幸運を呼ぶグッズを手に入れたり、持っているだけで直ぐにも幸運が得られるかのように書かれています。
 しかし、一方では疑問も残ります。
 それは、人間の運命とは、そのような安価なペンダントなどのグッズを少しばかり持つだけで、簡単に変えられるものかと思えることです。
 人の幸運、不運を小物のグッズ一つで容易に左右するとは、人の価値はそのような単純で安ぽっく低いものなのであろうか?。いや、そうではないと考えられるでしょう。

 自分の目標と願望と描く夢・志を実現させることの出来る人生は、自らの思考と意志と実践により決定され展開するものであり、それを有効に活用し手助けするのが道具であり、開運グッズであります。
 従ってそれらには善悪の差別とか方向性は本来無いものです。しかし、そのような原理を知らない人々も多いものです。
 そのために数百万円とか数千万円の絵画を始めとして、ネックレス、指輪、印鑑、宝石、壷、仏像などを悪徳業者とか、悪徳霊能者とか、霊感商法と称する怪しげな宗教などに騙されて買い込んだところで、運命は良くならずに泣いている人もあります。
 ここらで、自ら真贋を見極める、心や魂のレーダーを磨きましょう。
 何時の世でも同じでしょうが、このように悪徳な心得・詐欺の人々が横行していますから、真面目に働いている類似の関連した仕事の人々にまで、勘違いなどで影響が出て打撃を受けることがあるものです。

 ここで別の観方をしますと、幸運を呼ぶグッズを持つことで、自分に「これを持っていると幸運が訪れる」とプラスの暗示をしたり、心底から信じて念じていますと心の力の作用で本当に幸運が訪れることもあります。
 つまり、グッズの持つ力ではなく自分の心を意識して、意志と想念と祈りで支配することで幸運を呼ぶわけです。
 一方、悪徳業者や霊感商法などに騙された人は、不安や恐れに付け込まれた事は自分に甘い所や、弱い所があるとか心の隙があることを気付かせたり、「負カルマ(業)」において某の借財があり、それなりに大金を放出しなければならない運命である場合もあります。
 ですから、相手を恨まず負カルマの解消だと考えて「これで良くなる」と強く念じていますと、何時か不運から抜け出して幸運に恵まれるようになります。
 これは潜在意識では、本質の自分である魂や霊が進歩や向上を遂げるために、必要な学習・課程であると認知して幸せを希求する事とは裏腹に「己に背くが如く」に、魂が自らの課題・試練を無意識の内に求めたり、知らず知らずの内に引き寄せて課せられるのです。

 高次元より観れば「天に棄物(きぶつ)なし」であり、真理において損失はありません。
 つまり、「萬の物は悉く魂の意に従って出現し、用足りて自ずから姿を消す、円満具足で清浄微妙の世界。これ実相世界、これ汝らの世界。」であるのです。
 誰もが長い人生の間に時には失意で落ち込んだり、キズ付きながらも何かの経験を通して学び一歩一歩と前進しているものです。
 それは、自分の周囲にある事物・事象はすべて人格・魂・霊性を高めるための道具であり、教材であるからです。
 それらの事象を通して心を支配すべき技術(操縦術・意識)と心得を修得して、高尚な人間性の能力を開発するのです。
 あくまでも自分の心は事物とか他人によって束縛されるものではありません。あなたは自由自在の存在なのです。
 だからこそ、それだけ心の在り方(意識の操縦)・心遣いには自ら責任を負うことになります。

成功と真の幸福の条件(霊脳通信1992年4月号より抜粋)

 「成功」それは誰もが憧れるものです。
 そして「成功」に向かって皆は日々努力をし続けています。
 科学技術の進歩に伴い、物質中心の考え方が浸透して、多くの人々は経済的な「成功」こそが、最も財産・富を得て「幸福」になる早道であると思っているようです。
 ところが本当の意味に於いて人生の「成功」とは「幸福」になるであろうと思われる、一つの要素に過ぎないということを知らない人があまりにも多いようです。
 ここで、幸福になるための条件としての要素について考察してみました。

 真の幸福の条件には、下記の表に示すような各要素などが基本として挙げられます。

真の幸福の条件の各要素

 さてあなたはどれだけ掴むことが出来るでしょうか。

 他の人を押し退けたり踏み付けたりする気持ちで、いくら合法的であるからと無理な努力をして何かの事物に成功したとしても、阿漕・悪どいやり方では世間から人間性を疑われますし、いざ、これからという時になって世間から非難されたり、名誉を傷つけられることもあるでしょう。
 これは目的のためには手段を選ばずということであり、正しい生き方ではありません。
 人として為すべきことは何事にも「動機「とか「目的」が誠から出たものであり、成し遂げるための方法にも「三方良し」という誠意を尽くすことが真の幸福を掴むのです。
 つまり諺にある「急がば廻れ」です。
 また「成功」したとしても、身体を酷使したのが祟り健康を害して不自由な生活を送ることになったり、まだまだひと頑張りという時に過労死では話にもなりません。

 仕事一本筋で家族が愛想をつかして気が付いたら、一人きりの生活であってはつまらないでしょう。
 仕事も家庭も順調であったところで、国家が内戦や他国との戦争などで情勢が不安定では安住できるものではないでしょう。
 世の中の動きを見ておりますと、今の社会は学歴とか資格を持つ人が優遇されています。
 そのために高学歴や様々な資格が必要とされて、一流の大学への入学とか各種の資格を取得するのに本人は勿論のこと、家族までが奔走している有様で心の休まる時もなくストレスが知らずに溜まります。
 まして自分の本来持っている天分・個性・才能に気付かず、皆がやっているからと闇雲に努力をしたところで効果は少なく、知識や技能のみが優れていたとしても実社会では人格・品性が低いと、それらを活用する正しい智慧の機転・臨機応変やインスピレーションが浮かばなくて、応用できずに失敗したり心の焦りが出て挫折しますから、社会に認められず自暴自棄に陥り犯罪に走ったりすることが多いものです。

 ここで成功のみを重んじるのではなく、もっと広い視野・視点に立って多角的に見詰めてゆとりある人間生活として、自らに与えられる本当の幸福・価値を見つけ追い求めるようにしなければならないでしょう。
 会社に於いてはある程度の地位を得ることも、社会的な名声を得ることも、財産を貯えることも大切でしょう。
 しかし、一方では生命あっての「物種」と云われるように、長寿で達者も大きな財産なのです。身体が資本と云われることからも健康で元気も財産なのです。
 また、子孫に恵まれることも「子宝」といって財産であり、せっかく苦労して稼いだ財産も子供が居なければ相続も出来ず、日頃は家庭内に世代を交えた話し相手もなくて侘しいものです。
 つまり、人として真の「幸福の条件」とはそれぞれの各要素が平均と調和がとれて、ある程度に実現されている状態が存続する必要があるでしょう。
 目標・願望という夢に描いた自分に成り得ることが大切ではなくて、それに近づいて行こうと取り組み努力する心構えと実践が、人生にとって本当の意義があるということを知るのも大切です。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「旧HPより移転し再掲」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事